[CML 039450] 原発右翼の東本さんは、なぜ反省も謝罪もしないのか?

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 9月 1日 (火) 10:53:22 JST


檜原転石です。

以下(最後尾)は私の投稿にデマという言葉を10回以上連発している東本さん
の投稿。

無知・非論理・誤読・錯覚で他人の投稿をデマ呼ばわりしておいて、反省も謝罪
もないというのは人間としていかがなものなのでしょうか?

▼食品等に含まれる放射性物質 - 農林水産省/ホーム
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/pdf/2_shoku.pdf
食品衛生法上の暫定規制値
• 今回の原発事故以前は、国内で生産された食品中の放射性物質に
関する食品衛生法上の規制はなかった。
• 今回の事故をうけて、厚生労働省は、3月17日に食品衛生法上の
暫定規制値(※)を設定。
• その後、食品安全委員会による食品健康影響評価を受けて、新たな
規制値の設定に向けた検討が行われている。
※食品から許容することのできる線量を、放射性セシウムでは年間5ミリシーベ
ルトとしたうえで設定している

*****

 かように事故前は国内では放射性物質の汚染をほぼ無視できたゆえに基準値な
どなかった。よって事故後の現在の基準値とは比較もできないが・・・


☆東本さんの投稿文──「過去の指標(基準値)」ではなく「過去の実測値」にす
ぎないものです。小出さんは、「今の基準値」』と「過去の実測値」を比較する
という論理のスリカエをして・・・」

 本人はこの理屈が論理的だと思っているようです。事故前(過去)の実測値を
事故後の今の基準値と比較するのは、あまりに常識的行為ですし、事故前の実測
値を事故後の実測値、今の実測値と比較するのも極めて当たり前の行為です。例
えば(実はこの種の比較は非科学的なのだが、ここではあえてする。そう放射性
物質は大量でないと人はすぐ死なない。よって核・原発マフィアは基準値を高く
設定できる。)、事故前の井戸の水にヒ素(注:ヒ素には規制がある。水質基準
値(0.01mg/L)以下)が微量に含まれていたが、事故後の井戸に事故前の基準の
1000倍ヒ素が含まれていても国は安全と言っているようなものです(塩だっ
てあなた、1000倍も食べたら人は死にますよ。致死量     塩化ナトリ
ウム:ヒト推定致死量 0.5~5g/kg(1~3g/kg) 致死的ナトリウム血中濃度
185mEq/L以上
 中毒症状発現量 0.5~1g/kg(成人30g=茶匙1.5~2))。

▼I021 塩・醤油 - UMIN - 医学情報・医療情報 UMIN
http://www.umin.ac.jp/chudoku/chudokuinfo/i/i021.txt


 
 例えば私が原発事故前にとっていた静岡のお茶が、事故後に放射性物質に汚染
されて購入不可になりました。事故直後の年(2011年)の汚染はセシウム
137・134合計で150Bq/kg(88+62)→80Bq/kg→20Bq/kgです。翌年
(2012年)が12→10→不検出(注:検出限界値2Bq/Kg)・・・今(2015
年)では検出限界値1Bq/Kgで不検出のようです。でも私は事故後に遠くの産地の
お茶に変えたので、静岡の農家は自主的出荷停止を含め大損しています。

▼日本の環境放射能と放射線
ホーム > 調査結果を閲覧する > 環境中の放射能と放射線
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/study_flash.jsp?runmode=2
から
茶葉→セシウム137(注:事故前はセシウム134で測っていない)でグラフ
を見ると日本の茶葉は事故前は1Bq/kg以下です(注:チェルノブイリ事故で跳
ね上がっているのも一目瞭然)。

次に、静岡(東海地方)を見ると──

▼日本の環境放射能と放射線
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food/servlet/food_in?

