[CML 041849] 本来ならば、加害側に立つ者が、激しく放射能汚染した漁場で働き、早く亡くなった乗組員の死が、100パーセ

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2016年 2月 6日 (土) 08:38:55 JST


本来ならば、加害側に立つ者が、激しく放射能汚染した漁場で働き、早く亡くなった乗組員の死が、100パーセント放射能によるものではないことを医学的に証明し、被害者や遺族に伝えるべきだろう。
『放射線を浴びた[X年後]2』関西劇場上映開始。2/7伊東英朗監督、川口美砂さん トークショー予定ほか。と、『福島のすがた』写真展。と、映画「みんなのための『資本論』」のご案内


転送転載歓迎

京都の菊池です。


劇場映画 「X年後」2 の公式サイト
http://x311.info/part2/
より


制作者のことば
 監督 伊東英朗
http://x311.info/part2/message/
より

・・・
 広島、長崎の原爆投下からわずか10ヶ月後、マグロの漁場で始められた核実験。繰り返される核実験で漁場は激しく汚染。
第五福竜丸の被ばく発覚後、放射能検査が行われ、延べ992隻もの被ばく船が見つかったにもかかわらず、政府は「すでに測定の必要がない」とし、その年の12月、わずか10か月で検査を打ち切った。
『直ちに健康に影響がでない』ため、人々は少しずつ事件を忘れていった。10年後には東京オリンピックが開催され、日本は、さらに上を向いて歩み始めた。いつしか、事件は完全に忘れられ、「第五福竜丸」と「髪の毛がぬける」という言葉だけが脳裏に刻まれた。 

 そして第五福竜丸の事件から57年後の2011年3月。福島で原発事故が起こり、放射能検査が始まった。
そして12月、安全宣言がされた。
事故からもうすぐ5年。
放射能の影響があいまいなままだ。
「いつまでも、悲しいことを考え続けるのはやめよう。前向きに生きようじゃないか」という声が聞こえてくる。奇しくも事故から9年後となる2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開催される。
ビキニ事件では、半世紀後、事件の記憶はほぼ消えていた。いま、新たなX年後に向けてカウントダウンが始まっている。半世紀後、日本人は、何を覚えているのだろうか。そしてその時、人体に何が起こっているのだろうか。 

 36歳で亡くなった川口さんの父親や、45歳で亡くなった和気(大黒)さんの父親が受けた被ばくを医学的に裏付けることは難しい。
しかし人体に重大な危害を加える危険な物質が蔓延する中で操業を続けたことは、船員手帳と厚生省の文書をつき合わせば事実であることは分かる。 

 この事件に限らず、被ばく事件においては、被害者が『被ばくしていること』証明しなければならない。なんという矛盾だろう。
本来ならば、加害側に立つ者が、激しく放射能汚染した漁場で働き、早く亡くなった乗組員の死が、100パーセント放射能によるものではないことを医学的に証明し、被害者や遺族に伝えるべきだろう。
想像を絶する量の放射線を生み出し、アメリカ本土や日本列島が放射能汚染していることを、少なくとも1952年には把握しながら実験を続けた責任は重い。 

 2004年に前作『放射線を浴びたX年後』のための取材を開始してから12年。これまで多くの方々に支えられて、ここまで来ることができた。これまで自分が倒れるまで一生追い続けていくものだ、と覚悟を決め、取材を続けてきた。『放射線を浴びたX年後2』が完成した今、ますますその思いは強くなっている。僕の旅はまだ終わっていない。これからも被災者と共にありたい。 

 何があっても諦めないぞ!
・・・


今日2/6土曜日より『放射線を浴びた[X年後]2』関西劇場上映が始まり、明日2/7日曜日は伊東英朗監督、川口美砂さん トークショーが予定されています。
ぜひご都合つきましたらご来場ください。
ぜひ多くの人にお伝えください。ほかの案内とともにお知らせします。
(料金など詳しくは劇場ホームページを参照ください)


第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
2/6(土)〜
『放射線を浴びた[X年後]2』
http://www.nanagei.com/movie/data/1019.html

2/6(土)11:55回
伊東英朗監督 舞台挨拶予定
2/7(日)11:55回
伊東英朗監督、川口美砂さん トークショー予定
※当日本作ご鑑賞の方のみ対象


2/6(土)〜【1週間限定上映】
『放射線を浴びた[X年後]』
http://www.nanagei.com/movie/data/1031.html

2/6(土)、2/7(日)10:00回
伊東英朗監督 舞台挨拶予定
※当日本作ご鑑賞の方のみ対象


シアターセブン
http://www.theater-seven.com/

【2016/1/30(土)〜2/19(金)】
日本と原発 4年後
 (2015年/日本/138分)
■2/6(土) 11:00の回 上映後
  河合弘之監督 トークショー予定 
 ※ 2/6(土) の 開館時間は 10:00
  チケットの販売は 10:10 からとなります。

http://www.theater-seven.com/2016/movie_nihontogenpatsu.html


【2016/1/23(土)〜2/12(金)】
広河隆一 人間の戦場
 (2015年/日本/98分) 
http://www.theater-seven.com/2016/movie_hirokawa-ryuichi.html


