[CML 042425] 「なぜ自分が?」甲状腺がん患者本人が語る苦しみ・・・報道ステーションと小児甲状腺ガン患者家族会の結成

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2016年 3月 11日 (金) 18:56:06 JST


「なぜ自分が?」甲状腺がん患者本人が語る苦しみ・・・報道ステーションと小児甲状腺ガン患者家族会の結成


転送転載歓迎

京都の菊池です。


〇テレビ朝日|報道ステーション
(http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
21:54から放送)
が、
新聞のテレビ欄で、今日
3/11金曜日の放送内容を広報しました。

「なぜ自分が?」
甲状腺がん患者本人が語る苦しみ・・・
孤立する家族
原発事故との関係は?
現在のチェルノブイリ取材から見えたもの・・・

を今日放送するそうです。


〇ちょうど、昨日、下記を教えていただきました。


[toyonaka_jyo-ho-:1918] 小児甲状腺ガン患者家族会の結成


山田@放射能から豊中の市民・子どもを守る会、です。

教えて頂きました。
貼り付けます。
=====

小児甲状腺ガン患者の家族会が結成されました。
ようやく、押さえつけられていた福島から声が上がり始めました。
注目して下さい。

井戸謙一法律事務所
弁護士  井戸謙一

>http://www.asahi.com/articles/ASJ395SDYJ39UGTB00S.html


※記事本文を引用します。

福島の小児甲状腺がん、家族会発足へ 医療改善など要望

本田雅和

2016年3月10日16時43分

 東京電力福島第一原発事故後に福島県が行っている健康影響調査で
小児甲状腺がんと診断された患者の
5家族7人が
12日、「311・甲状腺がん家族の会」を結成する。
突然のがん宣告で不安や孤立に苦しむ家族が交流して情報を共有し、
予後の生活や医療の改善を行政に求めていくという。

 原発事故当時18歳以下の県民と事故後に生まれた乳幼児も加えた約38万人を対象に県が実施する甲状腺検査で、昨年末までに166人が甲状腺がんやがんの疑いとされた。
患者の家族会ができるのは初めて。

 会を結成するのは、甲状腺の切除手術を受け、がんが確定した5人の子どもの親や親族。

県が有識者で組織する検討委員会は、これまでに発見された甲状腺がんについて「放射線の影響は考えにくい」としている。

しかし、家族の会の親たちは検討委の見解に不安などを感じており、情報共有を進めていくという。(本田雅和)
===ここまで===

とのこと。


*****************************
山田敏正
http://nonuketoyonaka.blog.fc2.com/
*****************************

*************************
「放射能から豊中の市民・子どもを守る会」
お問い合わせ、要望など
tj5tymd at gmail.com
ブログhttp://nonuketoyonaka.blog.fc2.com/
*****************

とのこと。 

(※別件ですが、
朝日新聞は、
3/9水曜日には、
29面
放射線の影響見極める
の特集ページでは、

甲状腺がん地域差見られず

の見出しの記事を載せています。
また、
チェルノブイリに比べて住民の被曝量は大幅に少ないという

具体的数値も示さないでの表現も使っています。

もし、チェルノブイリがとてつもなく高ければ、
大幅に少ないことに何の意味があるのでしょうか

都合のいいときはチェルノブイリを持ち出し、

その一方で、チェルノブイリ法では、土壌汚染濃度が
セシウム137濃度40キュリー/km2以上
または実効線量5ミリシーベルト/年を越える
地域では

居住不可のため義務的移住を行なっていることを
※(セシウム137濃度5キュリー/km2以上
かつ実効線量1ミリシーベルト/年を越える地域では、
移住権が付与される)


《※尾松亮著「3・11とチェルノブイリ法」東洋書店を参照ください
※1キュリー/km2は3万7千ベクレル/m2だそうです。
(文部科学省によると、1m2を1kg当たりに換算するときは65で割ります。とのこと。ということは、1kg当たりを1m2に換算するときは65をかけるということ。
ということは
3万7千ベクレル/m2は、569ベクレル/kg)
この1キュリー/km2=3万7千ベクレル/m2=569ベクレル/kg 以上が、チェルノブイリ法での、原発事故放出による放射性物質により被害を受けた地域として国の施策が行われないといけない地域(放射能汚染地域)

※ちなみに569ベクレル/kg×40=2万2千760ベクレル/kgが、義務的移住(居住不可)の値

 例えば、放射性セシウム(セシウムの放射性同位体)であれば、そのクリアランスレベルは1kgあたり100 Bq(0.1Bq/g)である。
とのこと。
それで、日本では、原子力施設からでる放射性廃棄物は100ベクレル以上は低レベル放射性廃棄物以上で扱われますが、
いったん、原発が事故を起こし、放射性物質が放出されると、
100ベクレルは食品の安全基準となり、
100ベクレルをはるかに越え、8千ベクレル以下まででしたら、普通にゴミとして燃やしてよいそうです。
8千ベクレルに65をかけると

