[CML 046103] 映画「東学農民革命~唐辛子とライフル銃」上映会&前田憲二監督講演会の御案内
nakata mitsunobu
mitsunobu100 at gmail.com
2016年 12月 22日 (木) 13:41:20 JST
日本製鉄元徴用工裁判を支援する会の中田です。
上記映画会・講演会の案内です。「韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭」の
特別招聘作品に選ばれた映画です。
複数のメールングリストに投稿しています。
複数受信される方申し訳ありません。
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■映画「東学農民革命」上映会&前田憲二監督講演会
◎京都;2017年1月14日(土)
京都キャンパスプラザ4階 第二講義室
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
11:30 開場
12:00 映画上映
14:00 前田憲二監督講演会
15:30 映画上映
◎大阪;2017年1月15日(日)
大阪中央会館 ホール
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016607.html
10:30 開場
11:00 映画上映
13:30 前田憲二監督講演会
(姜錫子メゾソプラノミニコンサート付き)
16:00 映画上映
◎料金:前売2,000円、当日2,500円
(映画あるいは講演会のみの場合、前売1,200円、当日1,500円)
◎連絡先 携帯 080-4434-9652 メール chekwangho at yahoo.co.jp
<実行委員会からのメッセージ>
「東学農民革命」と聞いても「???」に感じられる方が多いかと思いますが、
平和を愛する市民にとっては見過ごすことのできない最重要事件です。
日清戦争と聞いてほとんどの方は「日本と中国との戦争でしょ?」とおっしゃる
ことでしょうが、実は日清戦争で最大の犠牲者を出したのは朝鮮でした。
1894年、東学農民軍による蜂起を止められない朝鮮政府は清国に援軍を要請しま
すが、朝鮮半島侵略を狙っていた日本は、頼まれてもいないのに、清国を押しや
る形で強引に派兵します。ですが民衆蜂起鎮圧が名目だったはずの日本軍は、な
んと王宮を襲撃して国王を拉致し、非難する清国との衝突が不可避となり、日清
戦争が勃発したのです。
一方、国王拉致の報に接して怒り心頭に発した朝鮮市民志願兵らが東学農民軍へ
押し寄せ、日本軍に対する抵抗運動へと性格を変えて第二次蜂起が起こります。
せいぜい火縄銃しか持たない農民軍に対して、ライフル銃など近代兵器で装備し
た日本軍は殲滅命令を連発し、朝鮮全土に農民たちの死体がうずたかく積まれて
いきました。
しかもここで看過できないのが、
・「交戦国」は清国であって朝鮮ではない
・たとえ交戦国だったとしても、既に当時の国際法でも捕虜の殺害は違法
・反乱を起こした民衆に対する死罪は、今も当時も日本でも朝鮮でも極めて異例
にもかかわらず、日本軍は農民軍兵士らを次々と「殲滅」したことです。
つまり「東学農民革命」は日清戦争の突端となった事件であり、日本軍による
東アジア侵略の最初の民衆虐殺だったのです。「和」の国であるはずの日本は、
日清戦争を境に「戦(いくさ)」の国への道を突き進みます。日清戦争のたった10
年後に日露戦争、更には二度の世界大戦を経てついに国は敗れ、今となっては外
国軍が跋扈する国へと変わり果ててしまいました。 ですが、今の緊迫した情勢
からは信じられないかも知れませんが、1894年より前の東アジアは、多少のいさ
かいはあったものの、2つのmillennium(千年紀)を超えた友好的な交流の歴史が
続いていたのです。
今回この映画の自主上映会は、東アジアの平和を見つめ直すために、友好関係
が崩れてしまうきっかけとなったこの事件に立ち戻ることが大切だと考え、開催
するに至りました。
詳しくはFacebookページ
https://www.facebook.com/donghagnongmin/
上映会を支援するクラウドファンディングもあります
https://motion-gallery.net/projects/tougakunoumin
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