[CML 040825] 都教委よ! 「教科書を選ぶのは教員である」というのが世界の常識だ!

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2015年 11月 26日 (木) 19:55:06 JST


 

皆様
 こんばんは。増田です。これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を!

 本日は冷たい雨ニモ負ケズ、東京都学校ユニオン恒例の月末、都教委糾弾ビラまきを行いました。以下、一面をご紹介します!



 都教委は「世界で活躍できる人間育成」を目的とする新しい学校を造るそうなのですけど、先ず「世界の常識」に反する教科書の採択や、教育への不当な干渉、コケむした歌や旗の強制をやめるべきではないでしょうか?


 末尾にありますが、12月3日の「実教出版教科書」裁判傍聴に、ぜひ、ご参加ください!


**************************

都教委よ! 「教科書を選ぶのは教員である」というのが世界の常識だ! 
                      
★国際社会で特異な教科書採択をして、生徒に押し付け、「世界で活躍できる人間育成」?

 東京都は、全国初の公立小中高一貫教育校の設置を検討しているそうです。「世界で活躍できる人間育成」が目的だとか…

 

 都教委は、今年も高校の歴史教科書では、国旗国歌について「『一部の自治体で公務員への強制の動きがある』との記述が」気に入らないため…なにしろ、強制している自治体のトップなので…教員に対して、この教科書の使用を禁止し、その一方、中学校の教科書では現場の教員には「歴史偽造・日本国憲法敵視」として評判の悪い育鵬社教科書を採択しました(育鵬社を推した委員が人、他社を推した委員が2人)。

 

 何社もある教科書のうちから、どの教科書を選ぶかについて、都教委(文科省)は、地方教育行政法第21条「教育に関する事務で、次に掲げるものを管理し、及び執行する。」6項に「教科書その他の教材の取扱いに関すること。」とあるから、教育委員会に採択の権限があるとしています。



 国際的標準であり、わが国も採択に賛成したILOユネスコ『教員の地位に関する勧告』第61項には、「教員は…教科書の選択 並びに教育方法の適用にあたって…主要な役割が与えられるものとする」とあります。

 

 では、世界各国では誰が教科書を採択(選定)しているのでしょうか? 文科省の回答(衆議院文部科学委員会 2015年4月22日)によれば、教員行政機関が教科書採択権限を握っているのは、日本と中国だけでした。国立教育政策研究所の作成した『各国の教科書制度と教育事情』の一覧表によると、イギリス・フランス・フィンランドでは教員が選び、アメリカ・カナダ・ドイツ・韓国・台湾では学校が選んでいます。教員にも学校にも採択権限を認めていないのは、日本と中国だけなのです。

 

 多種多様な教科書の中から、各学校の子どもたちに一番適切と考えられる教科書を選ぶには、実際に教室で直接子どもたちに教える教員の専門的意見を尊重するのが、当然の理であり世界の潮流なのです。このような「世界の常識」からすると、極めて特異な教科書採択(選定)をして、それを生徒に押し付けるような教育行政の下で「世界で活躍できる人間育成」とは、ブラックジョークでは?

 

☆ぜひ、都教委の横暴を許さない「実教出版教科書」裁判に傍聴参加を!

12月3日(木)第5回口頭弁論、14:00〜東京地裁419号法廷(地下鉄霞が関 A1出口) 		 	   		  


CML メーリングリストの案内