[CML 041363] [CNIC] 原子力情報宅配便“ CNIC EXPRESS ” [0240]

M.Shimakawa mshmkw at tama.or.jp
2016年 1月 1日 (金) 20:09:42 JST


                             [TO: CML, keystone, rml]

                                                         (改行位置等若干変更)
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 Date: Mon, 28 Dec 2015 10:10:00 +0900 (JST)
 From:  mag2 0000066670 <mailmag at mag2.com>
 Subject: 原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”[0240]


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■原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”■
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=脱原発を実現する原子力資料情報室(CNIC)のメールマガジン=

No.0240 原子力資料情報室声明 司法としての原発回帰の不当決定−高浜異議審
決定、他

【2015年12月28日】
原子力資料情報室(CNIC)Citizens' Nuclear Information Center

※購読の登録・解除・変更は読者の皆様ご自身でお願いいたします
(方法下記)

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◇今号の内容◇

 [1] 原子力資料情報室声明 司法としての原発回帰の不当決定−高浜異議審決定

 [2]『原子力資料情報室通信』第499号(2016/1/1)もくじ

 [3] インドへの原発輸出反対! 日印原子力協定阻止キャンペーン

 [4] イベント案内

 ◯11/26-1/28 原発止めよう!東京ネットワーク 冬の連続講座(東京)

 ◯2/2 第89回 原子力資料情報室公開研究会
       どうする核のゴミ2
       フィンランド・ドイツの高レベル最終処分場をめぐって

 [5] 冬のご寄付のお願い

 [6] 原子力資料情報室とは


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■ [1]  原子力資料情報室声明 
        司法としての原発回帰の不当決定−高浜異議審決定

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2015年12月24日 

原子力資料情報室

 
 24日、福井地裁(林潤裁判長)は15年4月の高浜原発の運転差し止め仮処分命令を取
り消す決定を行った。福島原発事故に対する司法としての反省がなく、原発回帰を追認
する不当判決である。

 決定は、原子力規制委員会が専門家の審議を経て策定した規制基準は合理的であると
し、審査の過程に重大な過誤欠落がなければ、それに基づく判断も合理的であるとする、
福島事故前の考え・立場に逆戻りした内容となっていて、とうてい容認することはでき
ない。

 前決定が指摘した実際の地震がこの10年で5回も基準地震動を上回った理由を分析する
ことなく、また、震源を特定せずに定める地震動については参考とする16地震に対して、
最大規模であった岩手・宮城内陸地震について地質構造の違いを主張して評価対象から
外したことを追認している。司法は、この地震も評価したうえで耐震安全性を主張する
ように求めるべきだった。

 免震重要棟の建設は、工事認可より5年間猶予とさらに緩和したことで原子力規制委員
会の姿勢が問われているが、今回の決定では新規制基準が「緊急時対策所の基準地震動に
対する耐震安全性を確保するための手段については『免震機能等により』と規定されてお
り、〜必ずしも免震機能を有していることを常に要求するものではない」と解釈している。
原子力規制委員会よりもさらに緩い判断を司法が示したことになる。これでは新規制基準
の骨抜きにもつながりとうてい許されない判断と言える。

 最後に意図的な攻撃への対策についても、きわめて狭い敷地に立地されている高浜原発
を裁判長は実際に見たとは考えられない判断だ。大型航空機が意図的に原子炉建屋に衝突
すれば原子炉は破壊され重大事故は避けられない。あるいは、敷地内で爆発炎上すれば、
規制委員会が「確認している」とする「アクセスルート」が使用不能になることは、現場
を見れば一目瞭然である。


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■[2]『原子力資料情報室通信』第499号(2016/1/1)もくじ

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会員の皆さまへの『通信』発送作業を12/25に行いました。

原子力資料情報室通信』第499号(2016/1/1)もくじ

2016年:原子力政策の矛盾が激化する
[伴英幸]
http://www.cnic.jp/6817

20ミリシーベルトは安全基準か
[小澤洋一]

飯舘村原発ADRの現状
[佐々木学・塚越邦広]

第88回原子力資料情報室 公開研究会報告
[片岡遼平]

496号掲載論文「高浜原発1号機の寿命延長は危険だ」へのご質問への回答
[原子力資料情報室]

短信

資料紹介・原子力資料情報室だより


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■ [3]  インドへの原発輸出反対! 日印原子力協定阻止キャンペーン
 
 ●日印原子力協定に反対する国際アピール募集中!
  