から、地域で東海地方、し好飲料類/茶類で茶を選び、核種で  Cs-137(セシウム137)
 で見ると事故前は、ほぼ0.1Bq/kg以下です。

 よって、静岡のある地方ではセシウム137で0.1ベクレルがが87ベクレルま
で汚染されたわけで、セシウム137に限っても870倍の汚染です。これに壊
変速度が速いセシウム134の汚染が加わりますから、ここで「事故後には
1000倍の汚染になった」と言う表現は当たっています。

ちなみに静岡茶ではこんなニューズも──


▼「静岡茶」フランスで規制値超える放射性セシウム検出
J-CASTニュース6月19日(日)12時44分

   フランスに輸出された静岡県産の緑茶から、欧州連合(EU)が定める放射性
物質の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことが、2011年6月18日まで
に分かった。
   EUでは規制値を「1キロあたり500ベクレル」としているが、今回フランス・
パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で検査を受けた乾燥茶葉からは、同1038ベク
レルが検出された。輸送された162キロはすべて廃棄処分となる見込みだ。

   静岡県の川勝平太知事はこれを受けて、詳細の調査を急ぐ考えを示す一方で
「飲用茶にすれば10ベクレル程度になり、飲んでも問題ない」と話し、これまで
の立場を繰り返した。

*****

 ここでは事故前は、静岡茶がほぼ0.1Bq/kg以下だったことなど、吹っ飛んでい
ます。「事故後には1000倍の汚染になった」のに──このニューズの場合では
約1万倍なのに──東電の犯罪にはならずに、「飲んでも大丈夫、すぐには死なな
い」と言っているようなものです。

 過去の数値の1000倍って、例えば1kmの1000倍は1000kmですよ。
1km離れた恋人には毎日会えますが、1000km離れた恋人とは滅多に会えませ
ん(笑)。会えると会えないとは大違い。1000倍とはかように天と地ほどの
差があるのですよ。

ちなみに、現在のお茶の放射性セシウムの基準値はというと──

▼農林水産省
1.お茶の放射性セシウム検査について
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/ocha_seisan_qa.html

Q1 平成24年4月1日からお茶の放射性セシウムの基準値はどう変わったのですか。

A1.お茶(緑茶)の放射性セシウムの検査は、平成24年3月31日まで茶葉(荒
茶・製茶)の状態で検査を行い、基準は他の食品と同じように500 Bq/kgを適用
していました。
 本年4月1日以降は、お茶は実際に飲む(食べる)状態で検査することとし、

(1)飲用のお茶については、実際に茶を飲む状態で検査を行い、基準値は飲用水
と同じ10 Bq/kg
 (2)抹茶や茶葉をそのまま食べるものは、茶葉や粉末の状態で検査を行い、基準
は一般食品と同じ100 Bq/kg

をそれぞれ適用することとなりました。


 Q3 飲用に供するお茶について、荒茶又は製茶の状態(茶葉)で検査することは
可能ですか。

A3.飲用に供する茶の検査については、以下の1.又は2.の場合、飲用に供する状
態で10 Bq/kgを下回ることが確実であるため、飲む状態での検査を行う必要はあ
りません。

1.ゲルマニウム半導体検出器※1により、荒茶又は製茶に含まれる放射性セシウム
濃度を測定した結果、200 Bq/kg以下の場合
2.Nal(Tl)シンチレーションスペクトロメータ等※2により、荒茶又は製茶に含ま
れる放射性セシウム濃度を測定した結果、150 Bq/kg以下の場合

※1「食品中の放射性セシウム検査法」(平成24年3月15日付け食安発0315第4号)
で厚生労働省が示した方法
※2「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」(平成24年3月1日付け監視安全
課事務連絡)で厚生労働省が示した方法



*****

 たとえお茶に150~200ベクレル含まれていても、水で薄めると10ベク
レル以下になるから安心せよ、茶葉での規制が100ベクレルだからだ、と農水
省は言っているようです。
 
 言うまでもなく、茶葉の規制値100ベクレルは、静岡での事故前の汚染度
0.1ベクレルの1000倍です。

 東本さんは事故後の1000倍以上も汚染された食品を摂取しても本気で大丈
夫だと思っているようです。この理屈なら核・原発マフィアの立派な会員になれ
るでしょう。私が推薦状を書いてあげます。

*****

 たとえて言うなら、「地球は丸い」と言ったら、「地球は四角だ、デマ言う
な!」と10回以上も連発するようなものですが、この知的レベルの悪口が許さ
れるなら、知的レベル最悪の安倍晋三の解釈改憲クーデターもさほど悪くない気
もしてきます(笑)。かような人物が左翼の知的退廃を指摘するって、すごくない?

