[CML 042334] 農薬の被害に抗すドキュメント ニカラグアなり「バナナの逆襲」

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2016年 3月 7日 (月) 21:09:46 JST


「バナナの逆襲」 <http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000067>

*第1話 『ゲルテン監督、訴えられる』 *2011年 87分

バナナ農園での農薬被害に抗する裁判を描いたドキュメンタリー映画(これ第2部のね)。ロサンゼルス国際映画祭での上映予定が、バナナ会社から横やり。

カメラ持参で米国に乗りこんでいくゲルテン監督は、マイケル・ムーアを彷彿とさせる。自由を謳歌する筈の米国には、表現の自由が無い。金に厭かせてスラップ訴訟
<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/b918874ead1aca1841e901fc82c03c39>
。汚いねえ。

母国スェーデンのブロガー、ドール社製品を販売する食料品店、そして保守党の国会議員までもが応援する展開に拍手。

*第2話 『敏腕?弁護士ドミンゲス、現る』 *2009年 87分

中米ニカラグア。バナナ労働者、その家族の貌が良い。葬式は哀しい悔しいけどね。米国本土では使用禁止の農薬による被害を訴え、米国の超巨大企業ドール社に対する訴訟を起こすんだ。

キューバ生まれの、ロサンゼルス宣伝ばんばん系弁護士ホアン・ドミンゲス、破天荒。「日本と原発」
<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/8f63f8236f7e276399d5e808d92332a1>
映画を監督した「逆襲弁護士 河合弘之」
<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/3682e5c844df92b0ebd2862b351c14ae>
を連想するなあ。

第一話、第二話どちらから見てもストーリー展開に影響はありませんと説明されてるが、二話から見た方がよい。制作年順だしさ。


-- 
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


CML メーリングリストの案内