[CML 040414] 都教育長、「民主教育・平和教育潰し」の並々ならぬ決意!?

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2015年 10月 31日 (土) 22:55:08 JST


皆様
 こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・超長文、ご容赦を。 

 

 都教委は、教育委員会開催日には、委員たちにたいへん高額のハイヤー代を渡しています。長らく都の教育委員長をやり、本年6月13日の教育長権限強大化のために改悪された改正地方教育行政法によって委員長職が廃止されてからは、ただの委員に格下げされた木村孟氏など、毎回、往復7万円〜8万円のハイヤー代を使っていました。情報開示請求しましたら、本年5月21日の定例会には「中央道集中工事による遅延予防で圏央道経由」とかで、なんと133620円!?

 

 私の田舎の母の国民年金は月額6万円ぐらい…って、こんなことはどうでいいんですけど(笑)…

 

 なぜ、教育委員のハイヤーを問題にするかといえば、実は、実教出版教科書問題での追及と密接にかかわっていたからです。

 

 2013年6月27日、都教委は定例会で「実教出版の『高校日本史A・B』教科書の事実上の選定禁止措置を決定しました。「一部自治体で『国旗・国歌』の強制の動きがある」という、厳然たる客観的事実に関する記述が気に入らないから…

 

 しかも、都教委は、それを「懇談会」という傍聴者のいない密室の中で決定していました。そこで「いつ、そんな決定をしたのか、議事録と配布資料を公開せよ」と情報開示請求したら、議事録はおろかメモさえ無いといい、資料さえも全面非公開…

 

 そこで、私は委員たちに支給するハイヤー代文書が開示されれば日時が書いてあるので「委員たちが、いつ、どのくらいの時間、教育委員会室にいたか、わかる。懇談会という談合をした日が、いつなのか推測できるかもしれない」と考えて、その開示請求をしたのです。

 

 その中で、また、掘り出し物(笑)…って、笑ってられない恐ろしいシロモノだったんですが…を発見!? 「東京都教育委員会の会議開催日における東京都教育委員会委員の輸送について」という2007年4月11日の「教育長決定」文書です。

 

 都教委は「全国に先駆け」て「日本国憲法に忠実な1947年教育基本法に基づく民主教育・平和教育潰し」の急先鋒に立ち、つまり、違憲の教育改悪・教員統制の先頭に立ち、民主教育・平和教育を実践する教員に大弾圧を実行してきました。

 

 これは前々から言われてきたことですが、この文書からは並々ならぬ決意の下!? それを行った東京都教育長(当時:中村正彦)の肉声が聞こえてくるようです。

 

 当然、彼はその疚しさから「教育委員が襲われるかもしれない」という被害妄想をいだき、それで、定例会には毎回「委員の輸送」に高額のハイヤー代をいとわない、というわけなのでした。

 

「論より、証拠」! 以下の文書をお読みください!

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(別紙)

東京都教育委員会の会議開催日における東京都教育委員会委員の輸送について

 

 東京都教育委員会(以下「教育委員会Jという。)は、全国に先駆けた教育改革を推進するとともに、教科用図書の採択や卒業式,入学式等における職務命令違反に係る教職員の懲戒処分等の案件において社会的影響力の大きな判断を行っている。

 

 そのため、東京都教育委員会委員(以下「委員」という。)の行動や発言は、常に都民から期待や注目をされる一方で、様々な団体による委員に対する抗議等が頻繁に行われ、委員を批判する匿名の手紙・電子メール等が東京都教育庁(以下「教育庁」という。)にも数多く寄せられている。

 

 このような状況において、東京都の教育行政を力強く展開するとともに、都民の利益を守るために、委員の安全及び教育委員会の確実な開催を確保することは、教育庁として必要な責務である。

 

 特に、教育委員会の会議の開催日においては、会議の日時や場所、議案の件名等が公表されており、委員としての活動が把握されやすい。結果として、委員の自宅から都庁舎までの行程や都庁舎内等での移動において、様々な団体や不特定多数の者が直接、委員に抗議や批判を目的として接触し、周囲を取り囲むような事態が生じることが想定される。

