[CML 042207] 映画『コンカッション(脳震盪) 』と米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患
檜原転石
hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 2月 29日 (月) 10:51:09 JST
檜原転石です。
トンデモ和製英語「ブラック」を濫用して名誉白人化を歩む日本低国民にはピン
トこない話題ですが、まあ白人だらけのアカデミー賞とからんだ映画について・・・。
(「注:映画の原題:Concussion=脳震盪)
▼羽生結弦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%94%9F%E7%B5%90%E5%BC%A6
・・・
初戦となる予定だったフィンランディア杯は腰痛のために欠場。2014年11月、初
戦となった上海開催の中国杯ではショートプログラム2位スタート。フリース
ケーティング前の6分間練習で、中国の閻涵と衝突事故が起きた[70]。日本ス
ケート連盟は国際試合に医師を帯同させていなかったため、現場では米国の医師
に応急処置を受け、頭部と顎にテーピングと包帯を施したままの状態で演技に臨
んだ。ショッキングな流血事故を押しての出場は、当初脳震盪の可能性が疑われ
たため「危険だったのではないか」と賛否が分かれる事態に発展したが、驚異的
な執念で最後までプログラムを滑りきり銀メダルを獲得した[71][72]。この演技
終了後に顎を7針、頭を3針縫い、表彰式とエキシビションには出演せず翌日に帰
国[73]。精密検査の結果、頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関
節捻挫で全治2〜3週間と診断を受けた[74]。
▼羽生結弦の事故を教訓に、今すべきこととは?
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/2014/11/11/post_416/index.php
・・・
また、6分間練習のあり方の再検討などは国際スケート連盟が行なうことだが、
チームドクター帯同の義務化などは各国連盟がやるべきことだろう。今回の羽生
の場合、日本チームに専属ドクターが帯同していたなら、その場で出場が妥当か
どうかを医学的見地から判断し、ドクターの権限で強制的に出場をストップさせ
ていた可能性もある。
*****
(「注:映画の原題:Concussion=脳震盪)
▼“白人だらけ”米アカデミー賞ボイコット騒動の余波? 抗議した俳優、ウィル・
スミスの映画が日本で公開中止に!
http://lite-ra.com/2016/02/post-2019.html
▼〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第261回
(1)
李 啓充 医師/作家(在ボストン)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03060_04
▼〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第267回
米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(7)
李 啓充 医師/作家(在ボストン)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03072_05
▼〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第268回(最終回)
米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(8)
李 啓充 医師/作家(在ボストン)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03074_03
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