52万ベクレル/m2

チェルノブイリ法の放射能汚染
地域の分類上、
移住権付居住地域となります》


ことは、全く無視する)



関連して、下記も参照ください。)

〇ブログ
みんな楽しくHappy口がいい♪

2011年3月11日。その後私は変わりました。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/
より


<甲状腺がん>リンパや肺に転移〜20歳女性 FRIDAYより 

2015/09/25号のFRIDAY

2度の手術も、リンパや肺に転移。第2人も甲状腺にのう胞が…

福島原発事故後に甲状腺ガン 20歳女子の悲痛な日々
取材・文 明石昇二郎

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4356.html


〇明日3/12土曜日、とても興味深い取り組みが行われることを教えていただきました。

ライブ配信もされるそうです。

※本イベントはニコニコ生放送でライブ中継を行います。
ニコニコ生放送: Miraikan Channel 
http://ch.nicovideo.jp/miraikanhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv253652188


Lesson#3.11 トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響 −科学でしめす、社会が選ぶ−」
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1602151519375.html


2011年3月、福島第一原子力発電所の事故で放射性物質が飛散しました。

 5年後の現在、県民の被ばく状況や健康状態を把握するために大規模な健康調査が行われています。
被ばくの影響として甲状腺がんのリスクが懸念されており、18歳以下の子ども(被ばく時)に対しては甲状腺検査を実施しています。
この結果をめぐっては、日本全国平均と比べ
てがんの発生率が高いという見方があるなど、様々な議論が続いています。

 一方で、放射線被ばくによるリスク以外にも、福島では避難生活によるストレスや運動不足などがもたらす健康の悪化も懸念されていて、
様々なリスク要因を総合的にとらえる視点の必要性も指摘されています。

 本イベントでは、低線量被ばくによる発がんリスクについて、
科学的に解明されているのはどこまでなのか、過去の研究から探ります。
また、被ばく以外の発がん要因を見比べた上でこれらのリスクとどのようにつき合うべきか、
リスクを減らす社会を作るためにいま何をしなければならないのか、
講師として疫学の専門家と、被災地域の医師を招き、異なる立場からの意見を聞きながら皆さんと一緒に話し合います。 


講師プロフィール

津田敏秀氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科教授)
 1985年岡山大学医学部医学科卒業。1989年岡山大学大学院医学研究科修了。岡山大学医師学総合研究科講師などを経て、2005年岡山大学大学院環境学研究科教授。2012年より現職。
疫学という方法で、福島県の検診データを解析し著しい甲状腺がんの多発を示す。今後福島県で甲状腺がんの増加を予測。 


越智小枝氏(相馬中央病院内科診療科長)
 1999年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。膠原病内科の臨床医として東京で10年ほど勤務。
2011年インペリアルカレッジロンドン 公衆衛生大学院への留学が決まった直後に大震災があり、留学中に相馬市の仮設健診などに参加。WHOのインターンを経て現場を知ることの重要性を知り、2013年11月より相馬へ移住、現職に至る。


ファシリテーター: 新山加菜美(日本科学未来館科学コミュニケーター)

ライブ配信について

※本イベントはニコニコ生放送でライブ中継を行います。
ニコニコ生放送: Miraikan Channel 

開催日時
2016年3月12日(土) 14:00〜16:00開催場所
日本科学未来館 7階会議室3
対象
どなたでも参加できますが、内容は中学生以上向けです。
定員
約80名
参加費
無料
参加方法
当日会場入り口で12:00より整理券を配布します。13:30より会場へお入りいただけます。

問い合わせ先
日本科学未来館
Tel: 03-3570-9151(代表) 


参考として

越智さんの
「福島の甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がないわけ(上)
http://www.gepr.org/ja/contents/20151109-02/

津田さんの
津田敏秀氏による回答集 - Fukushima Voice version 2
http://fukushimavoice2.blogspot.jp/2015/10/blog-post_19.html
を参照ください。


別件ですが、ご都合つけば、下記もよろしくお願いします。

〇3/1〜11(3/5、6は休み☆連日3.11避難者を囲んでトーク座談会☆3.11避難者の「声」展示@大阪阪急梅田三番街
(記事URL
http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-March/042361.html )
を取材しての放送が

関西テレビで今日のニュース番組で

17:20頃あるそうです。



〇京都にて3.11メモリアルキャンドルinむかいじま2016の3/5お話会と、「フクシマ 5年の今」/展示は11日まで
(記事URL
http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-March/042392.html )
が、
今日下記を行います。


3月11日 (金) キャンドル点灯
「慰霊と復興への願いを込めて」
点灯時間 18時〜19時
京都銀行向島支店前広場で開催
入場無料 キャンドル寄付一口100円
灯篭311個を3.11にかたどって点灯します。
雨天は、3月12日に順延
会場アクセス
京都文教大学マイタウン向島
(京都銀行向島支店裏側)
近鉄京都線「向島駅」より徒歩15分
※お車でのご来場はご遠慮ください。




菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)







CML メーリングリストの案内