[CML 040315] 戦争を起こされる側の論理~庶民と宗教と戦争

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 10月 27日 (火) 07:30:37 JST


檜原転石です。

中東の混乱と暴力で大儲けする奴らがいる。
欧米植民地主義国と土地泥棒と人種主義のテロ国家イスラエル及び過激宗教の独
裁王制のサウジアラビア。もちろん混乱と暴力は作り出される。

まず最初にタクフィール(背教徒宣告)をして、その後で殺す。よって中東に混
乱と暴力をもたらすタクフィール主義者ほど強欲連中に都合の良い存在はない。

▼特集「タクフィールとは何か」(1):タクフィール主義者とは何者か
2013年08月31日付 Jam-e Jam紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20130912_193620.html

▼特集「タクフィールとは何か」(2):アボルガーセム博士に訊く
2013年08月31日付 Jam-e Jam紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20130913_112955.html

・・・

この集団は現在、西洋の自己欺瞞に満ちた為政者の支援によって命脈を保ち続け
ているムスリムたち〔※サウジアラビアの王族などを指す〕の資金に依存してい
る。もしムスリム〔全体〕のものであるはずの石油収入がなくなり、西洋の支援
もなくなれば、この分派はイスラーム世界のムスリムたちの間にこれっぽっちの
影響力ももたなくなるだろう。

  ワッハーブ派は実際、その過激な思想ゆえ、いかなる魅力も有してはいな
い。その一方で、イスラームは魅力に満ちている。もしこの分派の思想の別の側
面にきちんと注目が集まるならば、彼らの考え方がいかに嫌悪すべきものである
かは火を見るより明らかとなるだろう。あらゆる種類の生誕祭、それもイスラー
ムの預言者のそれですらハラーム(禁止)と見なすような彼らの思想は、その代
表である。

  電信・電話が発明された初期の頃、ワッハーブ主義者らはこうした利器をハ
ラームと断ずるファトワー(教令)を出した。つまり、この分派は極めて貧困か
つ過激な思想を有しており、生き残ることなどまったく不可能である。

  強奪されたムスリムの資産・富が、この分派の命脈を保たせているに過ぎな
い。当然、こうした資産・富が存在する限り、この分派も残存するだろうが、し
かし何らかの事件が起きて、こうした富が彼らから失われるようなことになれ
ば、彼ら自身消滅し、イスラーム世界は汚点ともいうべき彼らの存在を消し去っ
てしまうだろう。

  いうまでもなく、西洋の支援は永久ではなく、西洋は自らの手駒として、特
定の期間、彼らを支援しているに過ぎない。ビン・ラーディンのような手駒の賞
味期限が過ぎれば、彼らもまた海の底へと投げ棄てられるか、別の形で消滅させ
られるだろう。いずれにせよ、この分派は間違いなく消え失せる運命にあるので
あり、近いか遠いかにかかわらず、将来彼らの命運も尽きるであろう。

 〔‥‥〕

▼特集「タクフィールとは何か」(3):ガラヴィヤーン師に訊く
2013年08月31日付 Jam-e Jam紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20130913_144320.html

・・・
植民地主義はこれまでつねに、〔イスラーム世界に〕対立を持ち込むためにタク
フィールという武器を用いてきた。そして、〔イスラーム世界を〕分裂させ、自
らの政治的願望を実現させるために、エジプトやシリア、イラク、その他のイス
ラーム諸国でタクフィールというまさに同じ武器を、今も用いているのである。

******

 というわけで、過激宗教が混乱と暴力に利用され、強欲連中が大喜びする構図
がある。日本でも宗教組織を多数有する日本会議は侵略戦争法案──安保法案に賛
成している。庶民が信じる宗教には戦争が大好きな宗教もあり、それなのに庶民
の多くは戦争が嫌だという。庶民は本当に戦争が嫌いなのだろうか?戦争好きの
宗教(例えば神社本庁など)を庶民は何故嫌いにならないのだろうか?

▼長春だより
中国の老百姓と「安保法案」
http://datyz.blog.so-net.ne.jp/2015-10-02

・・・
 「安保法」成立による日本国の武力強化など、中国に住む邦人の「安全」を少
しも保障しないどころか、むしろ危険の淵に追いやるものだ。それに比べて、戦
争法案に反対する日本の数百万の人びとの大きな動きは、中国のテレビで繰り返
し詳しく報道され、中国「老百姓」の日本民衆に対する理解に肯定的な影響をお
よぼしたのは確かだ。こうしたことの積み重ねが、結局は私たちの本当の意味で
の「安全」につながることを、実感する。その意味でも、国会前および各地で行
動を起こした方々に、中国に住む者として私は心から感謝したい。


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