[CML 040873] Re: いろんな動き! 足立昌勝さんと

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2015年 11月 29日 (日) 13:39:01 JST


前田さん

私の見るところあなたのような主張、すなわち、「朴裕河の在宅起訴批判」を「批判」する主張をしている人は旧社会党員、
旧社会党左派系の人たちが多いですね。言葉では戦闘的なことを言いながら中身がない。すなわち、何が根本的な問題
であるかについての理念を持たない(ここ(「朴裕河の在宅起訴批判」の主張)では、朴裕河の主張が正しいかどうかを問
題にしているのではありません。公権力からの思想・信条の自由、学問の自由の問題が問題にされているのです)。

朝鮮日報の金秀恵(キム・スヘ)東京特派員は今回の「朴裕河の在宅起訴批判」を提起した「知識人」たちをあなたのよう
に侮蔑したりはしていません。同記者は上記の人たちを「日本の右翼ではなく、善良な人たちである」と言っています。同
記者は「戸惑う記者会見だった」とも記していますが、そこにはこの問題をもう一度再考してみようという真摯な姿勢が見ら
れます。

      「しかしこの日、日本の知識人らが挙げたのは、朴教授の本が正しいか、間違っているかという問題ではなかっ
      た。この人々は、思想信条の自由があるべきだと主張した。「韓国社会にその自由があるのか」と問い掛けた。
      そんな話をしているのが日本の右翼ではなく、善良な人たちであることに戸惑う記者会見だった。」
      http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/11/27/2015112700841.html

先日、私は、理念を持たない人たちの問題について次のように書きました。

      「民主主義の理念を擁護しえない者は権力にたやすく操られる者に堕してしまうでしょう。「権力の罠」はそのよう
      にして仕掛けられるのでもあります。戦前、私たちの先輩の多くはその罠にはまりました。同じ過ちは繰り返して
      はならないだろうと思います。」
      http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1643.html

上記で私の言う「民主主義の理念を擁護しえない者は権力にたやすく操られる者に堕してしまう」状況について、作家の辺
見庸は次のように描写しています。

      「「反資本・反共・反ファシズム」の三反主義をかかげた社会大衆党は、なぜあれほどまでにファッショ化し、結局、
      大政翼賛会に合流してしまったのか? 対中侵略戦争直前のこのクニには、天皇制ファシズムも軍国主義も自由
      主義も社民主義もあるにはあったのだった。天皇制ファシズムと軍国主義が言論のすべてを圧殺して、その結果、
      戦争が発動されたとはかならずしも言えない。日中戦争開始までは言論活動がそれなりに許されていたのであり、
      ニッポン型社民主義はまだかつかつ生きてはいた。デモクラシーが理念としてもかんぜんに燼滅したのは、主とし
      て戦争発動後である。社民主義は反戦運動をまったく組織せず、戦争を阻止し(でき)なかったけれども、戦争は
      社民主義さえ一気に消滅させたのだった。だいたい社民主義が帝国陸軍と連携し戦争を積極的にあとおしするな
      どという、およそありうべからざることがおきていたのだ。」
      http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1629.html

あなたが「知識人」を自称するのであればよく考えていただきたいことです。

あなたは次のように言っていましたね。

      「大江の言う知識人にはほど遠いとしても、何らかの意味で知識人たろうという志を持つ一人として、思想の荒野
      にニホンオオカミを探す努力をしなければと痛感する。」(前田朗Blog 
'14.4.13)
      http://maeda-akira.blogspot.ch/2014/03/blog-post_9473.html


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/


From: maeda at zokei.ac.jp
Sent: Sunday, November 29, 2015 11:36 AM
To: 市民のML
Subject: [CML 040872] Re: いろんな動き! 足立昌勝さんと
前田 朗です。
11月29日

大山先輩

ご苦労様です。

国会前不当逮捕のような、表現の自由に対する弾圧に抗議しない「知識人」たち
が、

韓国検察による朴裕河訴追を「表現の自由や学問の自由に対する侵害だ」などと
おバカな抗議をしています。

とんでもない非常識。

朴裕河の本を読めば、植民地解放闘争に対する侮辱であることがすぐに分かるの
ですが、

日本の植民地支配を反省したくない「知識人」たちは、朴裕河を持ち上げます。

そして、西欧民主主義国家では当たり前の名誉毀損に対する起訴を、「民主主義
に反する」などと捻じ曲げて非難しています。

無知な「知識人」の無責任。

日本警察による表現の自由に対する侵害、代用監獄を利用した拷問と非人道的な
取調べを非難せず、

韓国検察による国際常識に従った判断を非難するのは、日本の植民地主義のあら
われでしょう。

この件、そのうちブログにアップする予定です。




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