[CML 040019] 米国の労働問題にトンデモ和製英語「ブラック」を使うというNHKBSドキュメンタリーの愚劣の極み

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 10月 6日 (火) 17:42:52 JST


檜原転石です。

トンデモ和製英語「ブラック」(「ブラック企業」・「ブラック大学」など)問
題もついにここまで来てしまいました。

米国ではホワイトパワーパワーを連呼する白人至上主義者がいて、奴らの憎悪犯
罪も起きている。加えて黒人はあっさり警官に射殺されている。

50年前の米国では公民権運動を経て「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は
美しい)」運動も起こり、差別語であったブラックから今ではブラックが黒人の
もっとも好ましい呼称の1つにもなっている。

この現実を知らない日本低国の愚劣な表現者が搾取企業などの意味合いを含むト
ンデモネット卑語の「ブラック企業」を採用したら、あっという間に広がった。

・・・

まさか、米国の労働問題に関するドキュメンタリーでトンデモ和製英語「ブラッ
ク」などを使えると考える愚者がいるとは想像もできなかったが、現実は余りに
惨い。

しかし実際見ていないので試しにドキュメンタリーを見てみた。出だしの部分の
映像のデモの中には黒人もいる。果たして、ナレーション(説明)でトンデモ和
製英語「ブラック」は使われるのか?日本の視聴者を引っかけるために番組名だ
けにトンデモ和製英語「ブラック」が使われている可能性もあるからだ。しか
し・・・「ブラック企業と呼ばれる劣悪な企業では・・・」という音声が聞こえだし期
待はあっさり裏切られた。

日本低国では想像外のことが何でも起こるのである。



▼“ブラック企業”と闘う
 〜アメリカ 非正規雇用の労働者たち〜
http://www.nhk.or.jp/documentary/

  放送:10月 4日(日) 22:00〜22:49

 再放送:10月 5日(月) 17:00〜17:49

今年4月、全米236の都市で、労働者6万人が“Fight for 15 (15ドルの闘い)”を訴
え、デモを繰り広げた。法定最低賃金を現行の時給7.25ドルから15ドルに引き上
げることを求めるこの運動は、3年前から続けられている。背景には、米経済が
回復軌道に乗ったと言われながらも非正規雇用は増加し、3人に1人が貧困層や貧
困予備軍から抜け出せない現実がある。非正規雇用の間では、客のいない時間を
待機時間として無給にする賃金搾取や超過勤務分を支払わない賃金不払いが多
発。いわゆる“ブラックバイト”の問題が深刻化している。“ブラックバイト”の問
題はなぜなくならないのか。実態はどうなっているのか。ロサンゼルスを舞台
に、労働環境改善のために闘う、若者たちを見つめる。


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