[CML 037903] Re: IK改憲重要情報(80)

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2015年 6月 14日 (日) 22:04:14 JST


前田 朗です。
6月14日


> どうでもいいけど、河内氏の中国脅威論を受け取らないように設定できません
か?
>  

デマ垂れ流し専門家の投稿は削除すればいいだけです。

[keystone]から転送です。

************************************

南沙諸島やその周辺の領有権問題に関して、日本では右から左まで一緒になって
中国ばかり非難してますが、これは公正な態度とは言えませんね。

だいたい、中国の岩礁埋め立てがそんなに問題なら、1980年代から1990年代にか
けて、台湾、ベトナム、フィリピンやマレーシアが次々と滑走路(立派な軍事施
設)を建設しちゃったのも問題なんじゃないですかね。
台湾はイツアバ島に1200m級、ベトナムはスプラトリー島に600m級、
フィリピンはチツ島に1200m級、マレーシアはスワロー礁に1000m級(後に1400m
に拡張)
の滑走路を建設していますよ。
しかし、これらの「力による現状変更」に対する非難は、とんと聞いたことがな
いですね。

それに、そもそも中国が南沙諸島に対して領有権を主張するようになった原因の
一つは、1939年、我が「大日本帝国」がこれらの島々を勝手に台湾総督府の管轄
下に編入してしまったことですよ。
戦後、台湾を返還された中国政府が、南沙諸島も一緒に返還されたと考えるのは
むしろ当然じゃないですか?

南沙諸島問題についてはこちらのブログが詳しいので、まずはこのへんの記事を
読んで頭を冷やしてはどうでしょうか。

 南沙諸島/新南群島/スプラトリー諸島の所属に関する件
 http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20150601/1433177811

 南沙諸島に対するフィリピンの領有権主張の変遷
 http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20150609/1433860640




> > From: kenkawauchi at nifty.com
> > To: tacotaco10 at hotmail.com
> > Date: Sun, 14 Jun 2015 16:09:59 +0900
> > Subject: [CML 037895] IK改憲重要情報(80)
> > 
> > IK改憲重要情報(80)[2015年6月14日]
> > 
> >  私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を
発信しま
> > す。(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・
転送は自
> > 由です。)
> >    
> > 弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
> > 
> > 連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
> > (電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884)
> > 
> >  弁護士アピールを支持する市民の会
> >  http://2010ken.la.coocan.jp/kaiken-soshi
> > 
> > _____________________________________
> > (以下の見解は、河内の個人的見解です。御理解のほど、よろしくお願い申
し上げま
> > す。)
> > 
> >    国際社会での激しい応酬
> > 
> >  中国の南シナ海での岩礁埋め立てをめぐって、国際的に激しい応酬が展開
されてい
> > ます。
> >  6月11日には、カーター米国防長官と范
> > 長龍・中国中央軍事委員会副主席が米国防総省で会見しています。いわば、
軍事面の
> > トップとトップが直接にやりあったのです。
> > http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPKBN0OS01C20150612
> > 
> >  国連海洋法条約の締約国会議では、フィリピンが中国を厳しく批判しまし
た。フィ
> > リピンが軍事的衝突もやむをえないと考えている様子には、全面的に賛成で
きません
> > が、フィリピンが中国に毅然とした姿勢を貫いていることは立派です。
> > http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150613/k10010113501000.html
> > 
> >  フィリピン・マニラでは、6月12日、中国への抗議デモがおこなわれました。
> > http://www.sankei.com/world/news/150612/wor1506120035-n1.html
> > 
> >  マレーシアが中国船監視にミサイル搭載の海軍艇の派遣を始めました。マ
レーシア
> > は最近まで、今回の中国の岩礁埋め立てに対し、「中立的」と報道されてい
ました。
> > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00000002-asahi-int
> > 
> >  中谷防衛大臣が国会で、有事も平時も豪軍と連携可能と答弁しました。こ
れは、重
> > 大な答弁です。つまりは、有事も平時も関係ない、相手がだれであっても、
連携が必
> > 要であれば連携する、ということで、国会での議論は関係ない、ということ
になりま
> > す。私が恐れているのは、この論法でいけば、周辺事態法の「改正」も「改
正」しな
> > いも関係ない、南シナ海紛争に自衛隊は正々堂々と関与する、ということに
なるとい
> > うことです。
> > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000067-san-pol
> > 
> >  中国の羅援・退役少将が、アメリカに10項目の挑戦状を送りました。「ア
メリカ国
> > 民はそれを容認できるか」から始まる10項目の主張は、傲岸不遜そのもので、
読んで
> > いて気分が悪くなります。このような主張する人民解放軍がアジアを支配す
ること
> > は、絶対にごめんです。
> > http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43999?pd=all
> > 
> >   上記の記事の中で、北村淳氏が「南シナ海での米中軍事バランスは中国側
が有利
> > に」と書いていることは、議論を呼ぶでしょう。米中衝突の場合の軍事シュ
ミレー
> > ションについては、この「IK改憲重要情報」
> > でも、とりあげてきましたが、私にはよく分かりません。よく分からない一
つの原因
> > は、中国の強力な武器である弾道ミサイル東風21号がどのように配備されて
いるか、
> > それに対し、アメリカの対抗策がどれくらい実効性があるものか、よく分か
らないか
> > らです。
> >  引き続き、この問題を追及していきます。
> > この問題を研究しておられる方に御教示いただければ幸いです。
> >  よろしく、お願い申し上げます。
> > http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/asbm.htm
> > 
> > _________________
> >                以上
> > 
> > 
> > 
> > 
> > 
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