[CML 044368] アメリカ民主主義の生命力、自浄力・復元能力、他の国が真似が出来ないようなスケールの大きさ、汲み尽せない様な力強さ、可能性を信じよう。―民主党大会第二弾論評。  塩見孝也編集する 2016 年 07 月 29 日 mixi みんなの日記

rsr80930 at nifty.com rsr80930 at nifty.com
2016年 7月 30日 (土) 03:49:18 JST


●僕は、本日30日(土)始めて、この大会の全体像、とりわけヒラリーさんの素晴らし
い受諾演説を全部、通して視聴し、実感を持って掴むことが出来ました。サンダースさ
んとヒラリーさんらとの意見交換・交渉過程の具体的な過程もサン氏スピーチで確認し
ました。 
 そして、サンさんが、予想以上に、説得力を持って、サン潮流の綱領をヒラリー氏に
取り入れさせていることが分かりました。取り入れていった点で、ヒラリーさんはまっ
たく、過去の経緯があったとしても、虚心に自己を改めていること。それを、「背に腹
は変えられない窮余の一術策」と考えるのは余りにも低次元と言える。 
 民主党指導部が、この大会を前にして、紛れもなく、格調高い思想的なパラダイム・
チェインジを行ったこと。 つまり、この日記の表題「アメリカ民主主義の生命力、自
浄力・復元能力、他の国が真似が出来ないようなスケール大きさ、汲み尽せない様な可
能性」へとチェインジして行っていることを僕に確信させたのである。 
 言い替えれば、ヒラリーさん達は、この大会において、これまで受身、防御的関係に
あった対トランプに対して、この地平をしっかりと自覚し、ここから切り返しを行える
地平に立ったこと。つまり、トランプ氏への批判の強烈な武器を獲得して来ているとい
うこと。それは、今後の本選で、必ずや、トランプ氏を打ち負かして行くであろう。 
  一日目の大会では、実は最大の難関があった。それは、ヒラリーさんの私用携帯で
公事を行ったこと。中立であるべき選対委員長が、ヒラリー氏に肩入れしたこと。それ
が、皮肉なことに、外国のプーチン・ロシアのハッカー部隊から暴かれたこと。ウオー
ル街との癒着とその対極のサンさん達の格差社会批判に態度を曖昧にする態度、これら
の諸点がサン潮流を推進する人々(そして、僕等にも)に相当のシニシズムを憑依させ
、頑なにしてきたこと。オバマ政治の「レガシーの継承」も、シニックに見えもするの
である。 
 人は、自分が破局か、飛躍かの二者択一に追い込まれれて行く時、過去に拘り、限り
なく頽落してゆくか、過去を反省し、ワープしてゆくかの絶対的岐路に立たされること
がある。ここで、ヒラリー氏等民主党指導部は虚心坦懐となり、正に虚心にサン潮流の
綱領を取り入れて行ったのである。 
  これは、宗教的「奇跡」の事柄であろうか?そうは言えない。アメリカ民主主義に
は、この「奇跡」を可能にしてゆくような、自浄能力、復元力、他の国が真似が出来な
いような強靭な生命力が秘められていたからである。ピルグリム・ファーザーズ以来の
生き抜くための開拓者精神、フランスと先住民の連合と闘った歴史。イロクオイ連合民
主主義をアメリカ憲法に取り込んでいったこと。独立革命、南北戦争らの国の生い立ち
に植え込まれた焼き入りの自由と民主主義の精神。  
 これらが国(クニ)の危機のたびに、蘇生してくるのである。これは、ロシア10月
革命後の民主主義、ソ連スターリニズムの民主主義の擬制、あるいは、すぐに官僚専制
支配に変質して行く中国や朝鮮などの底の浅い、「民主主義」とは訳が違うのである。
アメリカ民主主義こそが、実はフランス革命の原動力であったこと。 
  この復元力、自浄力、想像力、創造力ららの広大さ、生命力が大いなる善良さを育
てていったのである。僕らは、この善良性、愛が憎しみを超え、隣人に奉仕し、ともに
連帯し、生きてゆくこと、<みんなの団結>、<皆での結束して行く>生き様を、根底
的には信じて行く必要がある。  
  この<強さ>を意外と昔から、僕は固く信じています。今回、この生命力、可能性
は最初、サン潮流として蘇生され、それがヒラリー氏を先頭に民主党全体に伝播、蘇生
して行った事。これに、大きく見て、対等か一馬身秀でているのが、キューバ民主主義
と言えます。 
● 一日目は、民主党選対委員長のルール違反が指摘され、辞任したという波乱から始
ま 
った。その後、バーニー・サンダースさんが登場し、ヒラリー支持をアッピールした。
その内容、理由は、サン潮流の選挙綱領を取り入れられていったこと、その経過の報告
であった。 
 ★ ウオール街を規制する事、格差構造を是正してゆくこと。勤労人民、労働者の労
