[CML 041901] 今日の言葉 ――志位氏は「我々はウルトラリアリストになった」と言ったそうだが、ウルトラナショナリズムは現実埋没と相等しいだろう。

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2016年 2月 9日 (火) 16:19:43 JST


      Blog「みずき」:「志位氏は『我々はウルトラリアリストになった』と言ったそうだが、ウルトラナショナリズムは現実埋没と相
      等しいだろう」は都藤邦さんの日本共産党評です。都藤さんのこのアフォリズムをどう評価しうるか。また、どう応えうるか。
      一に私たち自身の政治的思想力の問題、あるいは政治的構想力の問題といってよいでしょう。

★志位氏は「「我々はウルトラリアリストになった」と言ったそうだが、ウルトラナショナリズムは現実埋没と相等しいだろう。

「『リアル』政治に踏み出す共産 接近する志位氏と小沢氏」(朝日新聞 
 2015/12/24)
「安倍一強政治」の流れを変えようと、野党が共闘に動き始めた。23日には安全保障関連法廃止を訴える市民団体が来夏の参
院選に向け、熊本と石川で野党統一候補の擁立を発表。台風の目は共産党だ。自前候補の取り下げも辞さない「現実路線」に踏
み出し、野党連携の歯車が回り出した。転機は3カ月前。安保法が成立した9月19日の午後、東京・千駄ケ谷の共産党本部。党
幹部を集めた中央委員会総会で委員長の志位和夫は宣言した。「国民の声に応えるため、共産党も変わらなければならない。我
々は新たな戦いに入る」

その前夜、志位は国会前に詰めかけた学生らに演説。共産や民主など5党が安保法反対で結束したことを受け、「野党共闘をど
んなことがあろうと発展させていく」と強調した。学生たちから「次の選挙は期待していいんですね」と声をかけられていた。志位は
中央委総会で、演説での「約束」を具体化した構想を示す。安保法の廃止を実現させるため他の野党と連立を組む「国民連合政
府」だ。共闘を実現させるため、日米安保の破棄や将来的な天皇制の廃止といった他党が受け入れられない政策を棚上げした。
天皇陛下が臨席するため、従来は「戦前の議会の儀式を引き継ぐもので憲法から逸脱する」との理由で欠席していた国会開会式
に来年は出席することも24日に発表する。志位は言う。「我々はウルトラリアリストになった」

「リアル」な政治に踏み出した志位が水面下で会談を重ねていた人物がいる。(略)岩手での連携を機に、参院選での野党共闘を
模索する志位は、小沢と度々意見を交わすようになる。安保法をめぐる与野党攻防が最終盤を迎えた夏の終わり、志位は再び
小沢とひそかに会談。9月に発表する国民連合政府の概要メモを事前に見せた。小沢の持論、野党勢力が選挙で結集する「オリ
ーブの木」と重なる内容が盛り込まれていた。「これはいい」。一読した小沢は満面の笑みを浮かべて、謝意を示した。「よく決断し
てくれた。この年になって、志位さんと一緒に政権取りができるとは思わなかった」9月19日の共産党中央委員会総会。志位が提
案した国民連合政府の構想に異論は出なかった。(略)9月28日、小沢との党首会談で、志位はこう頼んだ。「私たちは政権を取
ったことがない。いろいろと教えて下さい」(都藤邦フェイスブック 2016年2月8日) 


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
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東本高志@大分
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