[CML 042346] せめて健康診断をしてくれたら、がんや他の病気の進行は止められたはず。と遅すぎない 「X年後」のため
京都の菊池です。
ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2016年 3月 8日 (火) 10:35:00 JST
せめて健康診断をしてくれたら、がんや他の病気の進行は止められたはず。と遅すぎない 「X年後」のため
転送転載歓迎
京都の菊池です。
劇場映画 「X年後」2
(公式サイトは
http://x311.info/part2/
内容
第1段
第2段
お知らせ
メディア掲載
上映日程
書籍案内
上映の手引き
レポート
・・・)
は、今、関西では、京都と大阪で劇場公開中です。
特に今日は、
その京都みなみ会館に
http://kyoto-minamikaikan.jp/
ドキュメンタリー映画「放射線を浴びた『X年後2』」でおんちゃんたちに聞き取り取材された川口美砂さん
が来られ舞台挨拶されます。
(舞台挨拶開催決定!
http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/25905
【舞台挨拶】
◆3/8(火)12:10から上映の
「放射線を浴びた『X年後2』」の上映終了後に
登壇者:川口美砂さん)
うたごえ新聞
http://www.utagoe.gr.jp/journal/
の
2016/02/15号は、
ドキュメンタリー映画「放射線を浴びた『X年後2』」で聞き取り取材された川口美砂さん
を取材した記事を載せています。抜粋します、ぜひお読みください。
・・・
今、漁師たちが語るビキニの海
石川啄木が好きだった漁師は「一握の砂」から一字をとり、娘に「美砂」と名付けた。「父親が戦死し、一家を支えるためたった15歳でマグロ漁師となり、船長を務めた父は
36歳で亡くなりました。」
父の死から45年、川口美砂さんは郷里高知・室戸の漁師たちを訪ね歩き、
“ビキニ事件”(アメリカが太平洋マグロ漁場で1946年から62年の17年間に104回の核兵器実験を行い、マグロ漁船や捕鯨船、貨物船を被ばくさせ日本列島、アメリカ大陸に及ぶ放射能汚染を引き起こした)
との関係を探っていく。
ドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後2」(伊東英朗監督)の川口さんに取材した。
・・・
〈死の灰〉
放射性降下物のことを「死の灰」と言う。放射性物質は目に見えない。「死の灰」とは核実験による爆発で粉砕され放射能汚染した珊瑚が雪のように降ってきたもの。乗組員の証言でも「南国に雪が降ってきた。甲板に積もって驚いた。舐めて味見したものもおる」とある。
「航海中は獲れたマグロも食べます。もちろん内臓も。内臓には一番放射能がたまります。今から思えば恐ろしいことです」
と川口さんは語る。
「箝口令が敷かれ、みんながしゃべらない。あえて聞く人もいなかった。
こんなにも大変なことが起こっていたのに、世の中に出なかったことが、不思議でたまりません」
〈遅すぎない
「X年後」のために〉
「今さら遅すぎる」という声もある。
川口さんは語る。
「私は2013年の8月、『X年後』を観て事件を知りました。
父や近所のおんちゃんたちが関わってるんです。室戸で生まれ育った私なら室戸の漁師の声を一人でも多く聞けて、伊東監督のお手伝いができるのではないかと思ったんです。
『X年後』で私は“自ら考えて行動する力”を与えていただきました。
『もうみんな死んでしもて、生き残っちょるんは、わし一人やき。』という言葉をよく耳にします。
でも一人でもよく生きていてくださった。
その人は語るために生きる宿命だった気がします。そして、映画に出会ったからこそ、おんちゃんたちの声が聞けました。
私は、間に合った、と思っています」。
〈今なら間に合う
核被害を止める〉
「しかし」、「広島、長崎では放射能は怖いと、国も国民も分かったのに、ビキニ事件では国は何もしてくれませんでした。
せめて健康診断をしてくれたら、がんや他の病気の進行は止められたはず。
今更言っても遅いのかもしれませんが、知れば知るほど憤りを感じます。
おんちゃんたちの声を通して事実を伝えなければ。いつも犠牲になるのは弱者ですから」。
政府の危険なエネルギー政策で原発を許し、福島第一原発事故を引き起こした。川口さんのことはが深く響く。
・・・
とのこと。
菊池
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