[CML 037647] 今日の言葉 ――日弁連は今、時局迎合した戦前の大日本弁護士会連合会のなれの果ての道に踏み込んでいる。

higashimoto takashi higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
2015年 5月 29日 (金) 22:46:00 JST


【日弁連問題が勃発していることに気づかなかった不明】
武本夕香子弁護士の論考で初めて日弁連会長の会務執行方針の「基本姿勢」を読んだ。これほどひどいとは正直、
思わなかった。人権の砦であるべき日弁連は、すでに過去のものになりつつある。「基本姿勢」中、とくに強い違和感
を覚えるのは、「すべての判断基準は、市民の利益に叶い(略)」「日弁連の主張を最大限実現するためには、孤立
を回避することが不可欠であり、独りよがりや原理主義と批判されるような言動は排さなければなりません(略)」との
部分であり、現実迎合の姿勢があらわである。(略)一体、ここにいう理解を得、利益を叶えるべき「市民」とはだれな
のか。「孤立を回避することが不可欠」で「独りよがりや原理主義」と批判されてはならない」相手は誰を想定している
のか。(略)「日弁連の主張を最大限実現するためには、孤立を回避することが不可欠であり、独りよがりや原理主義
と批判されるような言動は排さなければなりません。司法と日弁連の歴史に思いをいたし、経緯と情勢そして現実を
冷静に見極め、説得力のある最善の主張を展開することにより多くの人々の理解を得、力を合わせて改革を着実に
前進させることが大切です。」との基本姿勢を適用すると、猛毒を含んだ法改正の「早期成立を強く望みます」となる
のだ。(略)この延長には、幅広く臣民の理解が得られるよう心がけ、孤立を恐れる、戦前の日弁連の姿が待っている
(略)ポツダム宣言の受諾を受け、おそらく占領軍が憲法改正案を所望していることを聞きつけて、大日本弁護士会連
合会は、臣民の理解を広く得るべく天皇大権は存続させて(結果、天皇は国会の制定した法律の拒否権を持つ)、臣
民の自由は原則として、法律の範囲内についてのみ認めるのを原則とする改憲案を立案したのだ。かかる微温的な
改正しか提言する能力がなかったのが、時局迎合した戦前の大日本弁護士会連合会のなれの果てである。日弁連は
今、その道に踏み込んでいる。マスコミや、大学の批判をしていて足下の日弁連がむちゃくちゃにされていることに気
づかなかった。日弁連問題が勃発していることに気づかなかった不明を恥じる。(街の弁護士日記 2015年5月28日)
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2015/05/post-2f8c.html


【山中人間話】

・画期的判決!勝ったぞ!?東京高裁(須藤典明裁判長)が根津さん「停職処分」取り消し: 5月28日、東京高裁は、
根津さんに対する2007年3月30日に出された卒業式における「君が代不起立」停職6か月処分について
https://twitter.com/lnjnow/status/604086796436267009https://twitter.com/lnjnow/status/604086796436267009


東本高志@大分
higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/ 



CML メーリングリストの案内