[CML 046227] 『季刊・戦争責任研究』87号発行のお知らせ

戦争責任資料センター cxm00507 at nifty.com
2016年 12月 30日 (金) 02:46:20 JST



<転載歓迎>                      2016−12 
                   日本の戦争責任資料センター 事務局

 当資料センターでは、12月22日に『季刊・戦争責任研究』87号および付録
「レッツ」87号を発行しましたので、その目次をお知らせします。
(2013年から年2回発行になっていますが季刊と標榜することをお許しください)

 どうか会員になって、お手にとってお読み下さいますようお願いします。
 季刊から年2回発行体制となりましたので年会費は下記のように改定しています。

    ーーーーーー 季刊・戦争責任研究87号目次 ーーーーーーーー

特集1 歴史認識をめぐる闘い

 大阪市の2015年教科書採択と右派勢力 ………………………上杉 聰
  −市教委と育鵬社、フジ住宅、日本教育再生機構による協力体制の分析

 2015年度の教科書検定と南京事件 ……………………………小松克己
  −実教出版「高校日本史A」の場合

 高校歴史教科書の2015年度検定について………………………俵 義文
  −安倍政権による大企業と「戦争する国」の「人材」育成の教科書づくり

 東アジアとヨーロッパにおける「戦後70周年」………サーラ・スヴェン

 ネット右翼と保守論壇…………………………………………………田中 彰

特集2 「慰安婦」問題へのまなざし

 渡嘉敷と座間味の「慰安婦」…………………………………………川田文子
  −思いもかけず入手した写真

 日本軍戦時性暴力/日本軍性奴隷制問題との出会い方……………熱田敬子 
  −個人的な体験からゆる・ふぇカフェへ

 「慰安婦」問題にどう向き合うか……………………………………宋 連玉
  −朴裕子河の議論をめぐって

 「慰安婦」問題をどう伝えるのか……………………………………米田麻衣
  −ハイナンNETの活動を通して見えた課題

【資料紹介】野戦重砲兵第14連隊の「特種慰安所仮規定」と
         「特殊慰安所取締規定」…………………………松野誠也

【資料紹介】「核とミサイル」に関する新妻清一関連資料(1)
        ………………軍事史研究グループ  松村高夫・兒嶋俊郎

【連 載】 歴史観×メディア=ウオッチング (No.62) 
  歴史修正主義の政治的な攻勢を次々と阻止している
      各地の市民運動に学ぶ  …………………………… 高嶋伸欣

  編集後記

  次号・88号(2017年6月刊行)の予告
     中国への加害と中国による戦犯裁判(予定)

  ======== 付録 レッツ87号目次 =======

時評  自由と正義から逃走する司法であってはならない … レッツ編集部

吉見裁判東京高等裁判所判決について(暫定版)
         ………………………YOSHIMI 裁判いっしょにアクション

女たちの戦争と平和資料館(WAM)への攻撃を許さない ………植村 隆

「NPO・中帰連平和記念館」10 周年集会
        『いま 戦争と平和を考える』 …………………………保里

吉見義明先生 退官最終講義のお知らせ

日韓併合100 年以降に残された課題(15)
  国政介入疑惑をめぐる混乱で、日韓合意の実行不透明 
  日韓関係改善の土壌作りの責任は日本側にある…………………大澤文護

急増する現代美術の「戦争画」…………………………………………北原 恵

和解と平和は、民間レベルの友情から ………………………………小倉義明

“ここから始めよう”音楽文化の民主主義の運動
        --故・林光氏の足跡を思いおこして〜 …………宮沢正光

戦争犯罪論ノート(55)移行期の正義としての刑事訴追
     ――デ・グリーフ真実・正義特別報告書の紹介…………前田 朗

植村裁判集会報告 教えるということは、教わること………………安齋徹雄

映画『抗いの記』ー記録作家・林えいだいーを観て…………………楠 正昭

書籍紹介 『まさかの福沢諭吉』雁屋哲著 ほか

センゴネットの呼びかけ…………………………………………………本田一美

編集後記

------------- <戦争責任資料センターのご案内> -----------

 日本の戦争責任センターは、戦争責任の「資料センター」と「祈念館」
  の創設を願い1992年に設立されました。
 研究者、弁護士、専門家の立場から歴史と大戦を検証し報告する紀要と
  して『季刊・戦争責任研究』を発行しています。
 また、戦争責任に無関心ではいられない市民ボランティアが編集する、
  付録誌「Let's 」を同時発行しています。

       Let's find out
        Let's think about
        Let's talk about
       Let's do something about
            Japan's War Responsibilities !

戦争の真実を伝え続けるために、会員になって当資料センターを支えて
ください。一緒に戦争責任の灯を、戦後補償の灯を、さらに高く掲げましょう。

当戦争責任資料センターの会員要綱の詳細は下記HPをご覧ください。 
会員には一般会員 シルバー会員 学生会員 および維持会員があります。
会費は以下のようになります。ぜひ会員になってセンターを支えてください。

     維持会員     ¥10000 
     一般会員      ¥3000
     シルバー会員    ¥2000 (65才以上)
     学生・院生     ¥2000

会員のお申し込みや季刊誌のご注文は   
          jwrc at mua.biglobe.ne.jp  までどうぞ。

会員のお申し込みがあれば、季刊誌をお送りいたしますので、
「何月から」と明記し、お申し込みください。
『季刊・戦争責任研究』は1部からご注文をお待ちします。
                (この場合、送料をご負担下さい)

一般書店では「地方出版取次」とお申し出くだされば、1冊¥1020 
でご入手できます。この場合ボランティア誌 「 Let's 」の付録はあ
りません。

多くの図書館や大学図書館、あるいは女性センターなどの公的機関
での定期購読を希望します。お近くの、あるいは勤務先の図書館など
に購入をおすすめください。

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                  日本の戦争責任資料センター
   東京事務局 〒195-8799 東京都町田市大蔵町446 鶴川郵便局局留   
             jwrc at mua.biglobe.ne.jp    
                 http://space.geocities.jp/japanwarres/
  
  Center for Research and Documentation on Japan's War Responsibility

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                            Fight for Justice!
        日本軍「慰安婦」忘却への抵抗・未来の責任 
     ウェブサイトアドレス   http://fightforjustice.info/

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