Re: [CML 044717] 追 Re: 自民が供託金の引き下げへ

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2016年 8月 24日 (水) 00:52:38 JST


田島さん

危機意識はよく分かりますが、既に書いたように、選挙法とは別建ての法律でヘイトスピーチに対応するべきです。善良な候補者もろとも排除しかねないのが世界一高い選挙供託金の制度ですから。

ヘイト勢力による「取り巻き」は、必ずしも問題候補の立候補とは関係なしにあり得る事態で、供託金制度とは直接には関係しないでしょう。

沖縄における反基地の非暴力行動も、勝つ時もあれば負ける時もあります。7月22日もまさに高江では機動隊500〜1000人に対して反対派市民数百人が対峙するも、この局面では負けてしまいました。

運動においては必ずしも具体的な事態に対する展望を持つことができるわけではないでしょう。だからといって非暴力という理念を投げ捨てるわけにはいかない。「非暴力という理念を堅持した運動」で対応していくしかない、というしかありません。

また、そもそも供託金制度の効果はインチキです。現に問題候補が立候補していますから。この制度の本音の立法目的は、導入当初であればいわゆる無産政党の排除であり、今日では政党交付金や、政党要件を持たない政治団体にとって不合理に高い比例区の立候補者数要件(参院で10人)と相まって、既成政党を優遇して、新政党や新人議員を排除することにあります。

1990年代初頭の「政治改革」における中選挙区制批判による小選挙区制(再)導入も似たようなものです。

中選挙区制では同一選挙区で同じ自民党から複数の候補が立候補するから利益誘導になると言って、選挙制度が特定政党の政治腐敗体質の予防法に貶められたわけです。

もしも中選挙区制のままであったならば、2009年の政権交代の前に政権交代が実現していただろうと思います。要するに、政治腐敗には、選挙制度としては小選挙区制よりまっとうな中選挙区制の下での選挙で対応できたはずだと。私は単純中選挙区制に反対ですが。

選挙法は、立候補の自由や死票の最小化など、平等な国民主権の保障という選挙本来の役割だけを最大限に追求すべきであって、それ以外のヘイトスピーチや政治腐敗の防止などの政治的効用は、別建ての法律などで追求すべきなのです。

太田光征

On 2016/08/23 12:35, T.kazu wrote:
> 言葉狩り的なわき道は置いといて、
> 大田さんと石垣さんにお尋ねします。
>
>> いってみれば、「桜井誠」の街宣車が
>> 野党統一候補の宣伝カーを取り巻くのです。
>> 取り巻かなくても
>> 街中が、「合法的ヘイトスピーチ」だらけになるのです。
>
> そういった状況のなかで、
> 私たち市民は物理的にどのように対抗できますか?
> 連中はクルマを持っていますし、スポンサーはいくらでもつきます。
> 仮定の話かもしれませんが
> 具体的なご指南をくださればさいわいです。
>
> 単純に「杞憂」と切り捨てないでください・。
> 桜井誠は最初のアドルフヒトラー以上の得票率を、都知事選で得たのです。
>
> 討論は多角的に考えるためにやってるのです。
> ni0615田島拝
>
>
> -----Original Message----- From: OHTA, Mitsumasa
> Sent: Tuesday, August 23, 2016 12:15 PM
> To: 市民のML
> Subject: Re: [CML 044710] Re: 自民が供託金の引き下げへ
>
> 田島さん
>
> 供託金を含め、選挙関連制度は政党や候補者の中身を差別することはできません。困った候補者そのものを規定しない限り、困った候補者だけを排除することは不可能です。供託金は「泡沫候補」であれ「非泡沫候補」であれ、相対的な低所得者を一律に排除するものですから。
>
> ヘイトスピーチは選挙法ではなく別の法律で対応すべきです。
>
> 太田光征
>
> On 2016/08/23 8:58, T.kazu wrote:
>> 子供のころ
>> 東京一区の選挙には、
>> 右翼の乱立がつきものだったような気がします
>>
>> いってみれば、「桜井誠」の街宣車が
>> 野党統一候補の宣伝カーを取り巻くのです。
>> 取り巻かなくても
>> 街中が、「合法的ヘイトスピーチ」だらけになるのです。
>>
>> 供託金引き下げに賛成する人も
>> そうした現実を考えてくださらなければなりません。
>> 単細胞思考ではダメです。
>> ni0615田島拝
>>
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