[CML 042624] 今日の言葉 ――今、ここにある危機としては、やはり朝鮮半島情勢ではないでしょうか。軍事挑発をしかけているのはどちらか。挑発しているのはアメリカ政府と韓国政府というのが事実だと思う。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 3月 23日 (水) 10:27:27 JST


【この「演習」という名の侵略戦争に反対しない理由はない】

「北朝鮮、重ねる軍事挑発 核は「心理戦」? 真の脅威は」(朝日新聞 2016年3月21日) 


これではまるで北朝鮮が軍事挑発しているみたいではないか? 北朝鮮政府を擁護するつもりはないが、挑発しているのは
アメリカ政府と韓国政府というのが事実だと思う。このアメリカの「演習」攻撃に、イラク戦争の時のような反対の声をあげな
いとヤバイと思う。朝鮮戦争反対❗(森川文人 FB憲法九条の会 2016-03-21)

集団的自衛権行使の問題も大事でしょうけど、今、ここにある危機としては、やはり朝鮮半島情勢ではないでしょうか。3月
に入ってから、朝鮮半島には米軍の原子力空母、原子力潜水艦などが集結し、一方、北朝鮮側もミサイルを挑発されてバ
ンバン飛ばしています。「演習」と「挑発」・・・から戦争が容易に始まることはあります。北朝鮮政府が崩壊過程に入っている
ことは間違いないと思いますが、そこに軍事挑発をしかけ、戦争を誘引し、侵略戦争を行うことは別でしょう。私たちは、中
東に対するアメリカ軍の侵略戦争に反対する運動を行ってきました。このアメリカ軍と韓国軍、20万人以上の北朝鮮に対
する「演習」という名の侵略戦争には反対しない理由はないと思います。

北朝鮮に対する戦争は仕方ない? 北朝鮮は日本にとっ ても脅威? そんな考え方が染み込んでいるのかもしれませんが、
「鬼畜米英」キャンペーンと同じくナショナリズムのレベルのそのような考え方に乗っかるのではなく、北朝鮮政府ではなく、
北朝鮮の国民と私たちの関係を考えるべきでしょう。彼らも、洗脳されているかもしれません、私たちと同じく。しかし、殺し
あう必要はないでしょう。

今、私たちは試されている、と思います。安保法に反対するのは戦争反対だからではないのか? 自衛戦争や個別的自衛
権など仕方ない戦争はあるのか? イラク戦争に反対した私たちは、朝鮮戦争には反対できないのか? 大事な ことだと思
います。共産党以下、野党はあてになりません。彼らは自衛戦争肯定であり、朝鮮戦争に反対できません。どこかしてます
か? だからこそ、私たち民衆が反対の声を上げていく必要があると思います。(森川文人のブログ 2016-03-21)

【山中人間話】

・「自衛隊、更には防衛省の枠を超えて、政府一体で、総合的な安全保障政策を進めていかなければなりません」「最高指
揮官たる内閣総理大臣の片腕となって、その重要な意思決定を支える人材が出てきてくれることを、切に願います」

ひえ~
https://twitter.com/roubenshiomi/status/712111725454053376

・この訓示には危険極まりない「安倍思想」の全てが詰まっている。読みたくもない人は多いだろうが、嫌でも読んだ方がい
い→平成28年3月21日 平成27年度 防衛大学校卒業式 内閣総理大臣訓示 | 平成28年 
 |
https://twitter.com/ichitawake/status/712097154555248640

      Blog「みずき」:「自衛隊、更には防衛省の枠を超えて、政府一体で」とはどういうことか? 憲法65条には「行政
      権は、内閣に属する」とあります。そして、その内閣の意思は閣議によって決められるというのが内閣法4条の法
      学上の解釈です。ですから本来「政府一体」とは内閣全体でということを意味するはずですが、安倍首相の防衛
      大学校卒業式訓示にいう「政府一体」とはその内閣に内閣の一員である「防衛省(大臣)の枠を超えて」内閣外の
      自衛隊の意志を反映させるということでしょう。だとすれば、この訓示は文民統制を規定した憲法66条に違背す
      る明確な憲法違反発言というべきではないか。

      また、「内閣総理大臣の片腕となって、その重要な意思決定を支える人材」云々とはどういうことか? この訓示
      の意味も「内閣総理大臣の行う意思決定に重要なコミットをする人材」という意味でしょう。そうすると重要な政治
      的な意思決定に自衛隊員が関与することをうながす訓示ということになり、これも憲法66条に違背する明確な憲
      法違反発言になるというべきではないか。

      この安倍首相の防衛大学校卒業式訓示の内容は国会内外で厳しく追及されなければならないでしょう。


全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1838.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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