[CML 041385] ロシアが新戦略 「色の革命」など警戒、中国関係を重視

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 1月 3日 (日) 08:34:34 JST


檜原転石です。

世俗的国家として男女平等も成し遂げつつあったアフガニスタンを米国は過激宗
教を使って破壊した。同様にイスラム国を使って中東で日常的に暴力と混乱が、
あるいは欧米でテロか時々起こるなら、過激宗教を使っている側に目を向けねば
何も解決されません。

過激宗教を使っている側の1つにテロ国家イスラエルがありますが、土地泥棒と
人種主義を国是する国です。そこには「暴力の連鎖」などありません。一方的な
植民主義国の巨大な暴力です。まさにユダヤ・ナチの蛮行の連続です。

答えは余りに簡単です。プーチンに言われなくても、イスラエルを支援する欧米
植民地主義国(日本政府も歩調をそろえている)の今やっていることに反対する
ことです。なぜなら私たち日本人は恥ずかしくも名誉白人として欧米植民地主義
国の側にいて、あわよくば世界の貧民から絞りとってその恩恵に預かろうとする
邪心を抱いているからです。



▼アフガニスタンへの裏切り ジョン・ピルジャー
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40113442.html
・・・

アフガニスタンの悲劇は西洋勢力の金言をはっきりと示す例である。すなわち、
第三世界諸国は、それが「我々」にとっての有用性に厳密に従って解釈され取り
扱われるという金言の。それが求める冷酷さと偽善はアフガニスタン現代史に書
き込まれている。冷戦下の最も厳密に守られた秘密の一つは、米英による、軍閥
とムジャヒディーンとの共謀であり、そしてタリバンとアルカイーダ、2001
年9月11日の事件を引き起こすこととなったジハードを刺激するために米英が
果たした決定的に重要な役割である。

 1998年のインタビューで、カーター政権時代の国家安全保障顧問ズビグ
ニュー・ブレジンスキーは次のように認めている:「歴史の公式見解では、ム
ジャヒディーンに対するCIAの支援は1980年に始まった。ソ連軍がアフガ
ニスタンを侵略した後である。・・・・・・けれども、現在まで秘密にされてい
るが、実際は全く逆である」。ブレジンスキーの進言に従って、1979年7月
にカーターは、本質的にテロ組織であるところの組織を創設するために5億ドル
の使用を認めたのである。その目的は、当時中央アジアのソ連共和国でのイスラ
ム原理主義の拡大に深く悩んでいたモスクワを、感染のもとであるアフガニスタ
ンの「罠」におびき出すことであった。

 17年間で、ワシントンは、地上で最も残忍な者たちの一部に合計40億ドル
もの資金を提供した。不毛な戦争でソ連を疲弊させ究極的には破壊することが目
的であった。資金を受け取った者の一人グルブディン・ヘクマティヤルは、とり
わけCIAのお気に入りの軍閥で、何千万ドルをも受け取った。彼の得意技はケ
シの取引、ヴェールをかぶることを拒否した女性の顔に塩酸を投げつけるといっ
たことであった。1994年、彼は、首相にさせてもらうならばカブール攻撃を
止めると述べて、首相になった。

その8年前、CIA長官ウィリアム・ケーシーは、パキスタンの諜報組織ISI
が提案した、世界中からアフガンのジハードに参加する人々をリクルートすると
いう計画に支持を与えた。1986年から1992年までの間に、パキスタン
で、10万人以上の戦闘的イスラム教徒が訓練を受けた。訓練キャンプを監督し
ていたのはCIAとMI6で、SASが将来のアルカイーダとタリバンの戦士た
ちに、爆発物製造をはじめとする地下技術を教えていた。指導者たちは、米国
バージニア州のCIAキャンプで訓練を受けた。これはサイクロン作戦と呼ば
れ、1989年にソ連が撤退した後も長く続けられた。

 1898年インド総督だったカーゾン卿は、「諸国はチェス盤の一片のような
ものだと思う」と述べている。「その上で、世界支配という偉大なゲームが行わ
れる」。何人かの大統領の顧問を務め、ブッシュのギャングたちに尊敬される導
師であるブレジンスキーも、ほとんど同じ言葉を書き記している。その著書「偉
大なるチェス盤:米国の卓越と戦略地政学的要請」の中で、ブレジンスキーは、
世界支配のキーとなるのは、対抗する勢力の中で戦略的な位置にあると同時に巨
大な石油とガス資源を有する中央アジアであると述べている。「古代帝国のより
野蛮な時代の用語に戻って言うならば」、「帝国の戦略地政学の主命題」の一つ
は「野蛮人が一つになるのを防ぐことにある」と。

