[CML 042642] 【「No Base!沖縄とつながる京都の会」共同代表の川口真由美さんや「戦争をさせない左京1000人委員会」呼びかけ人の藤原辰史さんも出ている書籍】京都に流れる憲法の水脈 詩人中村純さんインタビュー集
uchitomi makoto
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2016年 3月 24日 (木) 10:57:38 JST
我が「No Base!沖縄とつながる京都の会」共同代表の川口真由美さんや「戦争をさせない左京1000人委員会」呼びかけ人の藤原辰史さんも出ている書籍です。ぜひお読みください!
内富@「No Base!沖縄とつながる京都の会」&「戦争をさせない左京1000人委員会」事務局
京都に流れる憲法の水脈 詩人中村純さんインタビュー集印刷用画面を開く京都の市民や学者ら14人にインタビューした中村さんと編著「憲法と京都」(京都市左京区) 京都市左京区在住の詩人中村純さんが京都の市民や学者ら14人にインタビューした「憲法と京都」が、このほど出版された。中村さんは、自らの人生に重ねて憲法を語ることができる市井の人々の多さを、「京都には憲法水脈が流れている」と驚く。平和や自由のため、信念に基づいて行動する個人の思いに迫っている。 特定秘密保護法や安全保障関連法が成立する中、「時代が戦争への道を歩んでいるという危機」を感じたという。子どもを守るために声を上げる母親、表現の自由を問う学者、命の意味を歌に込めるシンガーらと対面し、個人史や憲法への考えをつづった。 障害者施設の代表を務めながら歌やダンスで平和を訴える川口真由美さんは、小学生のころに団地で日米地位協定をテーマにした映画を見たことが自身の活動の原点となり、「憲法=生きること」を学んだとする。「シングルマザーになった時も、周りの人が憲法を学べと言ってくれた」と振り返る。 ドイツ現代史に詳しい京都大准教授の藤原辰史さんは、憲法に違反した法律を政府が定めることができる「全権委任法」の制定でヒトラーの暴政が始まったとし、「(日本政府が)法的安定性をないがしろにする点は全権委任法の精神と符合する」と指摘した。 歌人の永田和宏さんは「この数年、民主主義の根源にある言葉が奪われようとしていると感じる」と危ぶむ。満州からの引き揚げを経験した村上敏明さんは「私の母親世代は戦争は嫌と言えなかった。憲法が制定されたおかげで、今は原発も戦争も反対と言える。声を上げられることは幸せ」と語っている。 中村さんは「市井で普通に暮らす人たちの良心に触れることができた。次世代のため、これからも憲法について考えていくことが大切だと思う」と話す。 135ページ。1296円。かもがわ出版発行。【 2016年03月23日 15時30分 】
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