[CML 041643] IK改憲重要情報(127)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2016年 1月 21日 (木) 16:53:04 JST


IK改憲重要情報(127)[2016年1月21日]

私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自
由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所電話
03-6914-3844,FAX03-6914-3884

河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
___________________
(以下の見解は、河内個人の見解です。市川の見解は、必ずしも河内の見解と同一で
はありません。御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。)

   台湾の総統選挙・立法委員選挙

 皆様ご存知のように、台湾の1月16日
の総統選挙では、蔡英文氏が当選し、立法委員の選挙では、民進党が単独過半数を獲
得しました。この選挙をめぐる状況については、黄文雄氏が、「日台共栄」誌2577号
に、「中国が致命的な墓穴を掘った台湾総統選」という一文を書いています。これ
は、非常に分かりやすくて鋭い分析です。
http://melma.com/backnumber_100557_6317333/

 蔡英文が何者かということについては、武田安恵という方が「日経ビジネスオンラ
イン」に非常に深い分析を書いておられます。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/011500208/

 今回の選挙について、渡辺利夫氏は、「現代台湾政治における画期である」「蔡氏
は習(近平)氏から中台首脳会談開催の根拠たる92年合意の承認をいずれ迫られる可
能性がある。しかし、蔡氏には「民進党を支持する強靭な民意が存在する。民意こそ
が最終的な決定者だと主張できる民主主義の論理がある」「歴史的にも地政学的に見
ても日台は運命共同体である。日台新時代を拓く好機到来なのであろう」と述べてお
られます。
http://www.sankei.com/world/news/160119/wor1601190018-n1.html

 宮家邦彦氏は、「政権交代に関する限り、台湾民主主義は日本と同じくらい「経験
豊か」なのである」としたうえで、今度の選挙は、民進党の勝利でなく国民党の惨敗
であり、人々の不安の根源は、馬政権の「傾中」政策に対する危機感というよりも、
国民党の経済政策では「生活が改善しない」という強い不満ではないか」と分析して
います。
http://www.sankei.com/column/news/160121/clm1601210008-n2.html

 天木直人氏は、「自立(主権)を願う民衆の心を力で押さえつけることはできな
い」という国際政治の教訓を強調し、「安倍氏はまさしくその教訓から学んで、沖縄
の辺野古移転強行を直ちに止めるべきだ。それができない安倍首相に、蔡英文氏の勝
利を歓迎する資格はない」と訴えています。
(天木直人のメールマガジン1月17日号第50号)
http://foomii.com/00001/articles

 私は、台湾問題に関心を持ちながらも、今度の総統選挙で何もできなかった自分に
恥ずかしい思いです。
 それで、贖罪的な気持ちもあって、昨日、時局心話会が主催した、林建良氏(「台
湾の声」編集長)の講演会に行ってきました。
 予想した通り、林氏は、今度の選挙につき熱弁を振るいました。林氏の話で私の印
象に残ったのは、「若者の奮闘」でした。これについては、NHKのBS1でもドキュメン
ト・フィルムを流していました。若者の純真なエネルギーがそのままぶつけられた選
挙でした。日本の現状を考えると羨ましいほどです。(やや若者にたいする過大評価
があるのではないかと心配しています。)
もう一つは、台湾のおかれた困難な状況です。あれだけ経済的に中国依存が進んでい
て、政治的に中国に対して自立的姿勢を堅持できるのか、前途はきびしいのではない
かと思います。
 それゆえ、日本の出方が、今後決定的に重要になると思います。台湾問題をぬきに
して憲法9条改憲問題も語ることは出来ないと思います。

__________________
              以上







 





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