[CML 036511] Re: 漫談だ「虚構の法治国家」なり 郷原信郎と森炎本

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2015年 3月 3日 (火) 00:21:24 JST


前田 朗です。
3月2日

困りましたね、大山先輩。

だって、瀬木さん、郷原さん、森さんの主張を見れば、法律に関わる部分、理論
に関わる部分は、すべて既に何千回と言われてきたことばかりですよ。

何千回と言うのは、刑事法研究者、日弁連、救援連絡センター、ガサ子ちゃん倶
楽部が長年にわたってえんえんと繰り返してきたことだからです。

おまけに国際自由権規約委員会や拷問禁止委員会からも何度も改善勧告を受けて
きた問題です。

それでも、瀬木さんたちがああいう主張をなさるのは大歓迎です。第1に、元裁
判官、元検察官による刑事司法批判には、それだけで意味があるので。第2に、
それぞれが体験したエピソードを追加してくれるので、より説得的になるので。

二番煎じどころか百番煎じ、千番煎じの内容を、私が初めて唱えた、と言ってい
られる無知と蛮勇も驚異的なので、私たちも少しは真似したほうがいいのかもし
れませんが(苦笑)。

森さんなんて「冤罪支援運動はすべて間違いだと思っていた」わけです。195
9年生まれですから、松川事件や仁保事件を知らないのはともかく、免田事件再
審無罪が1983年ですから、森さんが司法試験勉強中の頃でしょう。松山事件
が1984年。島田事件が1989年。何を見ていたのやら。

それでも、現在の森さんは冤罪を独自の観点で分析していて、なかなか参考にな
りますが。

ガサ子ちゃん倶楽部の方が先進的なのですよ。知らなかった?(笑)。


----- Original Message -----
> 前田せんせ
> 
> 特別講義を受けたみたいで、らっきー。
> 勉強になる。三日たつと忘れるので、今度は忘れないように願かけよう。
> 
> >100%嘘
> 
> がびーん。しょっく。
> 
> >日弁連、刑事法研究者による多くの批判を無視する姿勢は、瀬木さん、郷原
さん、
> 森さんの共通点です。
> 
> そうなんだ。
> うーむ。指摘されると、そういう気分になってきた。
> 
> 千恵子@とうしろうゆえ「当たり前田のクラッカー」を知らない
> 
> 2015年3月1日 5:00 <maeda at zokei.ac.jp>:
> 
> > 前田 朗です。
> > 2月28日
> >
> > ノン・ストーリー大山さん
> >
> > ご苦労様。
> >
> > 「件名」を一文字変えさせてもらいました。
> >
> > 郷原・森漫談、確かに一般向けにはそれなりにおもしろいですが、
> >
> > 中味はすべて、従来から何百回、何千回と語られてきたことの繰り返しです。
> >
> > マスコミに売り込む能力が優れている、というだけです。
> >
> > それも重要な能力ですが。
> >
> > おもしろいのは、瀬木さん、郷原さん、森さん、
> >
> > いずれも元検察官や元裁判官だけあって、言うことが全く同じです。
> >
> > その一つだけ示しておきます。
> >
> > 瀬木さん、郷原さん、森さんの主張の共通点は、
> >
> > 「このような批判は自分たちが初めて行なったものである。これまではこの
よう
> > な批判はなかった。左翼は司法をいろいろと批判してきたが、イデオロギー
的批
> > 判ばかりで、具体的な現場に即した批判はしてこなかった」というものです。
> >
> > 見事に同じことを主張しています。
> >
> > これが100%嘘であることは今さら言うまでもありません。
> >
> > 日弁連、刑事法研究者による多くの批判を無視する姿勢は、瀬木さん、郷原
さん、
> > 森さんの共通点です。
> >
> > それはともかく、最も重要なのは、市民の自由と権利を保障・実現するため
に、
> > 日本刑事司法をどのように正すのか、です。
> >
> > この3名は「精密司法」「人質司法」という言葉を積極的に使っています。
> >
> > しかし、「精密司法」「人質司法」はもともと刑事法学者が使ってきた言葉
です。
> >
> > そのことをきちんと理解しているのかどうか。
> >
> > 全体の評価では、大山先輩と私とでは、似ているようで、やや違うようです。
> >
> > 郷原追っかけファンに、日本の刑事裁判改善の議論ができるはずもないので、
> >
> > そこが違うんだ、と言いたいのですが。
> >
> > はてさて。
> >
> >
> >
> >
> >
> >
> > ----- Original Message -----
> > > 「虚構の法治国家」 <http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/blog-entry-816.html>

> >  郷原信郎
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/667749983e9fa9481617d80f8349111e>

> >  森炎
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/0d2b258be79acce0ba97f28e06a53b9e>

> >  講談社
> > > <http://www.junkudo.co.jp/mj/products/detail.php?isbn=9784062189873>

> > >
> > > 元・検事の郷原信郎
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/667749983e9fa9481617d80f8349111e>

> >
> > > 、元・裁判官の森炎
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/0d2b258be79acce0ba97f28e06a53b9e>

> > 。
> > >
> > > このふたりならではの対談。
> > >
> > > 「裁判官は検察官の言いなりになっている」といった指摘に対して、森は
「言
> > いなりになるというより、むしろ、積極的に検察にもたれかかりたいという
精神
> > 性」と言う。「もたれかかる」ではなく
> > > *「もたれこみ」*だと。以下、本文に詳細、17頁あたり。
> > >
> > >
> > > --------- 目次 緑字は千恵子のメモ -------------------
> > >
> > > 1 検察と裁判所、両者を一つの有機体としてとらえないと、本当の意味
での
> > 批判は成り立たない。
> > >
> > > *第1章 「巨人」=「検察」と「寄生虫」=裁判所の異様な関係*
> > >
> > > 23 無罪判決を出すのは「壊れた裁判官」 ぎやあ
> > >
> > > *第2章 冤罪を再生産する法権力のメカニズム*
> > >
> > > 53 帝銀事件
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/d0d44db43dd43df8bb614c445c607417>

> >
> > >
> > > 61 財田川事件
> > >
> > > 68 足利事件
> > >
> > > 73 東電OL殺害事件
> > >
> > > 91 黙秘
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/3de0aa8b92480bd387182b17d25cbcac>

> > 。はじめから真実を述べようとしない者は保護に値しない
> > > うわー
> > >
> > > 93 陸山会事件
> > >
> > > *第3章 相次ぐ不祥事で崩壊した「検察の正義」*
> > >
> > > 108 検察ファッショ
> > >
> > > 120 市民団体 うちらだ
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/b8a7fc7ebbb42f662bf15e85eb1e3b8a>

> >
> > >
> > > 128 厚労省郵便不正事件
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/28c7e7506d27c5c940c8661cc49e2f9c>

> >
> > >
> > > 149 ストーリー田代
> > > <http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/dc1aac14ba81c00f90d5c4e828135e00>

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