[CML 044578] チェチェンでの医師の「誓い」は重いのだ 貴重な記録ハッサン・バイエフ

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2016年 8月 13日 (土) 06:50:45 JST


「誓い チェチェンの戦火を生きたひとりの医師の物語」
<http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011072700277.html> ハッサン・バイエフ
<http://www.iwanami.co.jp/sekai/2007/01/284.html> アスペクト
<http://www.aspect.co.jp/sp/20050131_2/>

岩手県くらいの大きさ。1994年に始まった第一次ロシア・・チェチェン戦争のとき100万人足らずだったのが、25万人が殺され、50万人が国外で難民生活を強いられているという。

題名の「誓い」とは、ヒポクラテスの医療倫理への誓い
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84>
だ。それを実践したがゆえに、ロシア政府からもチェチェン側からも暗殺されそうになる。米国に亡命せざるを得なくなる実録記。

チェチェンの境遇、ロシアの暴虐が、丁寧に綴られている。そのなかでのハッサン青年の動きと決断。2キロくらいある厚い本、中身は重い。たいへんに重い。

--------------- 目次 緑字は千恵子メモ --------------------------------

*第1部 平和な時代*

ダダとナナのこと

父祖たちの記憶

医師への道 医大の補欠にやっと入れたが、家がなくホームレスしながら待つ 86

帰郷、そして結婚

開戦前夜

*第2部 第一次チェチェン戦争*

破壊された病院

天国と地獄

若いロシア兵たち 脱走してきたロシア兵を助ける 198

救うべきか、見捨てるべきか コーカサスの虜 216

アルハン・カラの危機

グロズヌイ脱出

*第3部 束の間の平和*

瓦礫の中の復興 化学兵器 271

魂の衰退

メッカ巡礼 いびつなチェチェン語 295

人心の荒廃

*第4部 第二次チェチェン戦争*

戦争の再燃 大工道具を医療器具にするしかない 305

悪化の一途

つきまとう死の影

地獄の中へ 地雷源の進軍 若者たちの死 408 気を失いながらも2日間ずっと手術を続ける 414

*第5部 米国への亡命*

チェチェン 脱出

厳しい選択

悲しみのとき

モスクワ劇場占拠事件



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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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