[CML 041934] 今日の言葉 ――今回は「しんぶん赤旗」までもが「ミサイル」と言う言葉を使っています。これには相当な危機感を覚えます。一体どうしたのでしょうか。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2016年 2月 11日 (木) 14:13:29 JST


      Blog「みずき」:五十嵐仁さん(元法政大学教授。昨年退職)もメディアの「事実上の長距離弾道ミサイル」報道には
      「違和感」を表明していますが、商業メディアと同様に「事実上のミサイル」と「誤報」している赤旗批判はありません。
      著名な共産党シンパとして同党批判を意図的に避けていることは明らかです。それに比して自身が共産党員であ
      ることを隠さず公表している豊島耕一さん(元佐賀大学教授。一昨年退職)は今回の赤旗の「ミサイル」報道を明確
      に批判していて、そういう意味で批評精神の健全さを感じます。しかし、「一体どうしたのでしょうか」というのはいか
      にも甘すぎる共産党批判です。どうしたのではなく、同党はもはや完全に「右傾化」してしまっているのです。そういう
      意味での同党批判も必須です。2015年1月10日の小池晃同党副委員長の「天皇のお話」発言批判以来の私の共産
      党批判をご参照いただければ幸いです。

      Blog「みずき」:これまでの記事を読んでも金平記者はSEALDsを相当に評価していますが、同時に金平記者は辺見
      庸の『1★9★3★7』を映画や舞台、コンサートを含む2015年のジャンル徹底的無視ベスト10の第1位に選ぶ眼
      光の人でもあります。その辺見のSEALDs評価は「ぼくはそこに何も新しいものを感じない」「『何としても社会そのも
      のを深いところから変革したい』という強いパッションが見えない」というものです。金平さんには辺見の言葉がわか
      ると思います。もう一度、再考していただきたいものです。

【「ミサイル発射」報道問題と赤旗】
(前略)
一般紙やテレビだけでなく、今回は「しんぶん赤旗」までもが「ミサイル」と言う言葉を使っています(→2012年の記事参照)。
これには相当な危機感を覚えます。2012年の同様の事態の時は、一般紙が「ミサイル」を使ったのに対し、赤旗は一貫して
「ロケット発射」を使いました。一体どうしたのでしょうか。10日の「しんぶん赤旗」には、読者の質問に答える形で「ロケットか
ミサイルか」を短く論じています(知りたい 聞きたい)。それによると、「ミサイルと人工衛星打ち上げ用のロケットは共通の技
術を使用しています。違いは、軍事利用か平和目的かです」とのことです。しかし、外形的基準でなく、いわば打ち上げを行う
者の意図で区別するなどというのは普通の用語法ではありません。(ペガサス・ブログ版 2016-02-11 )


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1782.html


東本高志@大分
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