[CML 037890] “ユダヤ・ナチの蛮行”とかいう言葉も、ナチの蛮行がなければ使えない言葉 Re: 今日の言葉 ――「嘘」は嘘のうちに潰さなけらばならない。「嘘」が「既成事実」になった後は、坂を転げ落ちるように武力行使に加担していく。

檜原転石 hinokihara at mis.janis.or.jp
2015年 6月 14日 (日) 07:25:34 JST


檜原転石です。

東本さん、こんちは。

田中宇の記事を紹介するのはいいとしても、ナチスの犯罪がなければ今のイスラ
エルの存在がないことも常識なので、ナチスの集団殺戮に疑問を持ち出すと、反
イスラエルの根拠を失う結果にもなります。

イスラエルがナチスの集団殺戮を独占利用してますが、言うまでもなくナチスの
殺したのはユダヤ人だけではありません。ロマは比率ではユダヤ人より多いので
す。以下には書いてありませんが、同性愛者や「エホバの証人」なども被害に
あっています。

★ナチスによる政治的に最初の犠牲者は共産主義者、集団殺戮の最初の犠牲者は
障害者。
★ナチスの集団殺戮の被害者は、障害者、ロマ(ジプシー)、ユダヤ人。
★傷害を持ったドイツ人のために発明された殺害方法でユダ人も殺害された

要するに、ナチスの犯罪に疑問を持つということは、障害者・ロマの集団殺戮に
も疑問を持つということになります。これはイスラエルの手法(集団殺戮独占利
用)の裏返しでしかなく、結局テロ国家イスラエルが歓迎するだけです。

私がよく使う“ユダヤ・ナチの蛮行”とかいう言葉も、ナチの蛮行がなければ使え
ない言葉です。

エリック・アザンによれば、パレスチナのジェノサイドを否定する見解は、次の
ようなねじれた三段論法に基づいていたという。
▼エリック・アザン『占領ノート〜一ユダヤ人が見たパレスチナの生活』(益岡
賢・訳、現代企画室)より―─。
.ユダヤ人は我々の土地を盗み、迫害をしている。
.ホロコーストがそれを道徳的に正当化している。
.したがってホロコーストは存在しない。


現実はといえば、土地泥棒のシオニズムがあり、ナチスの集団殺戮があったか
ら、シオニズムとナチスの共犯関係ができ、イスラエル建国が成功し、
その後シオニズムのテロ国家イスラエルは集団殺戮を違う方法で悪用する。
歴史上の集団殺戮を1人占めして、「2度とユダヤ人が集団殺戮にあわないため
に」と称して初期目標の土地泥棒のためにパレスチナ人の集団殺戮、民族浄化を
繰り返す。

まあ早い話、イスラエル問題では皆がノーマン・G・フィンケルスタインを持ち
出すようになれば、イスラエルも大慌てなのだろうが、何故か世の中はそうなら
ない。


▼ノーマン・G・フィンケルスタイン『ホロコースト産業〜同胞の苦しみを「売
り物」にするユダヤ人エリートたち』(立木勝・訳、三交社)より―─。

 ・・・
 イスラエルが1996年にレバノンへ凄まじい攻撃を仕掛け、カーナで100
人以上の市民を虐殺したとき、『ハーレツ』紙のコラムニスト、アリ・シャ
ヴィットは言った。―─イスラエルは何をしても大丈夫だ、「われわれには名誉毀
損防止連盟と・・・・・・ヤド・ヴァシム(筆者注:エルサレムにあるホロコースト記
念館)とホロコースト博物館がついている」。

▼ノーマン・G・フィンケルスタイン『イスラエル擁護論批判〜反ユダヤ主義の
悪用と歴史の冒涜』(立木勝/訳、三交社)より―─。

 つぶさに分析すると、イスラエル・ロビィが反ユダヤ主義として数えるものの
正体は次の三つ、すなわち誇張と捏造、イスラエルの政策への正当な批判に対す
る誤ったレッテル貼り、そしてイスラエル批判をユダヤ人一般への批判にすりか
えるという不当な、しかし予想される「波及」である。私の結論としては、もし
現在の反ユダヤ感情が、あらゆる研究が述べているように、イスラエルによる非
情なパレスチナ人抑圧と符合するものであるなら、賢明な、そして言うまでもな
く道徳的な行動は、占領を終わらせることだ。

