[CML 042036] IK改憲重要情報(133)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2016年 2月 18日 (木) 15:34:10 JST


IK改憲重要情報(133)[2016年2月18日]

私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所電話
03-6914-3844,FAX03-6914-3884

河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
__________________
(以下の見解は、河内個人の見解です。市川の見解は、必ずしも河内の見解と同一で
はありません。御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。)

 中国のミサイル配備(続)

 昨日発信した「IK改憲重要情報(132)」
でも述べさせていただきましたが、中国が南シナ海・パラセル諸島に地対空ミサイル
を配備していたことが明らかになり、南シナ海の緊張が一気に高まっています。

 ケリー米国務長官は、中国に南シナ海軍事化中止の要請をすると報道されていま
す。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H0U_Y6A210C1MM0000/

おそらく中国は承諾しないでしょう。中国内部の情報がないので、私の推測というこ
とになりますが、私は、中国共産党首脳部は、「戦争にならない限りの、ぎりぎりの
チキンレースをする」という決断をしたのだと思います。そのような決断をせざるを
えない、中国人民解放軍内部と民衆の「抵抗」が高まっているのだと思います。
 オバマは、中国も軍事的には米国に対抗できないことが分かったのだから、と中国
の抵抗を甘く見ていたのだと思います。明らかにオバマ外交の「失敗」です。
 また、アメリカのASEAN外交も失敗しました。ASEAN首脳との会談で、ラオスとカン
ボジアが抵抗したと伝えられています。ASEANは、そんなに簡単に中国批判でまとま
る組織ではないのです。
http://www.sankei.com/world/news/160217/wor1602170058-n1.html

 オバマ大統領は、強硬な態度を示さざるをえないでしょう。そうしなければ、
ASEAN諸国からは見放されるし、苛立ちを強めている国内の中国批判派をなだめるこ
とはできないし、大統領選挙で民主党を有利にすることもできないからです。
http://www.sankei.com/world/news/160218/wor1602180020-n1.html

 私の推測では、アメリカも中国も「戦争にならない限りでの、ギリギリのチキン
レース」を展開するところに、追い込まれていくことでしょう。
 チキンレースだから、戦争にならないという保証はありません。人間は、そんなに
理性的な動物ではないのです。偶発戦争・限定戦争を含めてあらゆる戦争に反対の声
を強める必要があるのです。

 産経新聞が、日本の海上自衛隊とベトナム海軍との合同図上訓練が実施されたと伝
えています。産経新聞は「海自が存在感、中国をけん制」という見出しをつけていま
すが、中国がパラセル諸島にミサイルを展開しているなかで、この合同訓練の意味を
捉えることができない「想像力の貧困」に愕然とします。完全な「平和ボケ」です。
これは海外での軍事力の行使を禁じた憲法9条違反そのものなのです。
http://www.sankei.com/world/news/160218/wor1602180033-n1.html

 昨日の「IK改憲重要情報」でも強調しましたが、平和を願う日本の民衆運動は声を
挙げるべきなのです。まだ戦争になることが決まった訳ではないから、という論理の
罠に陥るならば、9条改憲反対運動でも、国民から「戦争になることが決まった訳で
はないから、今は反対しない」と言われて反論できない事態に陥ることでしょう。
_________________
           以上
 


 










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