[CML 040323] 都教委HP上に公開の「秘密会会議録」!

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2015年 10月 27日 (火) 14:17:26 JST


 皆様
 こんにちは。増田です。これは BCCでお知らせしています。重複・超長文、ご容赦を。


 都教委は本年7月23日の定例会で、何一つ議論もなくいきなり投票して、歴史偽造・ウソだらけ&日本国憲法敵視&昭和天皇美化&侵略戦争・植民地支配美化の育鵬社教科書(歴史・公民)を採択しました。6名の委員のうち、2名は育鵬社以外に投票するという良心を示したのは、少々の救いでしたが…


 それで「しかし…以前は、もう少し、一応は教科書の内容なんか、委員たちで話しあっていたような気がするなぁ…内舘牧子委員が『アマテラスの裸踊り』なんて、アメノウズメと混同してしゃべって笑われたりしていたし…」と、都教委HPを開いて、過去の議事録を見ていきましたら、なんと、すっごい掘り出し物(笑)を見つけちゃいました! 


 平成13年※第13回「東京都教育委員会定例会秘密会会議録」!? です。※2001年

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/gijiroku/13himitu.pdf



 OH!? これは幻か、私の目の錯覚か(笑)と、最初、思わず目をこすってしまいました(笑)。いえいえ、目の錯覚なんかじゃありませんでした。ちゃんと、「秘密会会議録」を開けました!


 

 あまりにも現在の都教委が、「秘密の懇談会」という傍聴者のいない談合の場で、非常に重要な教科書問題などを事実上、決定してしまい…「文科省検定済の実教出版高校歴史教科書は『国旗・国歌、強制の自治体がある」という事実が書いてあることが気に入らないから、都立高校の先生に対して選ぶことを禁止する」とか、上記育鵬社教科書採択とか…そして、議事録は公開しない(そもそも、メモさえ、取ってないらしい)、さらに配布資料さえも公開しない、という、いったい、これで法治国家の教育行政といえるのか、どこかの独裁国家の教育行政ではないか、としか思えない対応が常時ですので、2001年の「秘密会会議録」の公開には、超かんど―(笑)でした!


 都教委だって、議論のプロセスは「非公開」でも、議事が決した後は記録は「公開」するという、教科書採択のあり方の原則の一つである「開かれた採択」を、それなりに守っていた、という時期もあった!? 思わず『こんな〜 時代も〜 あ〜ったんだね〜♪(笑)』…


 というか、これが、当たり前なんです!!! 一応「日本は民主主義国家・法治国家」ってことになっているんですから…そして、過去の秘密会会議録を「 公にすることにより、委員相互の率直な意見を聴取することが困難となり、今後の教育行政の遂行に支障を及ぼすおそれがある。」という事態は起こらなかったんです、これも、常識的判断力を有すれば、当たり前のことですけど。


 もちろん「 公にすることにより、外部からの働きかけにより委員相互の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ、意思決定の中立性が損なわれるおそれがある。」という事態も起こっていません、これも、常識的判断力を有すれば、当たり前のことですけど。


 そこで「実教出版教科書禁止問題を決定した懇談会の資料を情報公開せよ」と、今、東京都情報公開審査会に請求しているので、これを新証拠として、以下の意見書を提出しました! 


 2001(H13)年は、あの「日の丸・君が代、立てよ・歌えよ」強制10・23通達で悪名高い横山洋吉教育長の時代でした。このご仁、ただ今現在、なんと、東京都情報公開審査会のナンバー2である会長代理の椅子に座っています。そこで、意見書には「横山洋吉教育長の時代」ということを「これでもかっ」と、まぶしつけ(笑)ておきました。

え

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                        2015年10月27日

 

東京都情報公開審査会 御中

 

東京都教育委員会による非開示理由に対する意見書 

                         増田都子



 

1、東京都教育委員会(以下、「都教委」とする。)による8月31日付、非開示理由説明書(以下「本件理由説明書」とする)に対し、異議申立人(以下、「当方」とする。)は、本年9月20日付で意見書を提出したが、新証拠(別紙)を発見したので、さらに、当方の主張を補強しておくために本意見書を提出することにする。

 

2、本件理由説明書によれば、非公開の、つまり、密室の秘密会で、こそこそと会合(通常、このような密室の会合での「意見交換」は「談合」と呼ばれる)するのでなければ、教育委員ら(以下、「委員ら」とする。)は「都の教育行政に係る当面の課題や今後の施策の方向性などについて」「自由かつ率直に意見交換を行う」ことができない、と主張している。



 なんとなれば、非公開の、つまり、密室で、こそこそと談合し、かつこの秘密会の議事録も配布資料も非公開とするのでなければ「個々の委員に対する外部からの働きかけにより、教育委員相互の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ、意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがある。」事態が出来するから、東京都公開条例第7条第5号、第6号(以下、「本件規定」とする)に該当する、と主張するのであった。 

 

3、しかし、横山洋吉教育長時代には、別紙に見られるように平成13年第13回「東京都教育委員会定例会秘密会会議録」は、堂々と公開されている。都教委HP上にもあり、URLを示すと以下である。http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/gijiroku/13himitu.pdf

 

 横山洋吉教育長時代には、密室の秘密会であっても議事が終了すれば、「個々の委員に対する外部からの働きかけにより、教育委員相互の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ、意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがある。」事態の出来など恐れることなく、議論のプロセスは「非公開」でも、議事が決した後は記録は「公開」するという、教科書採択のあり方の原則の一つである「開かれた採択」をそれなりに守っていた、といえる。

 

4、即ち、都教委においても、横山洋吉教育長時代には開催時は非公開でも、後日その会議録を公開していた事実が存在し、この秘密会会議録を公開しても、都教委が主張する本件非開示理由(本件規定第5号)にある「外部からの働きかけにより委員相互の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ、意思決定の中立性が損なわれるおそれがある。」し、かつ、その後、「委員相互の率直な意見を聴取することが困難となり、今後の教育行政の遂行に支障を及ぼすおそれがある。」(本件規定第6号)などの事態は全く出来しなかったことは明らかである。

 


5、つまり、都教委は、横山洋吉教育長時代には秘密会議会議録でさえ事後は堂々と情報公開しているが、なんら、本件規定によるような非開示しなければな らない事態は出来していない事実が存在している。
  


 まして、過去に委員たちに配布した「資料を公にすることにより、委員相互の率直な意見を聴取することが困難となり、今後の教育行政の遂行に支障を及ぼすおそれがある。」という本件規定第6号を根拠とする都教委の主張は、全く成り立たないことは明らかである。


 
6、よって、本件開示請求は、都教委の非開示理由である本件規定第5号第6号に全く該当しないことは明らかであり、都教委の本件非開示処分はあまりにも不当であるから、貴審査会におかれては、速やかに本件非開示処分決定を取り消し、都教委に対して開示を命じられたい。

  		 	   		  


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