[CML 043000] 熊本からの報告

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2016年 4月 17日 (日) 23:07:59 JST


 坂井貴司です。
 
  今日4月17日、熊本県内三カ所に住む親戚と電話連絡をすることができま
した。熊本方面への電話がつながりにくいとのことでしたけれど、20時現在は
問題はありませんでした。

 熊本に住む親戚は全員無事でした。

 親戚から聞いた話で、各地の地震の被害の状況がわかりました。

1,熊本市西区(旧河内町、有明海沿岸)

 家屋倒壊や道路陥没などの被害はなし。田んぼの石垣が少し崩れたり、家の壁
にヒビが入った程度。
 水道、電気は平常通り使える。
 目立った被害はなし。

2,阿蘇市(阿蘇山北側)

 断水が断続的に起こっている。水は風呂桶やポリタンクに溜めている。
 停電が続いているため、テレビやパソコンを使えない。そのため、情報が入ら
ない。携帯電話はいわゆるガラケーを使っているため、インターネットからの情
報が入手できない。災害時にはインターネットは使い物にならないことがわかっ
た。
 携帯ラジオを持っていないため、ラジオからの情報が入手できない。ラジオを
買おうとしても、停電で商店が全て閉まっているため手に入らない。災害が起こ
る前に携帯ラジオを用意しなさいと聞いていたのに、購入していなかったことを
後悔している。
 自分が見た限りでは家屋の倒壊は起こっていない。家は住むことができる状態
にある。
 停電が続いているものの、自分が勤務している会社は太陽光発電で自家発電し
ているため、なんとか営業ができる。社員は携帯やスマホの充電ができる。これ
はありがたい。太陽電池を設置してよかったと思う。
 阿蘇市と熊本市を結ぶ国道57号線とJR豊肥本線は寸断されて不通になってい
る。復旧の見通しはたっていない。しかし、阿蘇外輪山北側の道路は通行できる
ので、大回りになるけれど熊本市内にはなんとか行ける。
 阿蘇外輪山の入り口にあたる「立野」という地区が地震の被害がひどいらしい。
 
 3、阿蘇郡南阿蘇村

 阿蘇大橋が崩落したため、国道57号線から国道325号線へ行くことができ
ない。
 俵山トンネルが陥没したため、俵山バイパスは不通になっている。そのため熊
本市と南阿蘇村は遮断されている。
 停電が続いている。夜の村は真っ暗だ。
 15日午前1時30分ごろの地震はすごかった。「ゴー」という大きな音とも
に、家全体が大きく揺さぶられた。死ぬのではないかと思った。幸い、屋根瓦が
落ちただけだった。
 割れた屋根瓦を片付け、屋根にブルーシートかけるのは大変だった。自分は高
齢者なので、高い所に上がって作業をするのはきつかった。村は年寄りばかりな
ので、このような作業をするのは難儀だ。
 停電なのでガソリンスタンドで給油できない。村は自動車なしでは何もできな
い。ガス欠になると大変だ。
 熊本市内から物資が入ってこなくなった。長期化すると困る。
 停電でテレビを見ることができないので、カーラジオを点けて聞いている。
 余震が続いているので、夜は家で寝ることができない。いつでも避難ができる
よう、夜は自動車の中で寝ている。これはきつい。身体に堪える。
 プロパンガスなので、ガスは点けることができる。しかしガスがなくなったら、
新しいボンベに取り替えることが今はできない。道路が寸断されているため、ガ
スが入ってこない。灯油も伊同じだ。
 水は山からわき水を引いているので、蛇口からは水はでる。濾過装置は電気を
使っている。停電なので濾過が出来ず、水は少し濁っている。
 電気がないというのは本当に不便だと思う。
 マスコミの取材でヘリコプターが頻繁に飛んでくる。一日中、ヘリコプターの
音が村に響いている。

ということでした。

 私が注目したのは、太陽光発電装置のおかげで電気を点けることができるとい
うことです。太陽光発電は原発に代わる発電であるだけでなく、災害時に役に立
つのです。
 そして、災害時の情報源としてはアナログなラジオが一番役に立つということ
です。そしてインターネットは災害時には使えないということです。 
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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