 

 そのため、教育庁においては、教育委員会の会議当日、委員の移動については財務局の協力を得て庁有車の一般共用車を常に利用するとともに、会議の案件等に応じては都庁舎内において特別の警備体制を組むなど、委員の安全の確保に万全を期してきた。

 

 平成19年4月1日から財務局において庁有車管理の効率化を目的として一般共用車が廃止されたため、会議当日の委員の輸送方法として利用することができなくなった。

 

 しかし、これまでのように、東京都の教育行政を担う委員の安全及び教育委員会の確実な開催を確保することは、教育庁にとって重要な使命であることには何ら変わりはない。教育委員会の会議の開催日においても、これまでと同様に、委員の安全な輸送や都庁舎内等における警備体制の維持を含めて、引き続き委員の安全及び教育委員会の確実な開催の確保に最善を尽くすことが必要である。

 

 このため、教育委員会の会議開催日における委員の輸送は、委員の自宅その他の委員が指定する場所から当該会議の開催場所までの間及び当該会議の開催場所から委員の自宅その他の委員が指定する場所までの間について、原則として、教育庁の雇上車により行うものとする。

 

 また、教育委員会の会議開催日における委員の輸送に係る費用は、教育委員会の会議の運営に要する経費として、東京都において支出する。

 

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 この「実教出版教科書だけは選定禁止問題」渦中の2013年5月7日 東京都教育委員会告示第27号では「平成25年5月9日は、東京都教育委員会定例会を開催いたしません。」としていました。ところが、教育委員たちは、5月9日、いつもの定例会のようにハイヤーで送迎されて都庁に集まり、1時間強も都庁にいたことが、開示文書から明らかです。

 

 しかし、高額のハイヤー代(教育庁の雇上車)支払いは「東京都教育委員会の会議開催日」だけに限るはずです。なぜなら「教育委員会の会議の開催日においては、会議の日時や場所、議案の件名等が公表されており、委員としての活動が把握されやすい。結果として、委員の自宅から都庁舎までの行程や都庁舎内等での移動において、様々な団体や不特定多数の者が直接、委員に抗議や批判を目的として接触し、周囲を取り囲むような事態が生じることが想定される。」からです。

 

 そうすると「定例会を開催いたしません」と告示しているので、この2013年5月9日の委員たちの秘密の会合は「会議の日時や場所、議案の件名等が公表されて」いないため、全く「委員としての活動が把握され」ず、「結果として、委員の自宅から都庁舎までの行程や都庁舎内等での移動において、様々な団体や不特定多数の者が直接、委員に抗議や批判を目的として接触し、周囲を取り囲むような事態が生じることが想定」されることはないはずで、高額のハイヤー(教育庁の雇上車)など使用する必要は全くありません…というか、一度でも、そんな「想定される」事態が起こったことがあるのでしょうか?

 

 他の開示請求によって、委員たちの定例会開催日以外の移動にはタクシーが使われていることが明らかになっており、木村孟氏など自宅からの往復だと約3万円なので、タクシーを使えばいいでしょう…電車を使ってもいいのですし…

 

 この「実教出版教科書だけは選定禁止問題」渦中の秘密の教育委員会合にハイヤー(教育庁の雇上車)を使用したのは「教育長決定」に違反しています! 監査請求もの!?

 

 それはともかく、わざわざ「開催いたしません。」と告示し、都民を騙しておいて、教育委員の会議を「開催」するということ自体、都民に対する許しがたい背信行為です。いったい、そんなにしてまで、この「絶対、秘密の教育委員会議」では何を話し合い、何を決定したのでしょうか?

 

「全国に先駆けた教育改」悪「を推進するとともに、教科用図書の採択や卒業式,入学式等における職務命令違反に係る教職員の懲戒処分等の案件において社会的影響力の大きな判断を行っ」た…のでしょうか!? 		 	   		  


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