 自ら破壊を助けたソ連の灰燼を調べた導師ブレジンスキーは、一度ならず、感
慨深げにつぶやいた:これが「少数の興奮したムスリム」を作り出したからどう
だというのだろう?2001年9月11日、「少数の興奮したムスリム」がその
答えを与えた。私は最近、ワシントンでブレジンスキーとインタビューしたが、
彼は自分の戦略がアルカイーダの勃興を促したことを強硬に否定し、テロリズム
はロシア人のせいであると述べた。

ついにソ連が崩壊したとき、チェス盤はクリントンに引き継がれた。ムジャヒ
ディーンの最新の姿であるタリバンがアフガニスタンを支配していた。1997
年、米国国務省官僚とカリフォルニアのユニオン石油社(Unocal)は、ワ
シントン及びテキサス州ヒューストンで目立たないようにタリバンの指導者たち
を歓待していた。ヒューストンの豪華な家のディナー・パーティーという贅沢な
歓待であった。タリバン指導者たちはウォルマートでの買い物と観光地へ飛行機
で行くことを求めた。フロリダ州のケネディ宇宙センターや南ダコダのマウン
ト・ラシュモアなどであり、後者では、岩に刻まれた米国大統領の顔を見上げて
いた。米国権力の機関紙であるウォールストリート・ジャーナルは、「今このと
き、タリバンはアフガニスタンで平和を実現する力を史上最も持った勢力であ
る」としゃべりまくっていた。

 1997年1月、ある国務省官僚が内密な記者会見で、アフガニスタンが「サ
ウジアラビアのような」石油保護領になることを望むと語った。サウジアラビア
には民主主義がなく女性が虐待されていると指摘されたこの官僚は、「それは問
題ない」と答えている。


▼ジョン・ピルジャー:ファシズムの台頭が再度問題になる現実
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39637180.html
ちきゅう座

ジョン・ピルジャー:ファシズムの台頭が再度問題になる現実

2015年 3月 28日
 評論・紹介・意見
 松元保昭

・・・

新政府は、極貧層のために無料診察を導入し始めた。日雇労働の身分は廃止さ
れ、大規模な基礎教育プログラムが開始された。女性にとっての進歩は前代未聞
だった。1980年代後半には大学生の半数は女性だった。またアフガニスタンの医
師の半分、公務員の三分の一、そして大多数の教師が女性で占められていた。
女性外科医セイラ・ノーラニィが思い出を語った。「全ての女子が高校にも大学
にも行くことができました。私たちは好きなものを着て行きたいところへ行くこ
とができました。いつもカフェに入り、金曜日には新しいインド映画を観に劇場
に行き、新しい音楽を聴いていました。ムジャヒディーンが勝利し始めたときす
べてが悪くなり始めました。彼らは教師たちを殺して学校を燃やしたものです。
私たちはとにかく怖かったのです。これらの人々が欧米が支援した連中だと考え
ると、腹が立って悲しくなったのです。」

▼ロシアが新戦略 「色の革命」など警戒、中国関係を重視

モスクワ=駒木明義

2016年1月2日22時34分

http://www.asahi.com/articles/ASJ121P4PJ12UHBI001.html?iref=comtop_fbox_d2_02

 ロシアのプーチン大統領は12月31日、新しい国家安全保障戦略を承認し
た。ウクライナの「オレンジ革命」など、旧ソ連諸国で続いた「色の革命」と呼
ばれる政権交代がロシアでも繰り返される危険性を指摘。また中国との関係を重
視する姿勢を強く打ち出した。

 新戦略は116項目からなり、安全保障や経済に対する脅威を分析している。
新戦略の決定に伴い、2009年策定の「20年までの国家安全保障戦略」は廃
止される。

 新戦略は、「指導的な世界大国」の地位を固めようとしているロシアにとって
の「国家、社会の安全保障に対する主要な脅威」として、09年版にもあった
「外国の特務機関による諜報(ちょうほう)活動」「テロ組織、過激組織の活
動」のほか、今回新たに「『色の革命』の扇動」「伝統的なロシアの精神的・道
徳的価値の破壊」「汚職」などを挙げた。

▼世界の裏側ニュース
プーチンは正論でNWOを道徳的・知的に破壊し続ける [VT]
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12113126373.html …

・・・

NWOがISISを作り出しました。プーチンはISISは「文明に対する敵」であると
し、「道徳やイスラム教を含めた世界の宗教的価値観を蹂躙し、道徳や宗教へ対
する信頼を損なわせている」としています。

最後に、プーチンは次の通り断言し、NWOにダメージを与えています。


「自分にとって望ましくないからといって、ある政権を転覆させるための兵器と
してテロリストが利用されている場合、一般的にテロリズムと闘うことは不可能
です。

こういったテロリストを失くすことは不可能です。かかるテロリストを後に退
け、彼らから力を奪ったり、何らかの合意に到達することができると考えるのは
単なる幻想に過ぎません。

リビアでの状況は、ここで最善の例と言えるでしょう」


▼新世界秩序(New World Order、略称:NWO)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F


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