[CML 040021] 日本のメディアとことの本質を理解しないエセ知識人、批評家の愚かな批評眼について ――朴裕河の『帝国の慰安婦』が第27回アジア・太平洋賞特別賞(毎日新聞主催)を受賞

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2015年 10月 6日 (火) 20:47:36 JST


私も弊ブログ「みずき」の「今日の言葉」(10月4日付)で紹介させていただきましたが、先日、前田朗東京造形大学教授が和
田春樹、大沼保昭というふたりの東大名誉教授とともに批判していた韓国の世宗大学日本文学科教授の朴裕河(パク・ユハ)
が『帝国の慰安婦』(朝日新聞出版)という作品で毎日新聞社主催の第27回アジア・太平洋賞特別賞を受賞したようです。朴
裕河の日本での論文受賞歴は2007年に上梓した『和解のために』で大仏次郎論壇賞を受賞したのに続きこれで2回目です
(韓国人のみ対象の受賞歴は除く)。
http://mainichi.jp/shimen/news/20151002ddm001040205000c.html

朴の今回のアジア・太平洋賞特別賞受賞は、前出記事で前田朗さんが批判するところの「植民地主義開き直り」、「歴史修正
主義」という思想の右傾化が一段と進行しているこのニッポンで「うまく立ち回って」いるひとつのあかしということもできるでしょ
う。

また、同氏が「エセ知識人」として批判する和田春樹、大沼保昭らの後押しに加えて、高橋源一郎(作家)や奥武則(元毎日新
聞論説副委員長、「余録」筆者)、上野千鶴子らの定見のない『帝国の慰安婦』評価も影響しているでしょう。そのうち作家の
高橋源一郎は『帝国の慰安婦』は「この本は、「慰安婦」を論じたあらゆるものの中で、もっとも優れた、かつ、もっとも深刻な
内容のものです」とまで誉めそやしてその定見のなさを自ら暴露しています。これらの作家、評論家、大学教授らの思想状況
をひとくくりにしてニッポンの思想状況のいまの右傾化の軽薄さのさまを推察してもほぼ見誤りはないでしょう。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1198.html

その朴裕河が第27回アジア・太平洋賞特別賞の授賞を承けて「(授賞)を辞退しない理由」なる一文を自身のフェイスブックに
綴っていますが、その朴の一文を鄭栄桓(チョン・ヨンファン)明治学院大学准教授が批判しています。以下、ご紹介させてい
ただこうと思います。なお、鄭栄桓さんは現在、自身のブログに「朴裕河の「反論」を検証する――再論・『帝国の慰安婦』の「方
法」について」を連載されていますが、同連載の擱筆を待ってその論文のエッセンスをご紹介させていただこうと思っています。

以下、省略。下記をご参照ください。
http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1564.html


東本高志@大分
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http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



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