[CML 040476] <テント日誌11月3日(火、祝) 経産省前テントひろば1515日目>

Kimura-m kimura-m at ba2.so-net.ne.jp
2015年 11月 4日 (水) 23:44:16 JST


(転送します)

テント日誌11月3日(祝)
経産省前テントひろば1515日

国会正門前でも「アベ政治を許さない」というポスターが一斉に	
今日は晴れの特異日だとか、雲ひとつない青空だったが、テント前は風が強く枯葉が舞っていた。
澤地久恵さんの呼びかけで一斉に「安倍政治を許さない」のプラカードをあげる日
テントに「DON'T FORGET FUKUSHIMA」の看板を寄付して下さった木内みどりさんが寄って下さった。
没収されてしまうのは許せないので持ち帰ったが、テント運動を続けるために必要ならいつでもお貸ししますと言って国会前に向かって行った。
その後テント前でイベントに参加したいと来てくれた人たちが居て皆で一時にプラカードを上げ、国会開催しろ!とコールした。
今日もテントを心配してきてくれる人たちが居て嬉しい。
何事も無かったので安心して早めに帰宅した。(I・K)

原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動
〜原子力規制委員会は再稼働推進委員会〜
〜原子力規制庁は再稼働促進庁〜
川内原発1号機を止めろ、2号機を動かすな
総ての原発の再稼働反対
毎週水曜日12時〜13時、六本木ファーストビル前
(11月4日、11日、18日、25日【水】)
新規制基準は緩すぎて不合理(電源車とポンプとドリルを買えばいいだけ)
設置変更許可審査は基準地震動620ガル「違法」で甘い甘い審査
工事計画認可は「白抜き偽装」「耐震偽装」の出鱈目
設置変更認可も工事計画認可も保安規定も「行政不服審査法」に基づく異議申立中
再稼動開始直後に2次冷却系でトラブル、直ちに1号機を止めるべきだ
古い古い蒸気発生器のままの2号機を動かすな
避難計画は実現性無し、住民説明会要望に応じなさい
使用済み核燃料の始末をどうする?
原発が無くても電気は足りているぞ!
呼びかけ:木村(雅)(@kimuramasacl、kimura-m at ba2.so-net.ne.jp)
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前 港区六本木1丁目9番9号)東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」から「泉ガーデンタワー」を経て徒歩4分 日比谷線「神谷町駅」徒歩8分


テント関連、あるいはテント周辺での行動予定
11/4(水)の二つの抗議行動
1.第16回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議
   日時:11月4日(水)17時30分より18時30分
   場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
   主催:再稼働阻止全国ネットワーク? TEL 070-6650-5549
2.第26回東京電力本店合同抗議行動
   東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
   原発再稼働は日本を滅ぼす
   日時:11月4日(水)19時より20時
   場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
   よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
   賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
11/ 5(木)裁判東電株主代表訴訟第21回口頭弁論10:30〜東京地裁103号法廷
     報告会:参議院議員会館(予定)
11/ 6(金)抗議行動 首相官邸前抗議  


『原発雑考』からの転載 興味深い記事ですので転載します。
アレクシェービッチさんのこと
 ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシェービッチさんがノーベル文学賞を受賞した。数年前から有力候補とされ、今年は最有力候補だったというから、村上春樹ファンには気の毒だが、順当な選考だろう。
 チェルノブイリ原発事故に遭遇したベラルーシの人びとの声を記録したインタビュー集『チェルノブイリの祈り』がアレクシェービッチさんの主著の一つで、その関係で幾度か来日している。とりわけ2003年10月にはチェルノブイリ救援・中部の呼びかけで集まった諸団体が招聘し、各地で講演会が行われた。名古屋の講演会には私もスタッフとして係わり、身近で接する機会があったが、気さくな人柄だったことを覚えている。
 アレクシェービッチさんの作品の多くは、独ソ戦(1941?45年)、アフガン侵攻(79?89年)、チェルノブイリ原発事故(86年)、ソ連崩壊(91年)など、20世紀中葉以降に旧ソビエトを舞台にして起きた大事件に遭遇したベラルーシのふつうの人たち(彼女は「小さき人びと」と呼んでいる)の経験を聞き書きしたものである。
 社会主義、戦争、そして核エネルギー利用は、20世紀を特徴づける大きな出来事であるが、その破滅的な影響のすべてを直接こうむったのが、ソビエトに属し、独ソ戦の戦場になり、チェルノブイリ原発事故の被災地になったベラルーシ(ウクライナおよびロシア西部も同じ)である。独ソ戦ではベラルーシの人口の4分の1が犠牲になり、チェルノブイリ原発事故ではやはりベラルーシの人口の4分の1が被災した。アフガン戦争にはベラルーシからも兵士が動員されているし、いま手元に信頼できる資料はないが、ソビエト体制による犠牲者の数がベラルーシでも膨大であることもたしかである。
 その意味で彼女の仕事は、たんにベラルーシの小さき人びとの経験、その苛烈な生と死の記録であることを超えて、人類史上最悪の人為的死の世紀といわれる20世紀に生きた人間の記録としての普遍性を有している。

