[CML 044541] 眞須美さんPC国賠控訴審 第二回めの報告ありと

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2016年 8月 10日 (水) 07:03:19 JST


関西救援連絡センターニュースに載ってたので、転載 ----------------

*和歌山カレー立会・PC国賠訴訟*

*控訴審 第2回口頭弁論報告*


林眞須美氏と弁護人四名を原告とし、国を被告とする国賠訴訟の控訴審で、7月8日、国は原告らの控訴理由書に対する反論書(第一準備書面)を提出、時間制限や刑務官の立会(一審で国が敗訴)についてはほとんど主張せず、PC持込についてのみ反論した。
原告らは、
*名古屋地裁判決(今年2月16日)にもとづいて、被疑者は弁護人と立会人なく接見できると定めた刑訴法39条1項は、再審請求弁護人にも適用され、PCの内容の申告は秘密交通権の侵害にあたると主張*
している。また2013年最高裁判決も「秘密面会の利益は、刑訴法440条一項の趣旨に照らし、再審請求の弁護人の固有の利益である」と判示しており、面会室にPCの持ち込みを禁じる現在の処遇は「秘密交通権の侵害」だと主張している。

これに対して国は、同書面で、「刑事被告人と異なり死刑確定者は外
部交通に関して厳しい制限を受けている」と一審と同じ主張を行っている。しかし、これは旧監獄法に代わって定められた新処遇法の趣旨にまったく反してい
る。また、PC持込に関しても「法律上の規定がない」ので認められないと主張するが、新処遇法は「制限を加える必要がある場合」にのみその限界を定めたも
のであり、使用を禁止する法律がない場合は原則として認められなければならない。

また国は、「面会の時間は制限されているから、一回の面会で使用す
る証拠の数には限度」があり、必要な場合は弁護人が「面会に必要な証拠を印刷して持参すれば、死刑確定者との面会の目的は達成される」と述べているが、こ
れがPC持ち込みを積極的に禁止する理由にならないことは明らかである。

次回口頭弁論は 10月4日2時半~大阪高裁82号法廷 原告側反論が提出される。

※関係条文は、下記を参照されたい。

刑訴法第39条1
身体の拘束を受けている被告人又は被疑者は、弁護人又は弁護人を選任することができる者の依頼により弁護人となろうとする者(弁護士でない者にあっては、
第31条第2項の許可があった後に限る。)と立会人なくして接見し、又は書類若しくは物の授受をすることができる。

刑訴法第440条1 検察官以外の者は、再審の請求をする場合には、弁護人を選任することができる。

--------------------- 以上転載 -----------------------------
ニュースの出典 第328号 2016年8月
*関西救援連絡センター*
〒530‐0022大阪市北区浪花町11‐14 電話 06-6372-0779

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大山千恵子
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