[CML 039439] 米欧帝国戦争の時代

Yasuaki Matsumoto y_matsu29 at ybb.ne.jp
2015年 9月 1日 (火) 00:25:18 JST


み なさまへ        (BCCにて)松元  

    

米 国を盲信して「戦争の時代」に突進しようという安倍政権に全国から巨大な
NO が突きつけられています。「戦争法」に横たわる米国一辺倒の貧弱かつ狭
隘でまた卑劣に国民を騙す世界観がますます露呈されてきました。こ のペトラ
スの論考はアメリカ人に向けて書かれたものですが、「アメリカの汚い戦争」
「見通しのない戦争」に仲間入りしようと「虚妄のパッ ケージ」に国民を閉じ
込めようとしている日本の方向もくっきり見えてきます。まさに米国-欧 州連合
の帝国戦争がもたらした「戦争の時代」を見事に俯瞰させてくれます。拙訳です
が紹介させていただきます。NOを言うために立ち上 がっている方々に敬意と
連帯を表しつつ。(2015年8月31日記)

著者ジェ−ムズ・ペトラスは、ニューヨーク州立大学ビンガ ムトン名誉教授
で、かなり以前からアメリカのシオニスト組織の分析を軸に米-イス ラエル帝国
同盟の世界各地の動向を暴き批判してきたグローバル・リサーチ誌の古くからの
常連投稿者。

※原著者の文中( )内は[ ]で表し、訳者の挿入は( ) で表した。

*The Age of Imperial Wars*

*
**米 欧帝国戦争の時代**(原題:帝国戦争の時代)***

Url of this article:**

http://www.globalresearch.ca/the-age-of-imperial-wars/5470957

http://www.informationclearinghouse.info/article42699.htm

ジェームズ・ペトラス(松元保昭訳)

2015年8月22日

グローバル・リサーチ誌

インフォメーション・クリアリングハウス誌

**

2015年は危険に生きる年となった。

戦争が地球のいたるところに広 がっている。

新しい国々が爆撃され戦争はエスカレートして おり、旧い国々がこれまでにな
い強烈さで破壊されている。

最近の選挙で比較的平和的な変化が起きた国々 が、現在、内戦の瀬戸際にある。

終わりなき戦争、長引く抵抗を受け続ける帝国 占領下の戦争、これらは勝者な
き戦争だが、有り余るほどの敗者がいる。 

戦争難民が氾濫し国境のいたるところに殺到 し、けっして終わることがない。
当てのない絶望に打ちひしがれた人々は、帝国侵略の生存者にして犠牲者として
拘留され侮辱され犯罪者とさ れる。

現在、主要な核大国がヨーロッパとアジアで対 決している。NATO対ロシ
ア、米-日対中国。血と戦争のこれらの潮流は、そ の貴重な生命の源を奪ってひ
どい放射線が充ちた荒れ野に収束するのだろうか?

*脅 かされる生存:暴力対決が増大する潮流*

戦争と軍事的脅威が、政治的対 立の解決の主要な手段として外交、交渉あるい
は民主的選挙に取って代 わったという問題ではない。今年[2015年]を通じて、
戦争は国 境を越えて拡散し激しくエスカレートした。

米国、トルコ、欧州連合の NATO同盟国は、空爆と地上部隊で公然とシリア
を攻撃した。エルドガン政 権はその人々と村々を民族浄化して所謂「緩衝地
帯」をつくりあげ荒廃する国シリアの北部防衛地域を占拠する計略だ。

「ISISと戦う」という口実 のもとで、トルコ政府はクルド[民 間人とレジ
スタンス戦闘員]とそのシリアの同盟者たちを爆撃している。シリアの南 部国境
では、米特殊部隊が君主制湾岸諸国に資金提供された傭兵テロリストのためにヨ
ルダンの彼らの基地から軍事作戦に拍車をかけ拡大し た。

米国-欧州連合-トルコ-サウジアラビアがスポン サーとなった世俗(非宗教)的
シリア政府に対する戦争が4年前に開始されてから、400万 人を超えるシリア人
が難民として彼らの家々から逃げ出し20万人以上が殺害され た。

テロリスト、傭兵、また宗派グ ループの多くが敵対する領土にシリアを分割
し、経済と文化のその資源を 略奪し経済を90% 以上も落ち込ませた。

米国-欧州連合-トルコの軍事介入はイ ラク、レバノン、そして…トルコに戦争を
拡大し、世俗(非宗教)的 政府、少数民族グループ、また世俗(非宗教)的な
市民社会を襲撃している。

封建的な君主政体のサウジアラ ビアとアラブ首長国連邦は、何の防空能力もな
い国に対して空爆を開始し 戦車でイエメンを侵略した。主要都市と町々は荒廃
した。サウジの地上部隊と機甲部隊は、大部分は民間人の何千人をも殺害し負傷
させた。イ エメンの港湾に対する野蛮なサウジの空海封鎖は、グロテスクで鼻
持ちならない裕福な君主国によって故意に負わされた飢餓に1000万人のイエメン
人が直面して人道危機をもたらした。

主要都市から追放されたイエメ ンのレジスタンス戦闘員は、サウジの怪物とそ
の傀儡に対する長期のゲリ ラ闘争に備えている。彼らレジスタンスは専制主義
者のサウジ独裁政権の国境一帯にすでに広がっている。

武装「セツラー(入植者)」の 植民地主義的入植者と協働する残忍なイスラエ
ル占領部隊は、パレスチナ 人の土地の暴力的な強奪に拍車をかけた。イスラエ
ル人たちはパレスチナ人、ベドウィン、ドルーズ、またキリスト教徒住民の民族
浄化を加速 して、彼らのコミュニティを人種主義的な「ユダヤ人専用」の植民
地的入植地に取って変えた。

ガザの巨大な「強制収容所」に 対する日々の襲撃は、昨年のイスラエルの電撃
戦で破壊された何万もの家 屋、学校、病院、工場、基盤施設の再建を妨害しな
がら、領域、空域、および水の軍事封鎖と同時に起こっているものだ。

イスラエルの継続する不法な併 合とパレスチナ人テリトリーの民族浄化は、ど
んな外交プロセスをも不可 能にさせる。つまり彼らの植民地戦争は、アラブの
近隣国と(西岸、ガザの)拘禁された住民に対処するために選択されたイスラエ
ルの政策で ありまたあり続けるべきだというのだ。



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