[CML 043029] 今日の言葉 ――なぜ民主党幹部はサンダースを嫌うのか。仮にサンダースがより多くの一般党員の支持を集めても、民主党の中枢を占める特別代議員の力で、クリントンが選ばれる公算が強い。

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2016年 4月 19日 (火) 21:48:03 JST


      Blog「みずき」:下記のNHKの報道には「事前の世論調査で女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が55%
      の支持を集めたのに対し、格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員が40%となっています」とあります。しか
      し、サンダースは、最近の民主党の党員集会(予備選)では7連勝中です。ニューヨーク市民がどのような判断をする
      か。サンダースがどこまで事前の予想を翻すことができるか。注目したいと思います。投票は日本時間の19日夜か
      ら20日にかけて行われるようです。明日の朝には結果を知ることができるでしょう。

【特別代議員という複雑怪奇な制度】
米大統領選挙は破天荒な発言を繰り返す共和党のトランプに注目が集まりがちだが、民主党の候補者選びにも大きな異変が
生じている。当初、泡沫候補と目されていたバーニー・サンダース上院議員が、大本命のヒラリー・クリントン元国務長官を相手
に大善戦しているのだ。特に直近の予備選・党員集会では8州のうち7州で勝利を収めるなど、中盤から後半に差し掛かった
予備選で、クリントンを脅かし始めている。実際、ここまで予備選・党員集会を終えた37の州と地域のうち、クリントンが20州で
勝利したのに対し、サンダースも17州で勝利している。ニューヨーク州、ペンシルバニア州、カリフォルニア州などの大票田の予
備選の結果次第では、逆転も夢ではない。

ところが、サンダース候補が予備選や党員集会で勝利しても、最終的に候補を選ぶ代議員の獲得数では、クリントン候補が依
然として圧倒的なリードを続けている。なぜならば、民主党の候補者選びでは一般の党員よりも、党の幹部や中枢がより強い
発言力を持つからだ。アメリカ大統領の民主・共和両党の候補者選びは、各州で候補者を決める投票を行うが、その投票結
果に応じて代議員が割り振られる仕組みになっている。そして、全代議員のうち過半数を獲得した候補が党の正式な候補にな
る。民主党は全米で4765人の代議員がいるため、最終的に過半数に当たる2383人以上の代議員を獲得すれば党の候補にな
る。

ところが、代議員の中に特別代議員と呼ばれる、一般党員の投票結果に拘束されない投票権を持つ特殊な代議員が存在し、
民主党の場合、4765人のうち714人が特別代議員となっている。特別代議員は州知事や州選出の上下両院議員、党組織の
幹部などで、党のエスタブリッシュメントの総意を代弁する立場にある。そして、民主党では特別代議員のほとんどが、ヒラリ
ーを支持している。そのため、一般党員の投票でどれだけサンダースが勝っても、代議員の獲得競争ではクリントンの優位
が揺るがないのだ。

パナマ文書が富裕層による租税回避の実態や、広がる貧富の格差を露呈させる中、富裕層への課税強化やより積極的な富
の再配分を訴えるサンダースは追い風を受けている。しかし、仮にサンダースがより多くの一般党員の支持を集めても、民主
党の中枢を占める特別代議員の力で、クリントンが選ばれる公算が強い。なぜ民主党幹部はサンダースを嫌うのか(略)。
                                                (ビデオニュース・ドットコム 2016年4月16日)


以下、省略。全文は下記をご参照ください。
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東本高志@大分
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