働、生産、教育の不平等、貧乏人の子弟の学習、教育、研究条件の整備が約束されたこ
と。★最低賃金制を実行すること。★ウオール街や企業の内部蓄積金を拠出させること
。トランプの「女性を豚」というような差別をなくすこと。格差を拡大してゆくTPP
に慎重になる★中国の為替操作や知的所有権の無視と闘うこと。国際秩序の力による変
更を容認しないこと。これらの選挙綱領委員会の討論内情がサンダースさんによって報
告された。こうされてゆく度ごとに、僕のシニシズムは薄らぎ、頑なさは融けて行きま
した。★ この論点に於ける解決策が確認されてゆけば、オバマ氏やヒラリー氏らの得
意分野である人種差別、ヒスパニック差別、黒人差別、先住民差別、アジア人差別、信
仰の自由はあくまで許容されてゆくべきこと。教育・経済差別の撤廃されてゆけば、こ
れと両々相まって輝いて行きます。決して、「雑炊」ではなく、多様性の包括能力の開
花となって行きます。 
● 同時に、民主党でも、僕でも、持っていたトランプ批判はこれまで以上に鋭く対象
化されて来ました。 
 a,女性を「豚」と差別し、蔑視すること。 
 b,ヒスパニック系判事を批判すること。「壁を作る」という言葉で、ヒスパニック
を排除しようとすること。 
 c,ワスプ中心で、平気で、人種、民族、先住民、アジア人を差別すること。 
 d,「自分はヒラリー氏と違って、イスラム原理主義のISらを誰よりも知悉してい
る」と根拠もなく大言壮語を重ねること。 
 e、一応、格差を生み出すにしても、グローバリズムは互恵・互助を形式上は原理と
していること。  したがって、競い合いつつも、簡単に中国と訣別してはならないこ
と。しかし、断じて、「力に応じた無法な現状変更」を許さないこと。このような対応
を分からず、トランプ氏は、冷静さを失い力みかえること。 
 f、同盟国に<応分の負担>を要求すること。応じなければ、引きこもること。 
 g、概して、トランプは自分中心主義、ある種の「英雄主義」「(悪い意味での)マ
ッチョイズム」で、それを<強さ>と錯覚し、アメリカを作り変えンとしていること。
これは、冷静に国際情勢の現状を分析してゆくことを放棄し、一方では強がりを言いつ
つの根底は、悲感主義で、隣人、他民族、他国家に強い恐怖心を持っていること。独善
主義で、国際間でも、国内においても分裂、分断、孤立を旨としていること。 
 h,ヒラリー氏は、トランプ氏がアメリカ民主主義の歴史的に形成されてきた真の強
さを理解していず、判断力は粗雑で、感情の起伏が激しく、こんな資質の人物に核の引
き金をゆだねることは出来ない、と断言する。これは、当たっていること。世界には、
男性よりも優秀な女性指導者は輩出しており、女性だからといって大統領の資質を備え
ていないとは断じて言えないこと。もっともなことである。 
 始め、自分達は単なるポピュラリスト、エンターテイナーとして遇してゆく間違いを
犯したが、今こそ彼が、それ自身が、彼の正体、デマゴギストであることをしっかりと
捉え返して対処してゆくべき、であること。もっともなことである。 
 i,僕は、a〜hの指摘に賛成であるが、これに加えて、彼が、一皮向けば、本当は
トランプは悲感主義者で、強がりを言う恐怖やプライドに固執する日和見主義者である
ことを指摘しておきます。 他方、ヒラリーさんは、一皮も二皮も剥けていっていると
思う。女性指導者として、始めて<透明な女性差別のガラス天井>で隠されているが、
それを毀して、彼女はその向こうに無窮の大空があることを見据え始めている人である
と評価したいです。 
バーニー・サンダースさんについては、一番難しい役どころであったわけですが、僕の
方がシニシズムに陥っていたこと。元のサンダース像に戻したいと思う。 
● 二日目は、クリントン元大統領のヒラリーさん応援、オバマ大統領夫人の支援演説
は 
非常に印象深かった。何処までも、出来た素晴らしい女性と思う。又、オバマ大統領の
応援演説もよかった。突如、サンダースさんが立ち上がり、投票中止を提出した。三日
目は、副大統領候補のケイン氏の名演説、そして最後に指名受諾演説は歴史に残るよう
な圧巻の名演説でした。  彼女は、全身全霊で、語りました。この受諾演説は、全ゆ
る方面に目配りした、格調高いもので、参加者の心を掴み、精神的高揚、興奮を促した
。とりわけ、トランプ批判は出色でした。 

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1954432695&owner_id=3894679&org_id=1954384064



CML メーリングリストの案内