[CML 036857] 秦郁彦って本当に歴史学者なの?

小林久公 q-ko at sea.plala.or.jp
2015年 3月 29日 (日) 18:59:55 JST


小林です

3月17日、秦郁彦氏らが日本海外特派員協会で会見し、
日本の歴史学者として、アメリカの教科書記述について訂正を求めたとのことですが、 

その中で、20万人説の誤りの根拠として次のように述べたとのことです。

「(教科書に)20万人の慰安婦が毎日20人から30人の兵士たちに性サービスをしたと書いてあるんですが、
当時海外に展開した日本軍の兵力は約100万人です。
教科書に従えば、接客は1日5回という統計になりますから、20万人が5回サービスすると100万になりますので、
兵士たちは戦闘する暇がない。毎日慰安所に通わなければ計算が合わなくなるわけですね(会場から笑い)。
そういう誇大な数字が教科書に出されているということです。」
http://blogos.com/article/108036/

しかし、「当時海外に展開した日本軍の兵力は約100万人です」などと言う
秦郁彦という人は、本当に歴史学者なのでしょうか、数字が間違っています。

残念なことは、そのことについて記者から質問がないということです。
記者の質も落ちたものです。

当時、海外に展開していた日本兵の数は100万人ではありません。その五倍の511万人です。

1964年に厚生省が発表した「大東亜戦争における地域別兵員及び死没者概数」の数字によると、
1945年8月15日の陸軍の現存兵員547万人のうち
海外(含む沖縄)の現存兵員は310万人、それまでに海外で死亡142万人、合計452万人が海外に派兵されていました。
海軍は241万人の現存兵員のうち、海外に45万人、海外で死亡41万人、合計86万人が海外に派兵されていました。
日本軍の海外にいた兵員数の総合計は、511万人で内死亡者が183万人ということです。 


この中には、朝鮮人、台湾人も含まれています。

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