[CML 043972] 【緊急セミナー:南北の理論家によるポスト資本主義・脱成長に向けた「21世紀の批判理論の構築」を考える】中野佳裕さんに聞く『21世紀の左派 北と南の対話へ向けて』

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2016年 6月 30日 (木) 10:51:23 JST


【7/3緊急セミナー:南北の理論家によるポスト資本主義・脱成長社会に向けた「21世紀の批判理論の構築」を考える】中野佳裕さんに聞く『21世紀の左派 北と南の対話へ向けて』
https://www.facebook.com/events/1753188721605424/
 
今回、京都においてポスト資本主義についての南北の思想家の議論を紹介する緊急セミナーを行うこととなりました。

 講師はセルジュ・ラトゥーシュの「脱成長論」の紹介者などで知られる若手研究者の中野佳裕さんです。貴重な機会ですのでぜひ多くの方のご参加を呼びかけます。

 ATTAC関西グループ/ATTAC京都

(以下、中野佳裕さんよりの案内文です)

皆さま

お世話になっています。中野佳裕です。

小生が数年前よりラテンアメリカや欧米の社会哲学者たちと共同で取り組んできた著作『21世紀の左派北と南の対話へ向けて』のフランス語版が、今春、ラテンアメリカ版(スペイン語)に続いて刊行されました。

そこで、出版記念も兼ねて、本書の内容を紹介する小規模のセミナーを下記の日程で開催します。深刻化する地球環境破壊や格差に直面し、左派の政治理論・社会理論が探究してきた「平等」や「公正さ」の文法は、21世紀にどのように変わりうるか。また、ポスト開発、ポスト新自由主義、ポスト資本主義、脱成長の名で語られる新たな社会発展の展望はいかなるものか。本書に収録されている、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、北米、日本の理論家たちの提案を紹介します。

■日時:2016年7月3日(日)、14時〜17時
■場所:社会労働センター「きずな」
http://kyoto-kizuna.jp/kizunamap.html
「きずな」へのアクセス
京都駅八条口の東端の交差点(向かいに京阪ホテルとホテル・エルイン)を南に渡り、まっすぐ南下。1つめの信号を超えて、2つめの信号より手前右側に「コミックショック」の大きな赤い看板が出ているビルが「三星ビル」。向かって左端にある入り口を入って階段を3階まで上がる。「健楽園」の奥が、社労センター「きずな」です。

601‐8003 京都市南区東九条西山王町1-15 三星ビル304号 電話 075(691)5175 FAX 075(691)5176

■講師:中野佳裕さん(ICU非常勤講師、ICU社会科学研究所助手)
(プロフィール)フランスの社会哲学者であるセルジュ・ラトゥーシュの脱成長論(『経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』『〈脱成長〉は、世界を変えられるか――贈与・幸福・自律の新たな社会へ』等)の日本での紹介者として知られる。
■資料代:500円
■主催:ATTAC関西グループ/ATTAC京都
■共催:グローバル・ジャスティス研究会 
■お問い合わせ:090−4280−3952(喜多幡)
        muchitomi at hotmail.com
*本セミナーには、どなたでもご参加いただけます。

新刊書の詳細は、下記のページまで:http://postcapitalism.jp/index/whats-new/
J=L・ラヴィル、JL・コラッジオ編『21世紀の左派 北と南の対話へ向けて』(ラテンアメリカ版、2014年/フランス語版、2016年)

主な執筆者:ホセ・ルイス・コラッジオ(Jose Luis Coraggio)、アルトゥロ・エスコバル(Arturo Escobar)、ボアベンチュラ・ソウサ・サントス(Boaventura Sousa Santos)、アルベルト・アコスタ(Alberto Acosta)、エルネスト・ラクラウ(Ernesto Laclau)、ジャン=ルイ・ラヴィル(Jean=Louis Laville)、フロランス・ジャニ=カトリス(Florence Jany=Catrice)、ジュヌヴィエーヴ・アザム(Genevieve Azam)、ナンシー・フレイザー(Nancy Fraser)、中野佳裕(Yoshihiro Nakano)ほか。

(参考資料)中野佳裕さんのブログより

「ポスト開発と脱成長のためのツール・ボックス」
http://feedblog.ameba.jp/rss/ameblo/decroissance-japan/rss20.xml

 新刊書:「21世紀における左派の再発明:北と南の対話へ向けて」
http://episcopes64.rssing.com/chan-53791145/all_p1.html

新刊書の案内です。ラテンアメリカ、ヨーロッパ、北米の社会学者・思想家との共著プロジェクト「21世紀における左派の再発明:北と南の対話に向けて」のラテンアメリカ版が刊行されました。

Jose Luis Coraggio y Jean-Louis Laville, organizadores, Reinventar la izquierda en XXI siglo: hacia un dialogo Norte-Sur, (UNGS, CLASCO, IAEN, 2014)

本書は、フランスの社会学者ジャン=ルイ・ラヴィルとアルゼンチンの経済学者ホセ・ルイス・コラッジオの主導による国際プロジェクトとして始まりました。

「21世紀の批判理論の構築」をテーマに、近代の市民革命以来、左派の社会思想が育んできた、「解放」「平等」「社会正義」「連帯」「経済の民主化」「公共性」などの概念を、現代的な視点で捉え直していこうという内容です。

本書は三部構成で、第一部がラテンアメリカ、第二部がヨーロッパ、第三部がアフリカ、日本、北米の論者の論文によって構成されています。

第一部では、ポスト開発論のアルトゥロ・エスコバル、経済学者のアティリオ・ボロン、アルベルト・アコスタ、社会学者のボアヴェンチュラ・ソウサ=サントス、昨年他界した政治理論家のエルネスト・ラクラウ等が、ラテンアメリカの新しい民主主義運動や新しい豊かさ思想について検討しています。

第二部では、経済学者のフロランス・ジャニ=カトリス、イタリア倫理銀行研究者のトニーノ・ペルナ、経済学者のジュヌヴィエーヴ・アザムなどが、ヨーロッパ市民社会で取り組まれている連帯経済や新しい豊かさ指標作成の取り組みについて議論しています。

第三部では、フランクフルト学派の系譜を受け継ぐ批判理論家のナンシー・フレイザーなどが、北米の社会運動を中心に、経済民主化や公共性について論じています。

僭越ながら私も、第三部に、戦後日本の開発批判の潮流を思想史と政治理論の観点から検討する論文を寄稿しました。

ラテンアメリカ版はスペイン語で刊行されました。アルゼンチンの出版社では、下記の二つのサイトからフル・テクストをフリーダウンロードできます。

Universidad Nacional de General Sarmiento:
http://www.ungs.edu.ar/areas/publicaciones/647/reinventar-la-izquierda-en-el-siglo-xxi.html

CLACSO
http://www.clacso.org.ar/libreria-latinoamericana/libro_detalle.php?id_libro=907&pageNum_rs_libros=0&totalRows_rs_libros=885


また、本書はエクアドル政府の支援も受けており、同国では紙媒体でも刊行されています。


http://editorial.iaen.edu.ec/libro1/reinventar-la-izquierda-en-el-siglo-xxi-hacia-un-dialogo-norte-sur/ 		 	   		  


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