 ●日印首脳会談の日に…12・12 首相官邸前
   日インド同時アクション「原子力協定・武器輸出に反対!」

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日印原子力協定に反対する国際アピール募集中!

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インドでは、日米欧による50基の新規建設計画が浮上し、このうち3ヶ所で三菱、東芝
、日立が関与しています。日印原子力協定締結は、日本がNPTに加盟せず核実験を実施
したインドの核軍拡を容認することにつながります。

この協定は原子力輸出に繋がるのみならず、インドの核兵器保有と核軍拡を認めること
になり、南アジアの、ひいては世界の平和にも脅威となります。

ぜひ安倍首相宛の以下の国際アピールへの協力をお願い致します。

署名はこちらから
https://goo.gl/bW7SKz
 

なお、原子力資料情報室では、この問題にかんして、日印原子力協力協定がもつ核拡散
への影響を検討した調査レポートを発表しました。

 レポートはこちらからダウンロードいただけます。
http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2015/11/201511_CNIC_Japan_India_nuclear_agreement.pdf

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5団体共同声明 日印原子力協力協定の「原則合意」に断固抗議する

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 2015年12月14日

<共同提出団体>
戦略ODAと原発輸出に反対する市民アクション(コアネット/COA-NET)
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
ピースボート
原子力資料情報室
NPO法人ピースデポ


 インドを訪問した安倍晋三首相は、2015年12月12日にインド政府のナレンドラ・モデ
ィー首相との首脳会談後、共同声明を発表した。

 懸念された「日印原子力協力協定の調印」には至らずとも、「協定は合意に達した」
ことが明言された。しかし、日本政府側が求めて続けてきたとされる「再核実験時にお
ける協力停止」や「使用済み核燃料の再処理容認」問題などについては、何らの明記も
ない。

 インドは、核拡散防止条約(NPT)に加盟しないまま2度の核実験を続け、さらに核兵器
増産をめざしている。今回の実質合意により、ヒロシマ・ナガサキでの被爆を経験した
日本が、あたかもインドを正式な六番目の「核兵器国」として容認することになる。そ
れは、戦後70年一貫して「核兵器廃絶」を外交の柱とした日本が、NPT体制を崩壊させる
重大な政策転換である。

 基本合意が、核廃絶へ向かう国際社会での多くの人びとの努力を踏みにじることは明
らかである。安倍総理の訪印直前に広島市長と長崎市長の連名による「協定交渉の中止
要請」も完全に無視され、広島県選出の岸田外相の責任は重大である。

 また、東京電力福島第一原発の事故が収束しておらず、多くの被害者が未だに苦しん
でいるさなかに、他国への原発輸出を拡大して原発産業の延命を図ろうという姿勢は、
きわめて非倫理的である。このような日本による国をあげての原発輸出政策には、国際
的に厳しい批判が続いている。インドでは、政府による厳しい弾圧にもかかわらず、原
発計画に対して地元住民が幅広い反対運動を展開している。

 今回の首脳会談と同時に、日本各地だけでなく、インドでは首都デリーと原発建設計
画予定各地の住民、ロンドン、ニューヨークなどでも大規模な反対運動、そして国際署
名が展開された。

 世界の人びとは日本に対して、「インドへ原発を売るな!どこにも売るな!」と呼び
続けている。

 安倍政権の金儲けのための「原発輸出」と「核不拡散政策の転換」について、私たち
は強く抗議する。そして、正式調印阻止へ向けて今後も闘うことを表明する。


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■[4]イベント案内

 ◯11/26-1/28 原発止めよう!東京ネットワーク 冬の連続講座(東京)

 ◯2/2 第89回 原子力資料情報室公開研究会
       どうする核のゴミ2
       フィンランド・ドイツの高レベル最終処分場をめぐって
   
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11/26-1/28 原発止めよう!東京ネットワーク 冬の連続講座(東京)