以下、もし過ちに気づいていたらの場合ですが、

「過ちて改めざる、これをあやまちという」
あるいはまた
「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」(・・・ためらわずにすぐ悔い改めよ)


▼食品中の放射性物質の調査結果1
~平成26 年9・10 月に採取した試料の放射性ストロンチウム及びプルトニウム
濃度~
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11134000-Shokuhinanzenbu-Kijunshinsaka/20150731.pdf


★東本さん投稿文

> 「厚生労働省は事故後1年を経た2012年4月1日に一般食品中の放射性セシウ
ム(134、137の和)の基準値を
> 100Bq/kgと設定しました。それを下回る食材は「基準値以下」として流通し
ています。ところが原発事故前の日
> 常食中のセシウム137は、1人につき1日あたりでも0.01Bqから0.1Bqの範囲で
した。」を読み、改めて放射性物
> 質を日本中にばらまいた東電の犯罪を確認したいと思います。

上記は事実ではありません。いわゆるデマです。それも小出裕章氏によって拡散
されたデマというべきものです。小出氏は2014年
3月に行われたヘレン・カルディコット財団主催の講演会の際に次のように述べ
ました。


      「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染を安全
だと言って、市場に出回らさせるとうことに…、
      到底私は許せない」
      http://www.at-douga.com/?p=12296」

しかし、事故前の国の指標としての「防災指針で定められた飲食物摂取制限に関
する指標」は370Bq/kg(チェルノブイリ事故を契機
に1998年3月時点の輸入規制の基準)でした。すなわち、事故前の飲食物摂取制
限に関する指標は小出氏の言うような「0.01Bqか
ら0.1Bqの範囲」ではなかったということです(ちなみにこの指標は2011年事故
直後には370Bq/kgから500Bq/kgに変更され、さらに20
12年4月に100Bq/kg に変更されるという経緯を経て現在に至っています)。
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html

上記のとおり、「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染」と
いうのは、人々に原発事故のおどろおどろしさを言う
ために小出氏の創作したデマというほかないものです。小出さんのあげる
「0.01Bqから0.1Bqの範囲」という数字は「過去の指標(基準
値)」ではなく「過去の実測値」にすぎないものです。小出さんは、「今の基準
値」』と「過去の実測値」を比較するという論理のスリカエ
をして「1キログラムあたり100ベクレル…事故前の1000倍もの汚染」というデマ
を創り出しています。科学者として許されることではあ
りません。

ちなみに現在の実測値としては「福島県内の子どもの内部被ばく検出人数はゼロ
」という結果が出ています。この結果について、N
HKや新聞報道はほとんどリンクが切れていますのでここでは週刊ダイヤモンド
の報道をあげておきます。
http://diamond.jp/articles/-/34646

何度も同じことを言いますが原発被害の甚大性をいうこと、反原発の主張をする
ことはきわめて重要なことです。しかし、デマまで創
り出して反原発を主張することは決して許されることではありません。そういう
行為は人々の信頼を失い、やがて反原発運動そのも
のを決定的にダメにしてしまうでしょう。これも繰り返し、繰り返し指摘してい
ることですが、すでにその兆候は到るところに出ています。

前の檜原氏の記事([CML 039089][CML 039097][CML 039100])もデマに基づくも
のでした(この記事がデマの受け売りにすぎないこと
はすでに論証しています[CML 039110])。

これ以上のデマの拡散はやめていただきたい。

私はデマの拡散をデマの拡散と見抜けずに(たとえば私のCML 039110の投稿を検
証するだけでも私の批判している記事がデマ、あ
るいはデマの受け売り、拡散であることはすぐにわかる体のものであるにもかか
わらず)それを許容している人たちにも許しがたい
ものを感じています。そのこともつけ加えておきます。


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