[CML 046131] Fwd: [no-xband-radar:5267] オスプレイ墜落、政府に誤算

りょうこ baffydct at gmail.com
2016年 12月 24日 (土) 08:13:42 JST


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日付: 2016/12/23 午前10:29
件名: [no-xband-radar:5267] オスプレイ墜落、政府に誤算
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皆様

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「寄り添う姿勢見えず」 翁長知事、式典開催の政府を批判
2016年12月23日 06:30

沖縄県の翁長雄志知事は22日、米軍北部訓練場の過半返還を記念する式典開催に合わせて同県名護市で開かれた緊急県民集会「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」に参加した。13日のオスプレイ墜落事故を受けて「重大事故を起こしたオスプレイが東村高江に近い着陸帯で運用されるのは極めて問題」と述べ、オスプレイ配備撤回に向けた決意を改めて強調した。

中止を求めていた北部訓練場過半返還の政府式典については「政府が式典を強行したのは県民に寄り添う姿勢が全く見えず、沖縄県は出席を取りやめた」と政府の姿勢を批判した。

墜落事故に抗議した安慶田光男副知事に対しニコルソン在沖米四軍調整官が「操縦士に感謝すべき」と応じたことに言及し「これは良き隣人というわけにはいかない」と在沖米軍の在り方も厳しく非難した。

北部訓練場の返還式で菅義偉官房長官が沖縄の負担軽減に資するとしたことについて、集会後の取材で「4千ヘクタール返ってくることで沖縄の基地問題が前に進んだと誤解を生じているのではないか。面積だけで物事を考えている。これはやはり機能強化とも考えられ、予定でなかったオスプレイが飛ぶことも考えられる」と反論した。

今後の政府への取り組みについて集会後に「(政府と)話し合いは必要だろう」と述べ、政府との協議の場を早期に開きたい意向を示した。

あいさつでは最高裁判決にも言及し「前知事の埋め立て承認の判断を最大限尊重しているが、逆に言えば、私の今後のさまざまな知事権限の行使について幅広い裁量権限を認めたことを意味している。法令にのっとり厳正に審査し、承認変更等の要件を判断していく」と今後の知事権限の行使に改めて意欲を示した。

オスプレイ墜落、政府に“誤算” 北部訓練場の過半返還 「復帰後最大」アピールも不発

2016年12月23日 06:30

菅義偉官房長官やケネディ駐日米大使らがそろい、22日に沖縄県名護市で華々しく開かれた米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)の過半返還を記念する政府の式典。会場周辺では市民の抗議デモがあり、出席を拒んだ翁長雄志知事は、13日のオスプレイ墜落を受けて開かれた抗議集会で拳を上げた。

沖縄県がオスプレイの配備撤回を重ねて求めてきたのに対し、式典で菅氏や稲田朋美防衛相が沖縄に配慮するように言及したのは、返還の条件として新たに建設されたヘリパッドで住宅地上空の飛行を避けることや安全管理だった。

だがこれまでも米軍は常周経路を無視した飛行を繰り返し、日本側がそれを制御できず、被害防止策は形骸化してきた。返還で沖縄の基地面積は減少した一方、新たなヘリパッドや訓練道の建設で北部訓練場の機能は強化された。

翁長知事は式典当日朝の報道各社とのインタビューで「県内では確かに米軍専用施設が17%も減るが、全国に占める割合は約74%から70%へと減るだけで、ある意味では変わらない」と、負担軽減を強調する政府をけん制した。

■節目の年に固執

式典に“待った”をかけたのは知事だけではなく、地元国頭村の宮城久和村長も同じだ。宮城村長はオスプレイ墜落を受け、政府に式典の延期を求めてきた。

だが墜落から2日後に宮城村長と会談した若宮健嗣防衛副大臣は、日米関係を緊密にした年の重要な式典だと理解を求めた。式典は近く退任するケネディ駐日米大使への“はなむけ”でもあると、政府関係者は認めている。

式典であいさつしたマルティネス在日米軍司令官は13日のオスプレイの墜落などには一切触れず、返還部分が県民の「貴重な財産になる」と強調。「同盟の強固さを再確認した。日本と合衆国の素晴らしい日だ」と喜んだ。

ただ式典がオスプレイ墜落で水を差されたのは事実だ。事故直後、火消しに走る防衛省関係者からは、米軍への恨み節も多く聞かれた。県外メディアの報道でも、オスプレイに対する県民の不安に焦点を当てて式典を報じるものが多く、政府にとっては“誤算”だった。


■不快感隠さず

式典への出席を見送った知事の判断について、県幹部は「墜落という短期的な事象を捉えて決めたものではない」と説明する。「県民大会を開いてもオスプレイが強行配備され、最近では宜野座村城原区の民間地上空でつり下げ訓練をし、沖縄防衛局が抗議をしても米軍は訓練を続けた。こういうことがずっと続いてきた。日米地位協定の改定を含め、同盟の在り方を根本から考えてもらわないと、沖縄の現状は何も変わらない」。

式典後、知事の式典欠席を問われ、菅氏は不快感を隠さなかった。「基地負担の軽減を掲げる知事が出席しなかったのは極めて残念だ。年内返還を知事に申し上げた際には皆さんの前で『歓迎する』と知事は発言し、2日後にはその言葉を取り消された。返還はそんなに軽い話ではない」。

近く再開する米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を前に、式典開催で「沖縄の負担軽減」をアピールしたかった政府。だがオスプレイ墜落と県民不在の式典で沖縄の基地負担の“実相”はより輪郭を現した。(島袋良太)

写真は式典後、取材に応じる菅義偉官房長官=22日午後、沖縄県名護市の万国津梁館

北部訓練場:稲田防衛相、地元負担減で米側と調整へ 実効性は言及せず

2016年12月23日 09:49

稲田朋美防衛相は、米軍北部訓練場のヘリパッド運用に当たり、東、国頭村などの地元が求めている早朝、深夜の飛行回避などに関し「地元の負担、影響が最小限になるよう米側と調整していきたい」と述べた。一方、実効性や具体的な調整状況などに関しては言及しなかった。23日午前、那覇市内で記者団に語った。

名護市辺野古の新基地建設にあたり、工事再開前に県が事前協議などを求める考えを示していることに関しては、まだ知事が承認取り消し処分を取り消していないとして回答を避けた。その上で、代執行訴訟の和解にのっとり、知事が取り消し処分を取り消すことに期待するとした。

知事は、最高裁判決に従い、26日にも取り消す方針を示している。

写真は負担軽減に向け米側と協議する方針を示す稲田朋美防衛相=23日午前、那覇市内

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