[CML 042055] ある回想の回想 ――山本義隆さん(元東大全共闘議長)の『私の1960年代』という回想と木村剛久さん(元共同通信・書籍編集者)の回想

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 2月 19日 (金) 22:00:04 JST


ある回想の回想は、山本義隆さんの『私の1960年代』という回想を読んでの著者とほぼ同世代の木村剛久さん(元共同通信・書
籍編集者)の回想です。おふたりはともに全共闘世代と呼ばれる世代ですが、同時代の回想は私の見るところいわゆる全共闘
運動を自己の主観によって実際にあった運動以上に理想化したり、その運動のリーダーを必要以上に英雄視したりする傾向が
強く、読んでいて鼻白んだり、興ざめしてしまうたぐいのものが多いのですが、山本義隆さんと木村剛久さんのそれぞれの回想は
自然体の目線で書かれていて、それゆえにわかりやすく全共闘運動の実際の内実が読む側にもよく伝わってきます。ひとことで
言って同時代人の信頼のできる回想です。この時代を理解するためには外すことのできない好著ということができるでしょう。山
本義隆さんが東大全共闘の議長という当時の当事者であり、木村剛久さんも「運動の中心にいたわけではない」としても当時の
早稲田大学の学生としてやはり当事者のひとりであったこともこの時代の全共闘運動を理解するためのもちろん大きな要素です。

以下、木村剛久さんのある回想の回想です。端折ることなく転載させていただこうと思います(ただし、改行は引用者)。


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
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東本高志@大分
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