[CML 042593] 共産党との選挙共同デメリット論には根拠がない

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2016年 3月 21日 (月) 23:10:37 JST


皆さん

東京新聞:共産、9選挙区で候補取り下げ 11選挙区も協議:政治(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016032102000135.html

「ただ民主党内には「共産党と組むことで保守層を取り込めなくなる」(民主党奈良県連幹部)として、共産党との選挙協力に抵抗感が根強いのも実態だ。民主党候補がいる選挙区では、共産党の譲歩を一方的に求め、調整が難航していることがあり、地方組織同士で話し合いを進めるのが難しい事情もある。」

何度も言いますが、共産党と組むことによる保守層の逃避を見込んでも、2014年衆院選の民主党単独候補より共産党を含む野党統一候補に全国平均でメリットがあることは、「平和への結集」をめざす市民の風(http://kaze.fm/)が東京で実施した世論調査の結果からシミュレーションできます。

最近の2、3の首長選挙の結果をもって共産党と組めば保守層が逃げると為にする議論がありますが、何ら根拠がありません。正確に言えば逃げたとしても組む方がメリットがあるのです。

上記調査によれば野党第一党はもはや民主党ではなく共産党であり、共産党が一方的に譲歩しなければならない理由はありません。

参院選宮城選挙区の選挙共同では、辺野古基地建設反対で共産党と民主党が合意しました。野党第一党の逆転を考えれば、このような合意が他の選挙区でも実現する背景は十分にあります。

太田光征


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