日米原子力協定と脱原発
 日米原子力協定があるから(それに縛られて)日本は脱原発できないと主張する矢部宏治氏の『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル、2014)が評判になっているという。
 現在の日本の原発(軽水炉)はアメリカの技術を導入したもので、導入に際してアメリカと結んだ(結ばされた)のが日米原子力協定である。その主な内容は核拡散防止のための措置である。核技術を他国に転移する際には核拡散防止の協定を締結するのが国際的な常識である。
 その日米原子力協定の中に〈アメリカが同意しないかぎり日本は原発を止められない〉という主旨の規定があるというのは、私には初耳だった。そこで改めて日米原子力協定を読み、矢部氏の本を読んでみた。
 矢部氏が根拠として持ち出すのは、下に示すこの協定の第12条4項である。
 両当事国政府は、いす?れか一方の当事国政府か?この協定の下て?の協力を停止し、この協定を終了させ及ひ?(放射性物質等の??引用者)返還を要求する行動をとる前に、必要な場合には他の適当な取極を行うことの必要性を考慮しつつ、是正措置をとることを目的として協議し、かつ、当該行動の経済的影響を慎重に検討する。
 矢部氏はこの条文を「アメリカの了承がないと、日本の意向だけでは絶対に(原発を)やめられない」ことを意味すると解釈しているが、この解釈はまったくの見当違いである。読んで字のごとく、この条項は協定を終結させる前に協議等を行わねばならないことを規定しているだけである。
 日米原子力協定の有効期間は30年で、2017年12月に期限が来る。それ以降は6ヶ月前の通告によって自由に協定を終結することができることになっている。2017年12月までは破棄という一方的措置を取らないかぎり協定に縛られるが、この期間についても原発を止めることが禁じられているわけではない。脱原発した上でこの協定の義務(=核拡散防止)を遵守すればよいのであり、それは完全に可能である。
 この協定には、協定が失効しても核拡散防止に必要な措置を定めた諸規定は効力を持ち続けるという以下の条項(第16条3項)もある。 
 いかなる理由によるこの協定又はその下て?の協力の停止又は終了の後においても、第1条、第2条4、第3条から第9条まて?、第11条、第12条及ひ?第14条の規定は、適用可能な限り引き続き効力を有する。
 こういう条項を置くことは、核拡散防止のためには至極当然のことであるが、矢部氏はこの条項についてもまったく見当違いの解釈をしている。
 矢部氏が主張の根拠として示すのは、上に引用した二つの条項だけである。どう考えても、これらの条項から〈アメリカが同意しないかぎり日本は原発を止められない〉という解釈を引き出すことはできない。
 矢部氏の議論全体の中心は、日米地位協定を材料にして、在日米軍・米軍基地の治外法権的実態を論じることであり、原発をめぐる日米関係については付随的に扱っているにすぎない。ところで、日米安保体制のもとで米軍に自由な基地使用を保障することが目的の日米地位協定と、核拡散防止が目的の日米原子力協定とでは、協定におけるアメリカと日本の位置関係はまったく異なっているのだが、矢部氏は日米原子力協定を日米地位協定の原子力版と捉えてしまったようである。これが矢部氏の誤解の原因だろう。
 福島原発事故の後、当時の民主党政権の原発政策が変転し、そこにアメリカからの圧力があったのではないかと推測された。圧力があったのはおそらく事実だろう。日本が原発建設技術を保持し続けることをアメリカは期待しており、脱原発でそれが失われることを嫌がっているからである。
 アメリカは、原発運転技術は世界一だが、長年原発の新規建設を行ってこなかったことから、原発建設のトータルな技術を持っておらず、原発建設には他国に依存しなければならない部分が多々ある。問題はどの国に頼るかで、近年原発建設の豊富な実績があるとはいえ中国に頼るわけにはいかないし、なにかとアメリカに楯つくフランスにも頼りたくないだろう。そこで忠実な同盟国である日本があてにされているのである。
 しかしこれはアメリカ政府の意向あるいは政策の問題であって、協定にもとづく拘束ではない。アメリカの意向に逆らわない対米追随政権なら脱原発の決定をためらうかもしれないというだけの話である。
 ある面でアメリカは日本の原発技術に依存しているのであり、日本が脱原発すれば、アメリカも原子力政策を見直さざるをえなくなる可能性が高まる。それは世界的な核兵器廃絶、脱原発への大きなはずみになりうる。脱原発を指向する立場からは、原発をめぐる日米関係はこういう大局的見地から論じられるべきであって、矢部氏のような宿命論的議論(しかも誤解にもとづいた)は頂けない。
 なお、日米原子力協定には日本に使用済み核燃料再処理(=プルトニウム保有)を行う権利を認める条項が含まれている。これは核武装の潜在能力の保持という妄想に囚われた歴代日本政府がアメリカから勝ち取った特権であって、アメリカはこの特権を回収したがっており、この条項も再処理およびその前提としての原発稼働を日本に義務づけるものではありえない。


雑  記  帳
 トヨタの高級車レクサスRXの新型がテレビと新聞で紹介されていた。
 私はクルマを運転しないが、歩行者としていろいろ観察していて、最近はフロント部のデザインが威圧的なクルマが増えたような気がしていた。
 レクサスRXの画像を見て、これはその極みだと感じた。牙をむき、口を大きく開けた怪獣のようなのである。こんなクルマが狭い道路の前方から走ってきたら、歩行者はさぞかし怖いだろう。
 レクサスRXは最高750万円もするから、ユーザーは富裕層に限られる。 彼らのかなりの部分は、際限のない企業間競争やマネーゲームの渦中にあって、〈成功〉の裏でさまざまな不安に苛まれている。彼らの中では格差を当然視し、貧困層を邪魔者視する風潮も広がっている。
 通常、人が攻撃的になるのは、強い不安感を持ち、かつ相手を見下している(見下したいと思っている)場合だから、富裕層の多くが攻撃的な心理状態になっていても、まったく不思議ではない。
 レクサスRXは、そういう人たちに好まれそうなクルマ、そして分断が深化する日本社会を体現したクルマといえよう。




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