[CML 041469] 今日の言葉 ――宮中の「歌会始」の選者が赤旗「歌壇」選者になるのは初めてのことだ。これは、「赤旗の勝手、今野寿美の勝手でしょ」で済む問題なのだろうか。「共産党綱領」の規定と精神に反することではないか。

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2016年 1月 9日 (土) 06:05:03 JST


【異を唱える者を「無視」という形で排除する「『自覚的』民主主義政党」とはなにか】 

きのうの「しんぶん赤旗」(2015年12月28日)によると、また、一つのサプライズがあった。短歌という狭い世界の話になるが、
来年から赤旗「歌壇」の選者の一人に今野寿美がなったというお知らせである。私としては「ああ、やっぱりここまで来たか」
との思いなのである。

これまで、私は、著書やこのブログ記事でも「歌会始」が、「歌会始」の選者たちが、表に裏に、日本の歌壇をいかに牽引し
てきたかを、幾度も述べてきた。それは、やはり、現代短歌が当然のように「天皇制」の呪縛から解かれていないことを意
味していた。今野寿美は、今年2015年の歌会始の選者として、2014年に、岡井隆の辞めたあと、代わる形で就任していた。
すでに2008年からの歌会始選者、三枝昂之の妻である。夫婦での選者は永田和宏・河野裕子に次いで、2例目であった。
その今野寿美が赤旗「歌壇」の選者になるという。歌会始の選者が赤旗「歌壇」選者になるのは初めてのことだ。これは、
「赤旗の勝手、今野寿美の勝手でしょ」で済む問題なのだろうか。先の共産党の国会開会式出席表明にしても今野寿美の
赤旗「歌壇」就任にしても、「共産党もそこまでやるか、変わったもんだネ」と通り過ぎていいものだろうか。

少し遡って、昨年7月の「安保法案」の閣議決定から国会審議、「強行採決」がなされた以降、ともかく「戦争法案」「戦争法」
に異を唱え始めた文化人や研究者、芸能人たち、かつての自民党OBたちをも、しきりに“著名人”を動員して、持ち上げ、
盛り上げようとした。過去の言動には目をつぶってでも、目前の取り込みに必死な姿勢が顕著なのだ。そんな風潮に「おか
しい」と少しでも異を唱えると「無視」をするという形で、排除するのが、一貫したやり方だ。開かれた、多様な論議を前提と
する「自覚的」民主主義政党のやることなのだろうかな、とも思う。さまざまな形で盛り上がってきた市民運動を取り込もうと
している姿勢も露骨になってきた。となると、むしろそこから離れていく人も少なくはないのではないか。(略)

赤旗の今回の選択は、「象徴天皇制」を民主主義と平等原則に反すると「綱領」に記しながら、象徴天皇制の文化的なイベ
ントと称される「歌会始」に加担することにならないのか。(略)共産党の国会開会式出席への転換、歌会始選者の赤旗歌
壇選者就任は、決して無関係ではなかった。これがきっかけとなって、文芸と天皇制への問いかけが始まる2016年になる
ことを期待したい。(内野光子のブログ 2015年12月29日)

Blog「みずき」:2016年1月1日付けの「山中人間話」欄でも紹介させていただいているものですが、改めて「今日の言葉」(ブ
ログ記事)としても掲載させていただこうと思います。

【山中人間話】

(略)

Blog「みずき」:熱心で一貫した共産党支持者(もしくは共産党員)と思われる人からも違和の声が出始めています。そのひ
とつの証左として。

全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1726.html


東本高志@大分
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http://mizukith.blog91.fc2.com/



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