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 安倍自公政権は、「エネルギー基本計画」を策定し、その中で原発の再稼働、核燃料
サイクルの推進、原発輸出など、民意を無視して原子力政策を進めています。しかし、
その原子力政策は、様々な点でほころびを見せ、破綻しています。2030年度のエネルギ
ー構成に占める原発の割合を20〜22%と打ち上げていますが、その実現は虚構でしかあ
りません。安倍政権がすすめる原子力政策の破たんをそれぞれの専門家から解説してい
ただきます。

会場:連合会館5F 501会議室

    東京都千代田区神田駿河台3-2-11 

東京メトロ千代田線  新御茶ノ水駅  B3出口 (徒歩0分)
東京メトロ丸ノ内線  淡路町駅  B3出口 ※ (B3出口まで徒歩5分)
都営地下鉄新宿線  小川町駅  B3出口 ※ (B3出口まで徒歩3分)
※B3a・B3b出口は、違う方向へ出ますのでご注意ください。
JR中央線・総武線  御茶ノ水駅  聖橋口 (徒歩5分)


第三回 1月14日(木) 18:30〜21:00
      フクシマの核のゴミの行方
       講師:伴英幸(原子力資料情報室共同代表)

第四回 1月28日(木) 18:30〜21:00
      核燃料サイクルの行方
       講師:伴英幸(原子力資料情報室共同代表)

主催:原発止めよう!東京ネットワーク

東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B 原子力資料情報室 気付 TEL.03-3357-3800


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2/2 第89回 原子力資料情報室公開研究会
    どうする核のゴミ2
    フィンランド・ドイツの高レベル最終処分場をめぐって

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11月に開催した「日本学術会議 暫定保管提言を考える」につづく「核のゴミ」
の公開研究会第2回を開催します。今回は9月にオンカロ(フィンランド)、ゴア
レーベン(ドイツ)などを視察したスタッフ澤井による現地報告をきき、意見交換
を行いたいと思います。ぜひご参加ください。


日時:2016年2月2日(火) 18:30〜20:30(開場18:00)
資料代:800円(予約不要)
会場:連合会館2階 201会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11

・千代田線 新御茶ノ水駅
・丸ノ内線 淡路町駅
・都営新宿線 小川町駅  B3出口
・JR中央線・総武線
御茶ノ水駅  聖橋口(徒歩5分)

講師:澤井 正子・上澤千尋(原子力資料情報室)

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■[5]冬のご寄付のお願い

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 平素よりのご支援に心より御礼を申し上げます。

 さて、当室では10月12日に「設立40周年のつどい」を開催いたしました。

 ご参集くださったみなさま、お祝いのメッセージをお寄せくださったみなさまに改め
て御礼を申し上げます。また、「つどい」にあわせて『脱原発の40年 原子力資料情報
室と日本・世界の歩み』を発行いたしました。

 しかしながら、当初の予想より支出がかさみ、「つどい」単体では赤字決算となって
しまいました。また、当室の活動、原子力資料情報室通信の発行は皆様からの会費・ご
寄付によって維持されております。経済状況の厳しい中、心苦しい限りではございます
が当室の活動を継続していくために冬期ご寄付へのご協力をいただけますよう理事・ス
タッフ一同切にお願い申し上げます。

2015年12月

原子力資料情報室 理事・スタッフ一同


◇お振込先でのご寄付

郵便振替口座 00140−3−63145 原子力資料情報室
銀行口座 ゆうちょ銀行 ○一九 ぜろいちきゅう店 
    (当座) 0063145 原子力資料情報室

◇クレジットカードでのご寄付

http://www.cnic.jp/support/donation からPaypal経由でご寄付いただけます。

 

