[CML 040406] 今日の言葉 ――たった一人の過激な抵抗。時代にあらがうというのはどういうことなのか奥崎さんが訴えてきたことの意味を、今こそ考えてほしいと思います。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2015年 10月 31日 (土) 14:01:31 JST


【「ゆきゆきて、神軍」撮影余滴】
元帰還兵の奥崎謙三を追ったドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」は1987年に公開されました。彼は「神軍平等兵」
を名乗り、昭和天皇の戦争責任を過激に追及していました。常識の通じない言動には、多くの観客が違和感や反発を覚え
たと思います。しかし80年代は風変わりな人や物を無理やり面白がる傾向があった。そんな時流に乗り、映画はヒットしま
した。

81年、神戸市に住む奥崎さんを訪ねました。7時間ぶっ通しで持論を話していました。過去に彼は、傷害致死罪などで3度
有罪判決を受けています。しかし撮影を始めた当初は大変紳士的で、危険な感じはありませんでした。私たちは、奥崎さん
の属した連隊で終戦後に若い兵士が上官の命令で銃殺された事件の真相を追って、上官たちを訪ね歩いていました。ある
元上官宅で奥崎さんは突然、相手に殴りかかりました。その時初めて、何をやらかすか分からない人だと実感しました。彼
が殴っている間も、近所の人々が駆けつけ、彼をねじ伏せた時も、僕はカメラを回し続けました。それを褒められることがあ
りますが、深い思惑があったわけではありません。どうしたらいいのか分からなかっただけなんです。僕は奥崎さんが「よし
行くぞ」と突撃する後ろからカメラで追っかけていただけでした。撮影の途中で、撮り終えた映像を見せたことがありました。
奥崎さんは大層感激して「原さん、感謝の印です。私が人を殺す場面を撮って下さい」と言いました。その時、本質的な恐怖
というものを感じました。奥崎さんとは何度も決裂しました。「フィルムを全部燃やせ」と怒鳴られました。しかし数日経つと必
ず彼から電話が来て「いいアイデアを思いついた」と何事もなかったように話すんです。僕も徐々に慣れてきました。奥崎さ
んは83年、元中隊長宅へ出向き、応対した息子に発砲して殺人未遂罪で逮捕されました。映画の公開は彼の服役中のこ
とです。服役中だったから映画が完成したのです。編集の時に奥崎さんが横にいたら、あれこれ口を出してきて完成しなか
ったでしょう。映画が公開されてほどなく、天皇が病に倒れ、世間は自粛ムードになりました。完成が1年遅かったら公開出
来なかった。奥崎さんは「原さんは監督じゃない。神が演出しているんだ」と言っていた。僕もそう思います。この映画が生ま
れたのは奇跡でした。

奥崎さんは2005年に亡くなりました。形見分けにビデオテープをもらいました。ラベルには「神軍平等兵の凱歌」「神軍平等
兵の遺言」などと書いてあり、横たわった彼が持論を述べる姿が映っていました。彼はパート2を作りたがっていました。奥崎
さんにとっては法を犯すことが自己表現。次の自己表現は確実におぞましいものになる。作るべきでないと、自分に言い聞か
せるのに随分長くかかりました。奥崎さんの手法には大いに問題があります。しかし、彼は、批判を承知の上であえて目立つ
ように活動していたのだと思うんです。衆によることなく体を張って天下国家に物申してきた。時代にあらがうというのはどうい
うことなのか。奥崎さんが訴えてきたことの意味を、今こそ考えてほしいと思います。 

                                      (聞き手 編集委員・石飛徳樹)(朝日新聞 2015年10月27日)

【山中人間話】
「埋め立ての既成事実を積み上げること、それによって後戻りできない状況をつくり出し裁判を有利にすること、県民にあきら
めの感情を植え付け地域を分断すること-これが政府の狙いであることはあきらかだろう」
https://twitter.com/theokinawatimes/status/659829572402212865

今夜の報ステ。佐賀県では地元の反対で海兵隊訓練の移転が止まり、沖縄ではいくら反対しても強行される。この違いは何
だ、を問いかけた。現場リポは、沖縄で「植民地でないか」「差別」との声が上がっていることを伝えた。政府の理不尽が際立
つ。
https://twitter.com/knamekata/status/659721110028615680

もう、我慢できません。刑事事件としての捜査をして欲しいくらいです。
https://twitter.com/NonbeeKumasan/status/660246725341253632

事実誤認、誹謗中傷の実態をきっちり知ってもらう必要がありますね。どんなに卑劣な行為であるか。
https://twitter.com/pinwheel007/status/660248490883198976

2011年の東日本女子駅伝のときも同じでした。岩上安身が「殺人駅伝」と言い、山本太郎がボイコットを呼びかけて、スポン
サーに圧力をかけるように言ったりしました。我が家の近くがコースで、みんなそこで暮らしているのに「殺人駅伝」と言われ
た悔しさは一生忘れません。

これが一因かと思います(憤慨)。「子供がセシウムを吸い込む”被ばく”イベントが福島で決行された!」(女性自身 10月28日)
https://twitter.com/amaotom/status/660254609991057408

Blog「みずき」:以下が福島の客観的ないまの現実です。↓
デマを飛ばして維持しようとする脱原発運動とはなんなのでしょう? もちろん、脱原発運動ではなく、狂気の沙汰というほか
ありません。この狂気の沙汰に多くの人が被れている現実こそがいまの最大の変革課題です。

(福島県)【ホールボディカウンターによる内部被ばく検査 検査の結果 9月分】9月分 
 検査人数 4,638人,全員1mSv未満(20
12年3月以降,県の検査で1mSvを超えた方は見つかっていない)
https://twitter.com/hayano/status/660033877356863488

以下、省略。下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1613.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



CML メーリングリストの案内