[CML 041886] =日本軍「慰安婦」問題=被害者不在の「合意」は「解決」ではない!2.14大阪
Maeda Akira
maeda at zokei.ac.jp
2016年 2月 8日 (月) 15:40:44 JST
前田 朗です。
2月8日
転送です。
【集会案内 拡散希望】
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=日本軍「慰安婦」問題=
被害者不在の「合意」は「解決」ではない!
~日韓合意・朴裕河問題を突く~
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昨年12月28日 に開催された日韓外相会談で、日本軍「慰安婦」問題が「最終的
かつ不可逆的に解決」されたと発表されました。
被害者たちは「私たちの意見も聞かないで、政府が勝手にしたこと」と怒りの声
をあげています。
政府間の「合意」内容が明らかになるにつれ、「これは『解決』ではない」とい
う声が韓国でも日本でも高まって います。
2014年、日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議で8か 国の被害者と支援者らに
よってこの問題の解決のための「日本政府への提言」がまとめられました。
政府が加害の事実と責任を認め、謝罪・賠償・真相究明・再発防止等の措置を取
るということが被害当事者に示さ れた時、解決への第一歩を踏み出すことがで
きます。
今回の政府間「合意」は被害者の声を聴くことなく「終止符」を打とうとしました。
岸田外相は「合意」の評価を「日米韓安全保障協力の前進に寄与」と述べていま
すが、安倍政権の日米安全保障体 制強化にそった今回の「合意」は、
「私たちのような被害者を二度と生み出さないで」と願う被害者の傷を再び深く
えぐる行為です。
自ら名乗り出て、問題を明らかにしてきた被害女性たちが、韓国だけではなく、
朝鮮民主主義人民共和国・台湾・ 中国・フィリピン・インドネシア・オランダ
等で、「解決」を待ち望んでいます。
私たちはこの「合意」を認めるわけにはいきません。
今回、講師に鄭栄桓さんを迎えて今回の日韓「合意」の問題点を明確にするとと
もに、日本でも評価が分かれる 『帝国の慰安婦』をめぐって、お話をうかがい
ます。
現在、韓国では「慰安婦」被害者たちが著者の朴裕河さんを名誉棄損で告訴、韓
国検察庁によって起訴されていま す。これに対して日本では著名な学者や作家
も含めた人々がこの本を評価し、抗議声明を発表しました。鄭栄桓さんは、朴裕
河さんの本の不正 確な理解が必ずしも戦争責任・植民地支配責任に関する認識
につながらないと指摘してこられました。被害者を傷つけ、「慰安婦」問題の解
決 を願う人々に混乱をもたらしているこの問題と併せて、本質を鋭く突く講師
のお話を聴きます。
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講師 鄭栄桓(チョ ン・ヨンハン) さん(明治大学院大学教員)
日時:2016年2月14日(日) 13:30~ (開場13:00)
場所:PLP会館 大会議室(JR天 満駅・地下鉄扇町駅徒歩5分)
資料代:800円 (学生400円)
■主催/日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク■
TEL090(8383)4197 http://www.ianfu-kansai-net.org/
〔blog〕ianfukansai.blog.fc2.com/
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