[CML 043932] 塩見孝也 ミクシー日記「イギリス国民投票、「離脱決定」をどう見るか。」

salahualdin at yahoo.co.jp salahualdin at yahoo.co.jp
2016年 6月 27日 (月) 05:17:50 JST


塩見孝也さんからミクシーの原稿をメーリングリストリストに載せてもらいたいとのことで以下引用いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<以下引用>ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
イギリス国民投票、「離脱決定」をどう見るか。   塩見孝也
●�イギリスのEU「離脱か残留か」の国民投票は、あらかたの<残留>予測を否定し、「離脱」決定となった。 
 これは、ギリシャ(やスペインやイタリアらの)EU周辺国の離脱とは違って、EU経済の心臓部を構成していた、ドイツ・フランスと並ぶ三大経済大国の一つ、イギリスの離脱であり、事態の影響力の程度は、比較にならないほどの甚大極まりないものである。 
 離脱国・イギリスのテンヤワンヤのお先真っ暗な状態への突入と同時にこの選択の本体、EUにおいても、EU解体化という危機性の深まりが見受けられ、これまた、世界経済のお先真っ暗さの事態を促進させるものである。  
 そればかりか、アメリカを中心とする新自由主義(格差社会をもたらす)のグロバーリズム世界資本主義経済の全般的危機、破綻を一挙に促進せさて行く事態ともなっている。これは、勿論中国経済、ロシア経済を除外するものでは全くない。この両経済の今後の対応は、いわゆる旧列強経済の対応とは異なった対応をするものであろうが、この二つの経済圏の体制を除外してゆくものでは全くないのである。 
●これをもって、株価はイギリス・EU、押しなべて、或いは世界資本主義、或いは日本資本主義の株価は一挙に大暴落を開始した。この大暴落は、2008年リーマン世界恐慌、2015年の中国過剰生産恐慌に続く、世界経済(世界資本主義)が第三度目の大収縮・大不況を開始したことを意味する。 
 リーマン恐慌は世界資本主義の過剰生産恐慌の皮切りであったが、それは、中国経済の梃子入れを持って、一時小康を得、中国経済が世界経済の<防波堤>の役割を果たすかに見えたが、結局、中国官僚制国家資本主義の枠組みを突き破って、世界恐慌はその防波堤足るべき中国経済に及んだ。中国経済は防波堤の役割を果たすことなく、昨年からの過剰生産恐慌を招来させざるを得なかった。 
 こう見てくれば、今回のイギリスのEU離脱をもって世界資本主義は三度目の過剰生産恐慌の周期へと――過剰生産恐慌はリーマンショック以来、ずっと続いていたことは当然の確認事項であるが、――突入して行っていると言える。 
●かかる経済情勢は、「新自由主義経済防衛」、「保護主義・ブロック化反対・防止」と言う世界資本主義経済のお定まりの掛け声を空疎・空論化させ、世界経済は限りなく分極化し、「一帯一路経済」「(プーチンの)ユーラシア経済圏実現」ら中国経済圏、ロシア経済圏の独自な動きに拍車を掛けざるを得ない。或いは、その両経済圏の連携に拍車を掛けてゆく可能性を増大させてゆくとも考えられる。 
● アメリカと密接に従属主義的に連携する安倍政権は、このイギリスEU離脱を契機に「アベノミックスの破綻か、正しさ・その継承か」において、その破綻は既に、決着のついた論争であるにもかかわらず―――アベノミックスが破綻していることは冷厳な事実であるーーー「戦争の出来る国家作り」、9条改「憲」・日米安保体制強化、沖縄侵略前線基地化批判の方向で、軍事力強化に拍車を掛けてゆくであろう。 
●我々は、日本帝国主義の一切の朝鮮半島・東北アジア、東南アジア軍事力強化・帝国主義的拡張主義・覇権主義に徹底的に反対する。 
●と同時に、他方で、引き続き中国覇権主義・拡張主義、朝鮮国の核を弄ぶ暴走論を批判し続けてゆかなければならない。 
 マルクス主義経済学に於ける原理的・原則的資本主義批判堅持、マルクス主義共産主義論(社会主義論)、「過渡期社会論」の「過渡期世界論」への応用的適用、世界単一の無階級の人類共同体社会創出(世界同時革命)の綱領的立場、観点、方法を片時も忘れず真の国際主義、真の民主主義を追求してゆく。 
----------------------ーー<以上引用>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在、求職中の塩見さんですが、アドバイス、本文の感想などございましたらメールをお願いいたします。
塩見さんのメールアドレス: rsr80930 at nifty.com


CML メーリングリストの案内