[CML 044224] 埴谷雄高文学記念館(小高区)の復興に寄せて

長船青治 pencil at jca.apc.org
2016年 7月 17日 (日) 13:43:58 JST


皆様へ

小高区の避難区域解除に合わせて南相馬市から同区にある埴谷雄高文学記念館が再開できた
旨の連絡があり記念館の全蔵書を寄贈したアンドロメダ忌の3人と一泊二日で常磐道経由で行くことになった。
「旧・東日本大震災緊急支援市民会議」で5年前に25万円で購入した英国製のガイガーカウンターを
持って行こうと思ったが経産省前テントでいろんな人たちに貸し出しをしているうちに
どうも壊れてしまい修理には何万円もかかるとのことでした。
当時は一般的な市民がガイガーカウンターを持つという意識がまだまだなかったので廉価版の放射線測定器は全然普及していなかった
のでそれでもみんなで探してできるだけ手の届く値段だったものを25万円で購入してもらったものでした。
それで明日は自治体で無料貸し出しをやっているものを持って行くことになった。
それでおさらいをして置こうと思って、私自身が5年まえに書いたBlogを読み返すと2年間で番外行動を入れると29回の支援物資搬送に使った「9条改憲阻止の会」の
1.5トンアルミ箱トラックを2013年に廃車する直前にキャビン内を高圧洗浄後に計測した線量が0.25μSv/hだったこと。
(洗浄前の計測はキャビン内の場所によっては0.5μSv/hあったこと。)
環境省のHPで年間1mSvの中身が1日に屋外で8時間浴びた基準が上記の被曝トラックの洗浄後に近い0.23μSv/hだったこと。
借りてきた放射線測定器DoseRAE2は年間被曝量がわかるように積算機能が付いていて福島県で全ての子ども達に貸し出ししているものと同じ機種で
あらかじめ低くカウントするように制作されていたと何年か前にニュースで見た記憶があるのに
この機種を貸し出している某自治体のHPでは「この機種は通常より高くカウントしてしまいます。」などと余計な但し書きをしてあり
これでは市民はますます放射線知識が混乱するような心配を私などはしてしまうのであるが。
それで現在の東京都新宿区新宿5丁目の私の事務所屋外を計測すると0.05から0.06μSv/hありこの値は
前出の環境省HPによると5年前のフクイチの放射能災害以前からあった自然界が発する放射能の通常値が0.04μSv/hであることを
考へてもやはり私たちの東京都は平均して5年前に比べて下がったとは言うものの0.01から0.02μSv/hの福島第一原発由来の放射線を
24時間常に浴び続けていることになります。
最近、9条改憲阻止の会の仲間で2007年の参院選比例区に天木直人さんやZAKIさんらとともに
出馬した静岡の成島忠夫さん(元某セクト全学連委員長)が急性白血病で先月急逝されたのですが、なぜ急性白血病なのかと思っていたら
1週間くらいまえに家内の看護婦時代の元同僚で都内に住むかたから突然ですが肺がんになって余命6ヶ月ですと電話があった。
どちらの友人も放射能が原因という医学的診断も根拠もなにもない。
しかし、無いけれども私たちは各人がおそらく何か不安に駆られて何か、例えばこの昔と違う気持ち悪い蒸し暑さの昼日中に新宿の雑踏のなかでいつもマスクとサングラスを
している。
福生の自宅に帰ると一番に着ていた服を全部玄関先で所定のバケツに脱いで入れ
室内に入れば下着も全部履き替え、いや下着を履き替えるまえに風呂場でかならず温水シャワーをあびて
頭を洗わずにはいられないくらいなのだ。
そうする習慣になってもう3年経った。
それでも明日は開通されてもう安全だけれども「決して止まらないでください」という看板の立っているという
高速道路の常磐道や国道6号線を北上して見ます。

長船青治より
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