□■ ご寄付が寄付金控除の対象となります ■□

※ お寄せいただいたご寄付は確定申告で寄付金控除の対象となります。毎年1月から
12月のご寄付を合算した控除証明書を翌年1月にお届けしております。ご寄付後すぐ
の証明書発行をご希望の際はお手数ではございますが当室までご連絡ください。また、
制度の詳細につきましては、お近くの税務署へお問合せください。
※ 認定NPO法人は寄付者の一覧を作成し、各法人にて保管することと定められてお
ります。一覧にはお名前、ご住所(ご連絡先)、ご寄付の金額が掲載されます。匿名での
ご寄付をご希望の方はお申し出ください。
※ カンパを強要するものではございません。また、事務の効率化のため、すでにカン
パをお寄せいただいた方へもお願いと振込用紙を同封しております。失礼をお詫び申し
上げるとともに、ご理解のうえご容赦くださいますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 原子力資料情報室

〒162-0065 東京都新宿区住吉町8 番5 号 曙橋コーポ2 階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801 [Eメール]cnic@nifty.com [ウェブサイト]cnic.jp


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■[6]原子力資料情報室とは

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【参加・支援をお願いいたします】
原子力資料情報室は、原子力に依存しない社会の実現をめざしてつ
くられた非営利の調査研究機関です。産業界とは独立した立場から、
原子力に関する各種資料の収集や調査研究などを行ない、それらを
市民活動に役立つように提供しています。

このメールマガジンをふくむ当室の活動は、毎年の総会で議決に加
わっていただく正会員の方々や、活動の支援をしてくださる賛助会
員の方々の会費・寄付などに支えられて私たちは活動しています。
ぜひ私たちと一緒に、原子力のない世界への取り組みの輪に加わっ
てください。
会員案内はこちらです。
http://www.cnic.jp/support

●CNIC(原子力資料情報室)公式Twitter
 http://twitter.com/CNICJapan
●CNIC Facebookページ
 http://www.facebook.com/CNICJapan

■原子力資料情報室・最近の書籍(ご注文は原子力資料情報室へ)

西尾漠『原子力・核・放射線事故の世界史』
  http://www.cnic.jp/books/6256
原子力資料情報室 編 西尾漠・文 今井明・写真
『日本の原子力60年 トピックス32』
  http://www.cnic.jp/books/5832
はんげんぱつ新聞編集部 編
『許すな!再稼働 そして原発廃止へ』
  http://www.cnic.jp/books/5476
西尾漠『歴史物語り 私の反原発切抜帖』
  http://www.cnic.jp/books/5454
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2015』
  http://www.cnic.jp/books/6548
はんげんぱつ新聞編集部 編
『原発再稼働なんてできない! 溜まり続ける使用済み燃料』
  http://www.cnic.jp/books/5004
西尾漠『プロブレムQ&A─どうする?放射能ごみ〔増補改定新版〕』
  http://www.cnic.jp/books/4907
山口幸夫『ハンドブック 原発事故と放射能』
  http://www.cnic.jp/books/4822
原子力資料情報室『考えてみようよ原発のこと』
  http://www.cnic.jp/books/3322
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2011-12』
  http://www.cnic.jp/books/3330
原子力資料情報室『地震大国に原発はごめんだ vol.3』
  http://www.cnic.jp/books/3340
原子力資料情報室『増補 原発は地震に耐えられるか』
  http://www.cnic.jp/books/3344
高木仁三郎、渡辺美紀子『新装版 食卓にあがった放射能』
  http://www.cnic.jp/books/3358
反原発出前のお店:編『新装版 反原発、出前します』
  http://www.cnic.jp/books/3368
高木仁三郎『新装版 チェルノブイリ原発事故』
  http://www.cnic.jp/books/3370

□ご注文はこちらから〜CNICの本屋さん
http://cnic.cart.fc2.com/

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原子力情報宅配便“CNIC EXPRESS”No.0240
以上

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特定非営利活動法人 原子力資料情報室(CNIC)
Citizens' Nuclear Information Center
共同代表:山口幸夫・西尾漠・伴英幸
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8−5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

e-mail:cnic at nifty.com
URL:http://cnic.jp
開室:月〜金/10:00〜18:00
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Citizens' Nuclear Information Center(CNIC)
2F-B Akebonobashi co-op 8-5, Sumiyoshi-cho,
Shinjuku-ku, Tokyo, 162-0065, Japan
phone 81-3-3357-3800, fax 81-3-3357-3801
http://cnic.jp
cnic at nifty.com
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