[CML 043189] 放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2016年 4月 30日 (土) 06:24:49 JST


▼FukushimaVoice 

放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学
的特徴
ユーリー・バンダジェフスキー著
平沼百合 和訳
http://fukushimavoice.blogspot.jp/2013/02/test.html?spref=tw

次に挙げるデータを分析することで、この放射性物質の心血管系に対しての悪影
響を評価する事ができる。このデータとは、さまざまな体内の放射性セシウムの
取り込みレベルを持つさまざまな年齢の子供たちのECG (心電図)検査であり、
チェルノブイリ事故で汚染された区域の住民の臓器の顕微鏡的研究であり、そし
て最後に、動物を使った研究実験である。この影響は、放射性セシウムの細胞構
造に対しての直接的影響だけでなく、体内のシステムを介した間接的影響、特に
神経系と内分泌系を通しての間接的影響として現れる。

 放射性セシウムの心臓への直接的影響というのは、他の臓器や組織に比べて、
心筋細胞に蓄積しやすい事による(図9&10)。多分それは、Na+/K+ポンプの機
能が強いためである。すなわち、Cs-137 はカリウムに似ているので、心筋細胞
によってかなり簡単に吸収されるのである。このプロセスには、細胞膜の構造が
関連しており、放射性セシウムは、その構造と容易に反応する。15 これは、ク
レアチンホスホキナーゼのような大変重要な酵素の抑制をきたす。クレアチンホ
スホキナーゼは高エネルギーリン酸の貯蔵、運送と利用を含む細胞のエネルギー
代謝に関連している。クレアチンホスホキナーゼは、リン酸基置換を触媒する酵
素であり、ATPとクレアチンから、クレアチンリン酸とADPに変換する。1

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