[CML 040629] IK改憲重要情報(117)

河内 謙策 kenkawauchi at nifty.com
2015年 11月 14日 (土) 16:58:17 JST


IK改憲重要情報(117)[2015年11月14日]

私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自
由です。)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所電話
03-6914-3844,FAX03-6914-3884

河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
___________________
 (以下の見解は、河内個人の見解です。市川の見解は、必ずしも河内の見解と同一
ではありません。御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。)

  アメリカがB52で中国を威嚇

 アメリカが11月8日に、南シナ海人工島周辺で、B52爆撃機を飛行させ、中国を威
嚇していたことが明らかになりました。戦争の危険が高まっています。
http://www.sankei.com/world/news/151113/wor1511130021-n1.html

  私は、ベトナム戦争でB52が空から爆弾攻撃をしていたことを思い出し、ぞっとし
ました。B52については、以下に詳しい紹介があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/B-52_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

 私は、今日の南シナ海問題の根本は
中国の国際法無視の人工島造成にあると考えていますが、アメリカの行動も正義の行
動として無条件に賛成することはできません。ところが、日本のマスコミにおいては
「中国とアメリカが戦争をするはずはない」とか「中国は危険」ではない、という国
際政治評論家がいるので怒っています。私は、中国が外交において嘘をつくことに関
しては人類最高の技術を誇っていること(マイケル・ピルズベリー「China 2049」
参照)、オバマが「抑制ドクトリン」といわれる弱気の政策をとっていること、世界
の民衆の知的水準が向上しているため野蛮な言辞がきらわれること、により、南シナ
海問題が分かりにくくなっていて、一部の評論家が、その事態に乗じて、自分勝手な
屁理屈をふりまいているのが現実だと思います。私が述べた理由により、「従来の常
識」からみれば、信じられないような現実が発生しています。13カイリに侵入した米
艦艇と、それを追尾した中国艦艇が親しく交信し、会話をしたというニュースも、そ
の一つです。これに幻惑されて、「中国とアメリカの戦争の危険はない」とか「アメ
リカと中国のデキレースだ」などと考えてならないことは明らかだと思います。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO93905670S5A111C1000000/

 最近、中国のアメリカ・メディア界への「浸透」がまたまた明らかになりました。
http://jp.wsj.com/articles/SB12239780145041894104204581344960335571514

 東トルキスタン共和国独立記念行事

 私(河内)は、昨日、世界ウィグル会議日本代表部・東トルキスタン共和国独立記
念行事実行委員会主催の「東トルキスタン共和国独立記念行事」に参加してきまし
た。
 東トルキスタン共和国とは、ウィグル族の人たちが1933年11月12日に独立宣言をし
た国家です。同国家は、間もなく崩壊しましたが、1944年11月12日に再び独立宣言を
しました。しかし、1949年、中国の人民解放軍の侵攻により、東トルキスタンは中国
の事実上の植民地として統合されたのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%
E3%82%BF%E3%83%B3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD

 昨日の集会では、中国政府の危険な人権侵害・民族浄化がきびしく糾弾されるとと
もに、ウィグル族の祖国愛・
民族愛が強調されました。私は、東トルキスタン共和国の国歌を初めて聞き感激しま
した。

    ある本のお勧め

 現在、書店の店頭に、ジェフ・ダイヤ―著、松本剛史訳「米中 世紀の競争 アメ
リカは中国の挑戦に打ち勝てるか」日本経済新聞出版社 が並んでいます。実にいい
本で、お勧めです。
 著者は、フィナンシャルタイムズの記者です。事実に接近するという原則を守って
いるので、「ああ、あの時の事実は、そう位置づけられるのか」ということが分かり
ます。私は、ASEAN諸国の内在的論理を勉強させていただきました。
 ただ、惜しむらくは、この本は2014年の出版で、中国の株式バブル崩壊後からみ
れば、やはり中国に対して甘いのです。
 日本の平和活動家の中には「シンデレラ願望」を有していて、いつか民衆の立場に
立った、すごい理論家があらわれてすごい本を書く時がやってくる。それまで、くだ
らない本は読まない、と考えている人が結構多いのです。それが、いかに幻想かは、
言うまでもありません。私達一人一人が、中国の現実と向きあい、様々な立場の人の
意見を聞き、自分なりの中国像を作り、それを多くの人と議論するしかないと思うの
です。

_________________
           以上







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