同じビルにて
今日下記が行われています。滝本さんからお知らせいただきました。


『福島のすがた』写真展

滝本です。

本日2月6日10時〜19時まで開催中です。


撮影は、福島県三春町在住のカメラマン『飛田晋秀』氏が、2012年から、帰還困難区域に入り続けて撮影された写真です。
飯舘村の焼却場や、開成山神社の異常な高線量の、線量計の数値も展示されています。

場所 シアターセブン
入場 無料 

尚 12:00〜14:23まで、河合弁護士監督の『日本と原発 4年後』が上映されています。(有料)
上映後、河合弁護士のトークショーが予定されています。


また、6階の第7芸術劇場では
。隠亜В娃亜
■隠院В毅機
『放射線を浴びたX年後』が上映されています。
これは、米国がビキニ環礁で水爆実験の結果を、地方TV局のディレクターが迫った渾身のシリーズ第2弾です。

また、他の方から
ちょうど第七藝術劇場で上映中の映画がとてもいいですよと教えていただきました。


映画「みんなのための『資本論』」のご案内

・・・
青森の遠藤さんご推薦の映画「みんなのための『資本論』」(原題は「みんなにとっての格差」)、
見に行きました(関西地方では大阪十三の第七芸術劇場で現在上映中)。
http://www.nanagei.com/movie/schedule.html

(2/6〜2/12
『みんなのための資本論』
<時間>
16:50(〜18:30終)
http://www.nanagei.com/movie/data/1014.html )


クリントン政権の労働長官であったライシュ・カリフォルニア大学教授の最終講義をアレンジした、アメリカにおける格差拡大を告発した作品で、
映画というより、ドキュメンタリーです。 

最近話題のアメリカにおける「格差」についての、コンパクトによくまとまった概観で、とてもおもしろく、感心しました。

主人公のライシュ教授は、私がむかし学んだ経済学の言葉では、典型的な「ケインズ左派」の理論という印象です。
一般勤労者優遇と経済的格差縮小→教育水準アップと消費拡大→生産性向上と経済成長、という考え方です。
これは、資本主義という土台を前提すれば、正しい考え方です。
教授が、さらに、格差抑制や経済成長にとっての労働組合の果たす積極的な意義を強調していたのは、とても印象的でした。

触れられていなかった点で、一言付け加えるなら、戦後1920〜1970年代末までの格差縮小の国際的な側面です。
それは、「現存した社会主義」(その本質的な欠陥についてはともかく)との競争に対する、
さらにはそれと同盟した世界的な民族解放運動に対する、資本主義側の適応や順応という面があったと思います。

社会主義およびそれと結びついた民族解放運動に対する「恐怖」こそが、資本家側の大きな「譲歩」をもたらした世界的な条件であったという点を、心しておく必要があると思いました。
つまり、対ソ対中「冷戦」と朝鮮戦争・ベトナム戦争など「熱戦」こそが、格差縮小の裏面であったわけです。

そのような資本主義とは全く異質の勢力が消滅し、世界に存在しなくなったので、(資本主義からすればその駆逐に成功したので)、資本はいわば好き放題できるようになったのです。

今日の日本では、ソ連・中国にかつて存在した社会主義の果たした歴史的役割を、頭から全否定する傾向・風潮・ムードが支配的になり、この問題を客観的に見ていくことができなくなっているのは、とても残念に思います。

アメリカの民主党の大統領候補の予備選で、サンダース候補が善戦しているそうですが、
彼の主張が、ちょうどライシュ教授の見解を反映していると思います。
若い人々の支援を得て、クリントン候補に肉薄しているそうなので、ライシュ教授ような主張に対する一般の支持の広さを示していると思います。

もちろん、アメリカの大統領選の特徴としては、オバマ大統領の場合もそうですが、大統領に選ばれるまでは何を言っていても、
選出されると、今まで掲げていた主張をすべて反故にして、米財界の主張を実行するということはよくあることなので、
サンダース候補もちろん今後どうなるか分かりません。

そのほか、統計データの処理や、最上層から下層までいろいろの人々のインタビュー映像は、なかなか大したものでした。皆さまもぜひご覧ください。

次には「放射線を浴びたX年後2」という映画もやるようです。
これも興味深そうです。

http://x311.info/part2/

「放射線を浴びたX年後2」については、また見に行く予定ですので、紹介いたしましょう。 



菊池
ekmizu8791アットezweb.ne.jp
(菊池へ送信の場合、アットの部分を@に直して送信してください。菊池)


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