[CML 044597] 安倍政権の支持率はなぜ高いのか(3),,          ―青木理『日本会議の正体』を読んで―

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 8月 14日 (日) 07:40:30 JST


檜原転石です。

▼2016.08.12  安倍政権の支持率はなぜ高いのか(3)

          ―青木理『日本会議の正体』を読んで―


半澤健市 (元金融機関勤務)

http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3659.html

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《政権中枢で「明治憲法」の復活を考えている》
 日本会議会員総数3万8千名、日本会議国会議員懇談会会員数280名、日本
会議地方議員連盟加盟員1700名。全国各地の支部243。本書からはこれが
日本会議の量的勢力と読み取れる。しかし彼らは多くの会員情報を秘匿している。

本書を読んで強い恐怖を感じた。政権中枢は、「日本会議」に占拠されているか
らである。この奇怪な集団に簒奪されているからである。有権者は、以上のよう
な現実を知っているか。少しは知っていても、歴史的な文脈に位置づけること
は、したことがあるか。我々はいつ彼らの主導するこの「体制」を承認したのか。

私は、20年前や30年前に、「日本会議」的なるものを、「無視し」「揶揄
し」「馬鹿にし」ていた。サンケイ新聞と桜井よしこの住む「仮想空間」だと
思っていた。しかし、我々はいま、本気で「日本会議」的なるものと、理論と実
践の両面で、命を賭けて戦わねばならない情勢にあると思う。安倍政権の支持率
は、上がることはあっても下がりそうもない。この国の左派とリベラルは「日本
会議」に追い抜かれたのである。しかも、その自覚が薄いのである。(2016/08/07)

▼優木まおみ、岸博幸も...復活した原発広告に文化人や芸能人がまたぞろ登場!
500万円の高額ギャラも

2016年3月11日 11時35分
LITERA(リテラ)
http://news.livedoor.com/article/detail/11282004/

・・・
そして、第16回(15年7月30日号)のラジオDJなどで活躍するモーリー・ロバー
トソン、第17回に前出の勝間ときて、16年に入ると、第18回(16年3月3日号)で
評論家の佐藤優が登場する。佐藤は、専門である外交分野、とりわけ中東情勢を
語りつつ、"天然ガスの大半を中東に依存している日本でエネルギー問題は深
刻""エネルギーミックスは我が国のとるべき唯一の戦略"などと強引に原発推進
へ話を持っていく。さらに、青森県六ヶ所村の核燃料サイクルを視察して「強く
感じたのは働く人たちの道徳心と士気の高さです」なる"根性論"を理由に"六ヶ
所村施設の存在そのものが、日本が国際社会から信頼を得ている証明"などと
語っている。ちなみに、佐藤に関しては、つい先日も青森県の地方紙・東奥日報
3月2日付の電事連全面広告に出演しており、やはり"核燃料サイクルは日本に不
可欠"と力説している。

・・・

 ではなぜ、メディアはこんな読者を欺くような広告を掲載し、タレントや知識
人はすすんで出演しようとするのか。いうまでもなく、最大の理由はカネだ。元
博報堂社員で電力業界の広告戦略に詳しい本間龍氏は、著書『原発広告と地方
紙』(グリーンピース・ジャパン)で、前述した「新潮人物文庫」のデーモン小
暮のケースについて〈デーモン氏の知名度からすると(ギャラが)五〇〇万円以
上であることは確実〉で、〈ちなみにこの広告でいえば、新潮への掲載料はカ
ラー見開きで約三五〇万円であり、そこに広告原稿の制作費、タレントの出演料
が加わって、合計の制作費・掲載料はゆうに一〇〇〇万を超えている〉と見積も
る。なお、読売新聞全国版の全面広告は、一回で4000万から5000万の費用がかか
ると言われている。いずれにしても、部数減少が下げ止まらない雑誌・新聞業界
からしてみれば、大金が動く原発広告は目がくらむようなものであることは間違
いない。

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*****

 ここでは右滑りの日本低国の政治的宣伝を担う佐藤優とデーモン小暮を例に取
れ上げる。
 前者──左派におべっかで近づき、左派を右派に変質させた佐藤優に対する対応
でも、このCMLの前田先生を見れば一目瞭然だ。左派でもこんな程度なのだ。

 人間は平等だ
 人種差別は悪だ
 神は妄想だ
 土地泥棒は悪行だ
 原発はヒバクシャを使い捨てる
 原発は郷土・国土・世界をを荒廃させる
 
 佐藤優など、上の真理のすべてに背いた発言をしている。  

  
 後者──、テレビによく出る奴が政治的宣伝を担うのだから、地方でビラなど数
百枚配っても太刀打ちできない。もちろん言うまでもなく地方では神社主催のお
祭りが盛んだ。酒と祭好きが身体に染みついた地方は、果たして戦前回帰の神社
本庁に対抗できるのか?

 私たちはどこへ行くのか?


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