[CML 037939] インティファーダの牛についての映画「ザ・ウォ ンテッド18」 米国とイスラ,エルがパレスチナ人映画製作者をNYプレミアから締め出す
檜原転石
hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 6月 16日 (火) 07:43:01 JST
檜原転石です。
土地泥棒と人種主義が国是のテロ国家イスラエルですが、これほどの悪が見逃さ
れ、或いはパレスチナ人の善が悪に逆転してしまうのは、メディア(ミーディ
ア)の垂れ流す大嘘が原因です。勿論情報は嘘ばかりではなく、ナチスのユダヤ
人迫害などは頻繁に映画化されますが、同じ被害者であるはずのロマを扱った映
画など──私は見た記憶がない──はまず見ることもできません。よってイスラエル
は歴史の被害を独占利用できるのです。
まあそういうわけで、以下もおなじみのイスラエルの手口──
▼The Wanted 18: Israel Blocks Palestinian Filmmaker from Making NYC Film
Premiere About Intifada Cows
http://www.democracynow.org/2015/6/12/the_wanted_18_us_israel_bar
▼インティファーダの牛についての映画「ザ・ウォ ンテッド18」 米国とイスラ
エルがパレスチナ人映画製作者をNYプレミアから締め出す
毎年恒例のヒューマンライツウォッチ国際映画祭がここニューヨーク市で開催さ
れていますが、主役となるはずの監督が、米国で行われる自身の映画のプレミア
に出席できません。パレスチナの映画製作者アメール・ショマリは、イスラエル
から「安全保障上の脅威」とみなされ、米国ビザが取れるエルサレ ムに行くこ
とを阻止されました。そこで彼は、米政府がビザを発行しているヨルダンのアン
マンに行きましたが、そこでもビザ発給の機械が故障していると言われました。
今までショマリはヨーロッパで開かれたいくつ もの祭典に問題なく出席し、彼
の映画は国際的な称賛を得てきました。興味深いことに、映画The Wanted
18(『ザ・ウォンテッド18』)には、イスラエルが昔から、あらゆる形のパレス
チナによる非暴力の抵 抗を危険、脅威とみなし、卑劣な手段で攻撃してきたこ
とが描かれており、第一次インティファーダのとき、パレスチナ人の共同体が自
分たちの乳製品のために所有していた18頭の 牛をイスラエル軍が「イスラエル
国家の安全を脅かす」として追跡したという驚くべきエピソードを再現していま
す。本日はラ マラにいるアメール・ショマリに話を聞きます。
▼ミシェル・コロン「メディアが広めたイスラエルに関する10の嘘」文字起こ
し http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39187539.html
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