[CML 044594] 高江レポート

長船青治 pencil at jca.apc.org
2016年 8月 14日 (日) 06:05:12 JST


長船です。

冨久亮輔氏より2編の「高江レポート」をいただいています。
「多くの方に知ってもらいたい。」という本人および高江の人々の気持ちといっしょに転送します。
==== ここから転送、====

「ヤンバルのキャンプ・ゴンザルベス周辺の情況」

2016.08.12

 

 沖縄の友人から連絡が入った。芯から起こっている。

「安倍晋三は沖縄に民主主義を認めていない」と構造的沖縄差別に怒っている。以下が友人の文章である。

アベが日本国憲法を戦争できる様に、解釈改憲をしたものだから末端の国家権力は「法」を無視し、暴力団並みになっている。

8月8日以降、毎日2時間から3時間、県道70号線を封鎖している。8日~11日は非道い、早朝7時~集落の出入りを規制して通勤通学も邪魔した。

まるで、戦前にも無かったような「戒厳令」が今、高江ではまかり通っている。

沖縄県二紙の沖縄タイムスと琉球新報はこの事実を毎日報道しているが、テレビは放送をしていない。

解説無しで警察の暴力場面だけを数秒の間垂れ流しているだけである。

10日も朝8時30分~1 1時まで70号線を遮断。小生はキャンプ・ゴンザルベスからN1表まで車で2時間以上も掛かった(冨久注:普段は5分以内でいける)。

警察官は20代の屈強の青年達だ。可愛そうに表情を無くしただ安倍の命令に反抗できないように訓練されているらしい。

10日の日はゲート前で県道封鎖があったので小生は1時間近く規制をしている機動隊の青年達に沖縄の情況や国やり方の違法性を説教をした。

さて、N1裏ですが、我が方が杣道上に森の方向に50メートル位の長さのテント小屋を作り、雨よけの簡易宿泊施設を造りました。若者を中心に毎日40人~50人宿泊しています。

炊き出しもして食事の心配もありません。問題は我々の体力では自信がありません。

泊まり込みは息子が初めて闘いに参加しております。

泊まり込みは若い人が中心です。

 状況報告まで





「東村高江の現状お知らせいたします。」

2016.08.10

 

暑中お見舞いを兼ねまして、7月11日から高江で起きている沖縄市民に対する安倍政権の暴力につきまして報告いたします。

信じられないくらい傲慢な安倍晋三首相が次から次に打ち出してくる軍国化の方針に基づいた問答無用の沖縄虐めを強権的に実行してくる事に対する皆様の

「怒り」も強くなっていることであると思いますが、彼の地の詳報が入らないとの苛立ちもあるかと思います。

簡単ですが沖縄の友人から参りました電話やメイルの情報をお伝えいたします。皆様の参考になればと望んでいます。

 

私事ではございますが、昨年までは年に百日前後は沖縄で活動をしておりましたが、残念ながら健康を損ない今年は一月に二週間程度の日程で沖縄行っただけです。

健康を損なったままで高江へ行き現地の人たちに迷惑をお掛けいたしますのも本意ではございません。充分に健康を取り戻し、秋過ぎから再び出て行きます。

 

皆様、ご存じの通り、七月十日の参院選挙の翌日未明、準備万端整えた沖縄防衛局は沖縄県警機動隊百名を従えて高江を襲撃しました。

その時にN1テントを護っていたのはわずかに「二十四時間監視態勢」の四名だけでした。

防衛局は七台のトレーラーにプレハブの資材を満載し、米軍基地(北部訓練所)へ入りました。

県外から加勢に来る機動隊五百名用の宿泊設備を米軍基地内に組み立てるのが目的でした。

二十一日は住民の会がN1前で集会を開きました。1,600名の支援者が集まりました。

夜はN1周辺に車を留めて200名が宿泊しました。

翌日夜が明けるや200名の他県機動隊が県道70号の北辺の安波ダム入り口で、200名が西辺の新川ダム入り口で規制線を引き、駆けつける支援者を押しとどめ、

沖縄県警機動隊など300名が宿泊していた200名の支援者を牛蒡抜きで排除しました。「住民の会」のテントは機動隊に守られた防衛局が壊しまいました。

防衛局はそのような行動の法的根拠を一切明確にしていません。テントや車は県道上にあるのでもなく、基地内でもありません。

裁判所の「強制撤去の許可」もありませんし、機動隊が「住民の会」や支援者を排除する法的権利は何もありませんでした。

路側帯の所有者である県の同意・許可を取ったわけでもありません。支援者達は、

「戒厳令が出たのか」

 と機動隊に詰め寄りました。能面を被ったような機動隊員は一言も発しませんでした。

ご存じのように「戒厳令」は戦争やクーデターなどが起こった場合に兵力(軍隊)を持って一部地域または全国を警備する為に国民の権利の一部を停止し、

司法権や行政権などを軍隊の管理下に移行させる措置の事で、普通は緊急避難的措置である事が多のです。機動隊を軍隊と見なしたとしても高江には戦争もクーデターも起こってはいません。

どのような緊急避難的要件があったのでしょうか。そのような状態で司法権や行政権を機動隊の下に移行させることが出来るはずもないと思われます。

非常に怖いのはキャンプシュワブの機動隊や辺野古沖(大浦湾)の海上保安庁による市民運動弾圧でも解りますように、安倍政権下での恣意的に歪曲された憲法解釈や暴力装置による

市民弾圧が常態化していくことであり、その事に対して市民の判断基準が鈍磨することです。

しかし、いまでも多くの市民が現地へ駆けつけてこの機動隊などの不法行為と暴力に抗議を繰り返しています。

安倍晋三総理に命令を受けたこれらの暴力装置は「建設がおわればこっちのものだ。

法的にどんな決定がなされても基地の内部の建造物を壊すわけにはいくまい」と市民や革新系の国会議員の抗議もどこ吹く風です。

その手法が高江でも実行されました。

県道70号沿いにあるN1入り口からは機動隊に守られた業者がオスプレイパッドの建設に必要な土建重機であるクレーン車やロードローラーを運び込みダンプで砂利を運び込んでいます。

沖縄防衛局(沖防)は「8月5日までにN1裏のテントを自主撤去しなさい」と通告してきました。自主撤去をしない場合は機動隊による強制撤去を臭わせます。

N1裏へ行く道は狭い農道しかありませんので機動隊の車は動かせません。今日現在(08/11)まで機動隊の出動は実現していません。

しかし、N1ゲートからは毎日砂利を積んだ数台のダンプが工事現場の方へ入って行きます。

私にはこの動きは「N1裏のテントを撤収する」と言いながら支援者をN1裏に集中させ

N1ゲートから簡単に工事現場へ資材を運び込んでいます。小生には「N1裏騒動」は沖防の陽動作戦に思えてならないのです。

東京に居る小生がぼやいてもしかたがないのですが。「やんぬるかな」。が、まだ誰も諦めてはいません。

 九月になったら、小生も高江へ行こうと思っています。今後とも高江に厚いご支援を宜しくお願いします。              

高江住民運動支援基金   

冨久亮輔


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