 一方イスラエルの政策を利用して、それを口実にユダヤ人を悪魔化している本
当の反ユダヤ主義者もいる(そういう輩の存在を疑う者がいるだろうか)。イス
ラエルの完全撤退は、そういう連中から危険な武器を奪うとともに、彼らの本当
の計画を曝露することにもなるだろう。さらに、多くのユダヤ人がイスラエルに
よる占領に明確に異を唱えるようになれば、非ユダヤ人がイスラエルの犯罪的な
政策を、またそれへの主要ユダヤ人組織による無批判の支持(というより実質は
奨励)を、一般的なユダヤ人の風潮と取り違えることも減っていくだろう。


▼ホロコースト研究におけるロマ民族の位置づけ
千葉美千子
http://www.hokudai.ac.jp/imcts/imc-j/im-j-4/chiba.pdf



> 【「ドイツのテレビが、ホロコーストの史実性に疑問を呈する発言を放映」の意
> 味】(13日)
> ホロコースト」を使って政財界を黙らせて支配するのはシオニストの策であり、
> 隠然ユダヤ人はむしろ被害者だ。欧州では1980年
> 代から、ホロコーストは、南京大虐殺などと同様、第二次大戦中の戦争プロパガ
> ンダ(味方の国民を結束させて戦勝するために、
> 敵方の悪辣さを誇張する報道)がもとになっており、構造的に誇張がありうる。
> ホロコーストの史実性を問われると、シオニストの欧
> 州支配の力が鈍ってしまう。そのため欧州では、ホロコーストの史実性に疑問を
> 呈する者たちを反乱扇動の犯罪者として起訴投獄
> できる法体系(判例)が作られた(このような私の見方自体、欧州では違法にな
> りうる)。欧州などでの、ホロコーストに疑問を表明す
> ることに対する罪は、大っぴらに言論の自由を阻害する、先進諸国ではめずらし
> い法律だ(言論の自由よりも、ホロコーストの史実
> 性に疑いを持たせないという人道上の施策が重要だと説明されている)。 しか
> し最近、この戦線でも、新たな驚くべき動きが始まっ
> ている。ドイツの公共放送である第1テレビ(ダス・エルステ、Das Erste)が
> 最近、ウルスラ・ハーバーベックのインタビューを初めて
> 放映した。ハーバーベックは、ホロコーストの史実性に疑問を表明し「ドイツ政
> 府などに対し、ホロコーストが史実であるという根拠を
> 示してほしいと何度要請しても無視されている。ホロコーストは史実と思えな
> い」と表明し続けている86歳の知的な女性だ。ドイツの
> テレビが、ホロコーストの史実性に疑問を呈する発言を放映したのはこれが初め
> てであり、画期的なことである。第1テレビがインタ
> ビューを放映した後、ドイツの捜査当局が、反乱扇動の容疑でハーバーベックの
> 自宅に何度目かの家宅捜索に入り、彼女に対して
> 何度目かの刑事起訴を行った。ドイツでは、公共放送がホロコーストの史実性に
> 疑問を呈する発言を放映し始める一方、司法当局
> が発言者を以前からの反乱扇動罪で取り締まる(弾圧する)という、相矛盾する
> 動きが並存している。 ドイツ上層部に、イスラエル
> 右派によるホロコーストを使った支配を打破しようとする(隠然ユダヤ人的な)
> 方向性と、ホロコーストによる支配を維持しようとする
> (シオニスト的な)方向性が混在している。これは、市民がBDSを加速する一
> 方で、為政者がイスラエルへの追従を続けているフラ
> ンスや英国と同様の、両義的な状況といえる。これを二枚舌的な状況と見るのは
> 多分間違いだ。シオニストと隠然ユダヤ系との暗
> 闘の表出とみるべきだろう。(田中宇の国際ニュース解説 2015年6月12日)
> http://tanakanews.com/150612israel.htm
> 
> 【山中人間話】
> 以下、参照。
> http://mizukith.blog91.fc2.com/blog-entry-1330.html
> 
> 
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
> 
> 


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